ミニカー・プロファイル

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項目外・アメリカ車・プロファイル:9

《ウィルス・ジープ》
【HONGWELL】

《53年型シボレー・ピックアップ》
【WELLY】

《’71 ビュイック・リビエラ》
【ホットウィール】

《ハンヴィ》
【MAISTO】

《ハマー》
【メーカー・UK】

《ヴァィパァGTS》
【Maisto】

《フォード・フォーカス》
【REALTOY】

《’70 ムスタング BOSS 302》
【MATCHBOX】

≪’99ムスタング≫
【ホットウィール】

以上


《ウィルス・ジープ》

【HONGWELL:1/72・ダイキャスト】

 アメリカの象徴であり、Tタイプ・フォードと共に自動車史に残るアメリカの傑作だと思います。また、傑作兵器でありながら市民が所有し楽しめるできる数少ない動力付き兵器でもあります。
 兵器ですから当然ですが、開発関係者の情報が乏しい事もり時代を超越したデザインとコンセプトは強い好奇心をそそります。

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《53年型シボレー・ピックアップ》

【WELLY:1/60?・ダイキャスト】

 これぞ”アメリカ”です。広大な国土をひたむきに生きる多くのアメリカ人の信頼できる相棒であり生活必需品なのでしょう。このクルマと見渡す限りの農場風景は100%純粋アメリカンです。
 そのイメージが災いしたのか悲しいことにこの時代のフォードを含めたピックアップ・タイプは保守的なアメリカの象徴として映画では損な役回りが多いようです。
 モデリングについてはこの会社:WELLYは知りませんが(リサイクルSHOPで購入)、フォルムは雰囲気を上手く捉えて及第点です。しかしフロント・グリルはご覧の通りでパーツが非常に残念なフィニッシュです。

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《’71 ビュイック・リビエラ》

【ホットウィール:1/64・Realistix】

 71年は環境問題の声も未だ小さく、石油危機の悪夢も2年先と”肥大化の宴”が最高潮に達した時期でした。このリビエラも豪華さとサイズで肥大化の頂点に達したモデルだと思います。
 このやりたい放題のサイズと面取り&ラインのアメリカンスタイルは50年代に始まり70年代に破綻しますが、この伸びやかな豊かさは他国の羨望を集め独自の世界を形作りました。
 ホットウィールのモデリングは素晴らしいの一言で特にリア・ウインドォ周りなど上二枚の写真のアングルは1/18モデルと比べても遜色のない造形でとても1/64には見えません(少し褒め過ぎました)。それにしても実車は大きかったのでしょう他のホットウィールと比べても2割ほど巨大です。その為、ミニカーの立体車庫(【eco&diy】:ミニカー・ガレージ参照)に収納するにも四苦八苦でした。

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《ハンヴィ》

【MAISTO:1/6x・ダイキャスト】

 自由と物量のアメリカを象徴した「JEEP」から新世代米軍の新しい顔として登場した「HAMVEE」です。既に顔も名前も説明の必要が無いほど一般化していますが、この”ハンヴィ”は何を象徴することになるのでしょう、並外れたボディ・サイズからして”ジープ”ほど身近に感じないのが気懸かりです。
 MAISTOのモデリングはキャビンの造形と荷室のスケール感が見事です。写真では分りにくいのですが、幌(タミヤ・テイストな表現が笑えます)なども含め「HAMVEE」の雰囲気十分です。
 スケール表示が無いため”1/6x”としましたが、大きさからして7x台かもしれません。並べるとホットウィールと同じほどの大きさしかありません。

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《ハマー》

【メーカー・UK:1/64?・ダイキャスト】

 TVニュースでもジープに代わり完全にアメリカ軍の顔になった軍用4WD車(これはハンヴィではなく、民生用です)です。その第一印象はそのサイズの圧倒的な巨大さでした。街中で見かけた時の常識外れな大きさは私にアメリカは「市街戦とアジアのジャングル戦」は諦めたのではと思わせるものがありました。
 このモデルはメーカー名が不明の割にはよく感じを掴んだ造形を見せています。しかし、さすがにサスと駆動系は再現不可能なのでしょう、正面と後方から見えるシャシー下面は贅肉で実車のスッキリ感は微塵もありません。

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《ヴァィパァGTS》

【Maisto:1/60?・ダイキャスト】

 大胆で力強いフォルムは”これぞアメリカン・マッスルスポーツ”です。環境、資源を考えずスポーツカーに対する夢と欲望を素直に反映させた良い意味でのアメリカンスピリット満載のスポーツカーの誕生は本当に胸躍る出来事でした。
 これだけの素材をショービズ界が見逃すはずもなくヴァィパァが主役の番組(積読【自動車】:−サロン−ビデオ&DVD参照)が制作されたほどです。

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《フォード・フォーカス》

【REALTOY:1/60?・ダイキャスト】

 私のイメージではフォーカスは100%、スポーツ・ワゴンなのですが、改めて良く見ると「本当は3ドア・ホットハッチなのかな?」と迷います。
 デザインに活路を求める最近の流れに沿ったエクステリア・コンセプトはやはり力が入っています。そして、この目を惹く特徴のある、そして今も大変魅力的なこの荷室にいたるルゥフ・ラインとガラスエリアの幾何学デザインは日本車(特にトヨタ車)にも強い影響を与えていると思います。
 今回のこの車は正確を期せば本来、ヨーロッパ製自動車なのでしょうが、クレーム承知で敢えてフォード製ということで米国車の分類にしました。

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《’70 ムスタング BOSS 302》

【MATCHBOX:1/6x・ダイキャスト】

 知識の乏しい私はこのクルマ”BOSS 302”を知りませんでした。当時はおそらく憧れ車の上を行く夢の車だったのではないでしょうか。
 70年代前半はアメリカ車が輝いていた時代でした。このムスタングも世界をリードするデザインとパワーで多くのファンを作りました
 ”MATCHBOX”のモデリングは幾つも疑問が残る外観ですが、ムスタングの魅力を巧く捉えた不思議なものです。

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≪’99ムスタング≫

【ホットウィール:1/64・ダイキャスト】

 フォードがSUVだけに頼りセダン系の進路を見失っている時期のムスタングです。このモデルも新たなファンを獲得する提案もなく、古くからのファンを繋ぎ止める魅力もないムスタングというネームバリュウだけが頼りのモデルです。
 実車も実車ですが、ホットウィールのモデリングもヤル気を疑いたくなるフィニッシュです。このレベルの造形ではとてもTOMICAのミニカァと比較する対象にはなりません。
※…投売りを¥100で買いました。しかし、今となってはあまり得した気分ではありません。

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