映画うらしまタイムトリップ C (03/05/07)

ピアニストを撃て 1964/3/30(日活名画座)
TIREZ SURLE PIANISTE
1959/仏/フランソワ・トリュフォー
シャルル・アズナヴール☆ニコール・ベルジェ☆マリー・デュボア


記憶だけで書くつもりが、BSで録った古いビデオがあったのでつ
い観てしまいました。
記憶ってあてになりませんね、ラストシーンはアズナヴールが死ん
だと思い込んでいました。それも街中で、まさか雪のシーンは全く
失念。ところが死んだのは恋人、彼はファーストシーンと同じよう
に何も無かったように黙々とピアノを引き続けるシーンでENDい
やFINでした。全く違う作品のラスとシーンと勘違いしていたよ
うです。

アズナヴールは同時期に「ラインの仮橋」を見てなんと暗い顔の似
合う(変なほめ方ですが)俳優だと思いすっかりファンになってし
まいました。
有名なシャンソン歌手だったことは後になって知る。

始めて観たトリュフォー作品だったと思います。その後ファンにな
り今でも記憶に残るのは「突然炎のごとく」。

ところで、ENDマークがなくなり延々とエンドタイトルが出るよ
うになったのはいつからでしょうか。
確に映画は共同作業でかかわった人たち全員が表示されるのは正
しいと思います。でも今のエンディングは長すぎると思いませんか
。何か良い方法はないものでしょうか。感激を心に刻みこむ時間と
考えれば良いのかな。



陸軍中野学校 1966/7/27(並木座)
1966/大映/増村保造
市川雷蔵☆小川真由美


今から考えれば安易なスパイもの。でも当時雷蔵初の現代劇で話題
に。時代劇にはあまり興味がなかったのでそれほど異質には感じな
かった。それより増村保造のイメージが「卍」や「痴人の愛」の雰
囲気があったのでちょっと異質な感じがした。洋画のスパイものを
見慣れたせいか恋人を殺すシーンもちょっと無理があるような気が
した。でも、記憶にあるという事はそれなりに楽しく観たのだろう。


                                    (fou

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