大子はコンニャクの一大産地でした。
最近は価格の低迷で作っている農家も少なくなりました。
かつては農家では各家庭でコンニャクを手作りしていました。
手作りコンニャクは売店で販売されていますが、これも手作りに挑戦してみましょう。
コンニャク玉の種類によって難易度が違ってきます。
在来の良い玉を使えば比較的簡単に作ることが出来ます。
1、洗い コンニャクのへそを取って、タワシでこすって綺麗にします。 素手でやるともの凄く痒くなります。 必ずビニールの手袋を忘れないようにしましょう。 |
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2、切る おろし金でおろした方が味がよいのですが、今回はフードプロセッサーで すり下ろすために適当な大きさに切ります。 |
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3、すりおろす ミキサー出やっても良いのですが。すり下ろしにこだわって フードプロセッサーでおろします。 |
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4、混ぜる すり下ろしたコンニャクをお湯の中に空けて良くかき混ぜます。 お湯の分量はまるのままならコンニャクの5倍。 白いコンニャクを作りたい場合は、多めのお湯の中にすり下ろして 静かに上澄みを捨てて、沈んだノリの部分だけを使います。 |
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5、寝かせる 良くかき混ぜたら静かに置いておきます。 水の量が多いと上澄みが出来ますが、その場合上澄みは捨てます。 |
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6、練る 火にかけて良く練ります。 コンニャクに透明感が出て、煮芋くさくなってきたら終了。 60度くらいになるまでねかせます。 |
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7、凝固剤 凝固剤の炭酸ナトリウムを加えて素早くかき混ぜます。 一度かたまったのがバラバラになりますが構わずかき回すと、 次第に粘ってモッタリしてきます。 |
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8、茹でる 凝固剤で固まってきたら、お玉にとって茹でます。 タッパに入れて茹でると四角のコンニャクが出来ます。 |
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9、茹でる あくの強さにも寄りますが、1時間ほど茹でます。 |
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10、さらす 水にとってさらします。 あくが強い場合は長い時間さらします。 小さく切ってさらすと早くアクが抜けます。 |
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11、出来上がり 初めてですので形が悪い。 トビコの多いコンニャクで少し色が黒いです。 刺身やおでん・油炒めで食べましたが美味しかったです。 |
何とかコンニャクらしく出来ました。
その後いろいろ試してみましたが、コンニャクの産地によって出来が違います。