映画・雑記帳 E (03/10/17)

若い頃の映画に対する思い出、感情。改めて考えると、いくらでも
ありそうなのにあまり思い出せません。

毎日でも観たかった。
ただ映画を数多く観ただけかもしれません。
それでも、楽しかった。


昔、映画を観ながら考えていた事。(以前書いた事とダブりますが)


◆マイ・シアター

理想の映画館を造りたかった。

ゆったりとしたシート(出来ればリクライニング)で、前の人の頭
も気にならない、好きな作品だけを上映する(現在のシネコンが少
し近いような気もする)。酒、煙草もOK、と"ワガママ"な映画館
が欲しいと思った。

シートやポジションは現在かなり理想に近づいてきたようです。
ビデオあり、CSありで、いつでも好きな作品が観られる良い時代
になりました。

今でも、素敵な名画座を造りたい夢は残っています。


◆ホーム・シアター

ビデオの無い時代なので、16mmの映写機を自宅に備えたいと考
えていた。オーディオなど機器だけで車一台より高くなりそうだっ
た。勿論スペースも無かったし。
仮に出来ても、現在のビデオやDVDと違って16mmのプリント
入手は不可能に近かった。

今なら手軽に出来るのに、失業などでままならず。
色あせた大型テレビと古いビデオ、オーディオで我慢。


◆マイ・ムービー

一度でいいから、映画を造りたい。

出来れば監督として。
今、テレビは何故プロデューサーだけが持てはやされるのでしょう。

就職も含めて、目的達成のための努力が足りずに挫折。
一映画ファンのまま(それもかなり中途半端な)。

去年、映画に携わる知人(監督・脚本家・俳優・プロデューサー)
数人と企画を考え、つてを頼って映画会社・テレビ局に持ち込んだ。
でも企画検討以前に"予算"がありません。不況ですね。

夢みたいな事ですが、考えて、末端に参加出来たことだけでも楽し
かった。チャンスがあれば継続した夢に。

宝くじでも当たればやり方次第で"小品"が2〜3本製作出来る事も
解りました。


*****

儚い夢ですが、楽しい夢でした。

不可能かもしれませんが、夢の続きは見ていたいと思います。

                                 (fou

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