ドレッシング

去年「ハーシー」の板チョコにハマッタ時期がある。懐かしく思
いスーパーで買ったのが始まり、そして毎日齧りついていた。
一応収まったが、チョコレートをつまむ習慣は未だに続いている。
板チョコをやめて一口分に小分けされたものを数種類用意して、
ウイスキーを舐めながらつまんでいる。

春先、急にドレッシングをかけたサラダが食べたくなった。

あまり野菜が好きでないせいかひと瓶のドレッシングが一年経っ
ても冷蔵庫の隅に潜んでいることがある。
そんなわけで何時もは一回分に小分けされたマヨネーズをドレッ
シングの代用にしていた。

ある日、帰宅途中の電車の中で突然ドレッシングが欲しくなった。
スーパーで買って帰ろう、そう考えたらサラダ用の野菜が冷蔵庫
の中に無い事を思い出す、エライよくぞ気が付いたと自分を褒め
る。
電車を降りて駅前のスーパーに駆け込む。入ったところが野菜売
り場、さて何にするか。
サラダ用の野菜に興味が無いのでなかなか決まらない。おまけに
相場が分からない。
ほうれん草や大根の価格は大体見当がつくのだが・・・
レタス１５０円、特価とある。まあ、安そうなのでそれに決める。
隣の売り場に豆腐が並んでいる。そうだ買い忘れていた。もめん
を一丁手に取りレジで支払いを済ます。
あと１００メートルも歩けば家・・・何か忘れている。
そうだドレッシングを買うためにスーパーに寄った事をすっかり
失念。
仕方ない明日にするか、とその時コンビニの看板が目に入る。
ありました、ただし一種類だけ「テイスティドレッシング和風
」、選びようがないので迷わずレジに。

これがドレッシングに取り付かれる始めである。

夕食にはレタスと「テイスティドレッシング和風」が整列。
シャカシャカと瓶を揺すレタスに振りかける、ん・・・何か物足
りない。
瓶をもう一度良く見る、カシャカシャと振った時は良く混ざって
いるが直に分離することが分かる。
強くシェイクして素早く振りかける。何とかそれを理解する。
初めは分離した油の部分だけだったようだ。
その後、種類によって分離が早いのとそうでもないのが有ること
を知る。
それから二ヶ月、十種類ほど挑戦した。

一番合っていたのは「コールスロー・ドレッシング」。
その他でも気に入っているのは
「シーザー・ドレッシング」「アイランド・ドレッシング」とい
ずれも乳化されたものが自分に合うようだ。

そして現在は「コール・スロー」と新種もしくは乳化系でないも
の一種類を併用している。

気分でミックスして使う。わりあいに何でもあうものです。

気に入ったものの中で「シーザー・ドレッシング」はなかなか面
白い、
コールスローにチーズがミックスされたようなもの。
これをスパゲティに和えるといけます。これだけでも良し。ベー
コン、ツナ、焼きメンタイ何でも合います。まあ、メインと云う
よりサラダ替わりや酒の肴にピタリ。

以下、挑戦した種類です

テイスティドレッシング和風
コールスロー・ドレッシング
シーザーサラダ・ドレッシング
和風醤油・ごま入ドレッシング
デリシャスドレッシング和風
コールスロー・青じそレモン風味
テイスティドレッシング中華胡麻
ガーリックドレッシング・イタリアン
アイランド・ドレッシング
あっさり胡麻味噌

そういえば日本では一番ポピュラーな「フレンチ・ドレッシング」
が抜けていました、何となく触手がわかないのです。　　（ｆｏｕ）