そこには風男のブルースが・・・

12月6日(土)、千倉のアートフリーマーケットでいつもお世話になっている、山口マオさんの個展に行きました。こんなことがないとまず歩くこともない原宿、人の多さにビックリ!でもまっすぐな広い並木道、横道に少し入ると閑静な住宅街、というところがほっとする、好きな街のひとつなのです。マオさんのちょっぴり不思議でコワカワイイ?絵を見て、その明るい笑顔に癒され、ゆっくりと時の経つのを楽しんだ原宿の午後でした。

そして夜は西八王子アルカディアでの、シバさんのライブへ。アルカディアと言えばシバ、シバと言えばアルカディアと言うくらい、深い関係!?「シバ・風男の夜VOL.11」、彼のライブは本当に久しぶりですが、店舗移転後初の本格的ライブということもあり、かなり楽しみ・・・この日は「真黒毛ぼっくす」がゲスト。

広い店内がほぼ満席、シバさんの演奏が始まります。以前ライブにはよく行ったけれど、恐れ多くて話も満足にできず遠くから見ているだけの存在でした。でも今は逆に、奈央屋やアルカディアでお話することはあっても、きちんと演奏を聴かせてもらう機会ってほとんどなかったのです。そして・・・最初のギターのフレーズからグッときてしまいました。切なく胸に迫るブルースがアルカディア中に響き渡ります。パワフルです!渋いです!昔から変わらないシバさんがそこにいました。

そして真黒毛ぼっくす、20年以上前から活動しているバンドです。ボーカル&ギター大槻ヒロノリさん率いるこのグループ、メンバーは流動的らしくこの日は総勢10名、ゲストも豪華です!バンジョー&スティールギター村上律さん、60年代後半から活躍されている大ベテランです。クラリネット多田葉子さん、サックスもやられますが、梅津和時さんのお弟子さん?だった頃から数回お見かけしたことあり。トランペットあまみのユキへぃさん、普段は三線弾き語りをしていて映画の主演もされたことのある若きミュージシャン。昔商店街に流れていたような、サーカスで聴いたことがあるような、どこか懐かしいそのサウンドにとても癒されました。途中からシバさんも参加、賑やかに元気いっぱいに演奏する彼ら。大人数のバンドっていいなぁ、やってみたいなぁ、としみじみ・・・

ミュージシャンも、お客さんも、マスター高木さんも、スタッフさんも、みんなとてもいい顔をしていた、とてもいい夜でした。

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