《水入り･変質灯油にご注意》

石油燃焼機器には､新しい純良灯油を

水が混入したり変質した灯油を使用すると

下記のような故障の原因になります。

機器	発生症状	処理方法
芯式 ｽﾄｰﾌﾞ類	l 芯上部にﾀｰﾙが溜まり硬化する l 悪臭や油煙が出て目にしみる l 燃焼しなくなる	l ｶｰﾄﾘｯｼﾞ及び本体ﾀﾝｸを 洗浄する l 芯交換
気化式 ﾌｧﾝﾋｰﾀｰ FF式温風器	l 燃焼不良(火力低下) l 燃焼しなくなる	l ｶｰﾄﾘｯｼﾞ及び本体ﾀﾝｸを 洗浄し気化装置の 交換ｸﾘｰﾆﾝｸﾞ処理
ﾎﾟｯﾄ式 ﾌｧﾝﾋｰﾀｰ FF式温風器	l 点火しにくくなり不完全燃焼 l 白煙が出て悪臭発生 l 燃焼しなくなる	l ｶｰﾄﾘｯｼﾞ及び本体ﾀﾝｸを洗 浄しﾎﾟｯﾄﾊﾞｰﾅｰ及び 電磁ﾎﾟﾝﾌﾟ分解修理

l 灯油に水が混入してしまう主な原因

1. ドラム缶の呼吸作用(昼夜の温度差による結露)

2. ﾎﾟﾘﾀﾝｸなどの管理不良(雨水混入)

簡易確認方法・・・・透明なﾋﾞﾝ等に入れ沈殿物や分離を見る

沈殿物や分離していたらその灯油は使わないで下さい。

l 灯油が変質する主な原因

1. 昨ｼｰｽﾞﾝよりの年越し灯油

2. 直射日光のあたる場所に保管した

3. 錆びたﾄﾞﾗﾑ缶に入っていた

簡易確認方法・・・・透明なビン等に少量灯油を入れ水を同量ゆっくり加え

裏側に白い紙を置き灯油が黄色や茶褐色に

変色していないか見る

変色等あったらその灯油は使わないで下さい。

石油燃焼機器の異常にお気付きの際はご遠慮なく当店の技術員にご相談ください。

石油ファンヒーターで変質灯油や水入り灯油を使用していしまうと燃焼ポットが下記のように

なってしまいます。下写真のようになった場合オーバーホールが必要です。

タールが溜まってしまった状態です。

オーバーホール後の状態です。