昨日今日明日〜写生文 (04/01/09)

テレビで近代日本語について正岡子規の「写生文」という言葉を
耳にしました。

子規が若い画家達の話からヒントを得て考えた言葉だそうです。
「有名な画家には知名度や技術で簡単には勝てない、でもしっか
り写生することでは我々にも機会はあると考えます」

「写生文」とはいい表現だと思います。文章の基本かもしれませ
ん。
絵でいうデッサンに該当するものが文章には無いような気がしま
す。
「写生文」はそれに該当するのではないでしょうか。

晩年の子規は病床にありながら庭の木、花など季節や天候を克明
に言葉で描写し、それが近代日本の小説(文章)に大きく貢献し
たそうです。

おっしゃるとおりです、納得。
と考え、日々日常を文章スケッチしているつもりなのですが、な
かなか思うとおりにいきません。           (fou

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