メインテーマを過去と未来の交錯とした。
いろいろなテーマを考え出しては捨てるうちに、21世紀のはじめでもあるわけだから
少し過去と未来について考えてみよう、ということになり予言書からアイディアを求めた。

 過去のいろいろな時代にいろいろな場所で、ある人は天啓を受け、ある人は冷静に論理的に考察し、
ある人は薬や植物の力を借り、またある人は狂い、そして出てきたのが予言である。
予言はそれこそ星の数ほど、あるいは今まで生を受けたすべての人の数ほどあったと思う。
そのうちの極々わずかが幸運にして、文字に残り、あるいは口承され、おそらくはひどく歪められながらも、
いまの私たちでも読むことができるものとして残っているのがこれら予言書なのであろう。

     こちらの文と各幕の内容については当日配布したレジメより抜粋しました。

 

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