とっても好きなMIKE BLOOMEFIELD
1981年2月15日、マイクブルームフィールドは車の中で死んでいるところを発見されたました
死因はヴァリアム(精神安定剤)の過剰摂取
享年37歳
この人のこの一曲
マイクのベストプレイは多くの人も同意見だと思います
アルバートのシャッフルです
ベストのアルバムとしてはバターフィールドブルースバンドの
イーストウエストをあげますが
この一曲となるとアルバートのシャッフルをあげます
(巨匠アルバートキングに捧げる曲なのでしょうか?)
この曲は高校1年の時に自宅の隣にあるビルのレコード屋
”C&C”というところで試聴したのが出会いです
もともとは有名なLP、スーパーセッションに入っているものですが
私が聴いたのは、74年にCBSソニーから発売された
ザベストオブマイクブルームフィールドというLPでした
このLPでも一曲目に入っていたのですが
ヘッドホンを耳に当て最初に聞こえてきたしょっぱなの
ギターの音からもう全身硬直してしまいました
本当に音楽を聴いて体が動かなくなる経験ってあるんですね
これを聴いて、ギターって歌うんだ、
ギターってこうやって弾くんだ、
ギターってこんなに饒舌なんだ、
ギターでブルースといえば一つのポジションで
ブルーノートスケールを弾きまくると
思い込んでいたものがぶっ飛んでしまいました
チョーキングというギターならではのテクニックが
これほどまでに自由で、これほどまでに表現力のあるものだとは・・・
この人のこの一言
名盤エレクトリックフラッグの中でマイク自身が書いたライナーの一部です
*********************************************
American music is not necessarily music directly from
America.
I think of it as the music you hear in the air,
and in the
streets;blues,soul,country,rock,religious music,
traffic,crowds,street sounds
and field sounds,the sound of peaple and
silence.
↓
アメリカの音楽が必ずしもアメリカが昔から継承してきたものだけを指すとは限りません
放送や街頭で聞かれる音楽は、すべてアメリカン・ミュージックだと思っています
ブルース、ソウル、カントリー、ロック、宗教音楽、雑踏、群衆、往来や野原の音、
人々の会話や静寂の中に聞かれるアメリカの音のすべてを、
私はアメリカン・ミュージックと考えます
*********************************************
豊かなるアメリカン・ミュージック
私は今のアメリカという国は必ずしも好きではないが
アメリカの文化、特に音楽は本当に好きです