宿酔日記〜最近会った人 (03/07/18)

◇ダベユさん(50代後半)

宣伝用景品販売の会社を経営されている。
ところが、週に2〜3回仲間とジャズバーなどでクラリネットの演奏
をしている(ギャラも出る?)。それもアルバート・クラリネットと
いう特殊なものらしい。要望があり、交通費・宿泊代が出れば地方へ
も行く。演奏スケジュールのHPもある。もうこれは趣味の世界では
ない。でも、昼間はかなりの仕事人間。

◇セイさん(60代前半)

数年前大手家電メーカーを停年退職、最近自宅の近くに部屋を借りて
サロンを開設。セキュリティシステムの販売、PCなどの個人教室、
また語らいの場として開放。商売ですか、趣味ですか。
この人がまれに見るジャズ狂い。評論家になれると思う博識。
書棚には懐かしいLP、私など知らない名前がずらりと並ぶ。
この部屋にはCD・DVDもあるが基本はアナログの世界。
本当はここで終日ジャズに浸っていたいのだと思います。

◇アキさん(60代後半)

ギタリストである。(有名かどうかは知らない)
生活のため?ギター教室の先生、パソコン教室の先生でもある。
クラシック、ラテン、ジャズと何でもこなす。自ら撮った写真とギタ
ー演奏の自己表現HPもなかなか凝っている。
98円のTシャツと380円の短パン。愛車はシャフト・ドライブの
自転車、半径10キロはこれで移動。
ギターだけでなく、その言葉に不思議な魅力を感じる。



音楽無趣味な私の音楽大好き人間三人との出会い。それも最近立て続
けにである。通常であれば「ああ、そんなに音楽好きなんですか」で
終わってしまうところ。

そうならなかったのは、ゆっくり話す時間にも恵まれ音楽の話題を押
し付けるわけでもなく自然な会話の中にそれぞれの素敵な生き方を垣
間見ることが出来たからです。まあ、生き方というほど大げさな話で
はありませんが。

たとえばアキさん「俺、胡瓜とトマトが喰えないんだ」
私と同じ人がいた、これだけで感激。その程度です。
その程度が楽しくて、話が弾んでしまう。
三人の楽しい話は多すぎるので改めて。

三人に共通する事は音楽、そしてMACとウインドウズを駆使する。
三人揃ったらどんな会話になるのだろう。これも楽しみの一つ。

近頃ついてない事ばかり、そんな中での素敵な出会い。
出会いなどあまり期待しない昨今、まだまだあるんですね。   (fou

indexへ戻る

TOPページへ

sh2003

スッピン・ハート