映画・雑記帳 B (03/09/26)

或るとき「人間の条件」(小林正樹)六部作が一挙上映される事に
なった。

約10時間、一日がかりである。
ところがチケットは売り切れ、そうなるとますます行きたくなる。
作品の内容よりも時間の長さに挑戦したかったのだろう。

叔父が松竹に顔が利くのを思い出して頼みこむ。
何と手に入りました、ただし一番前の席。10時間ずっと上を見上
げたまま。終わったらさすがにクビから肩まで痛くてどうにもなら
なかった。字幕物だったらもっとおかしくなっていたと思う。

後年長時間見たのは「大地の歌」(サタジット・レイ)三部作。約
6時間だが後ろの方の席だったのでずいぶん楽だった。

ついでに映画を観るときのポジションの好み。

前から20列くらいで左ブロックの右端。右が通路なので人が気に
ならないから気楽なのかも知れない、空いていても真ん中で観ると
落ち着かない。
家でテレビを見るときも左側から見ると落ち着くような気がする。

                                  (fou

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