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暗号化ソフトって難しそう? - 2/2 |
更新 : 2009/12/15 |
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Ascii
関数は、文字列をずらす計算をするために、キャラクタを
ASCII コードに変換する関数です。
次にコンストラクタで、各 コンポーネントに表示される文字列を考慮しておきます。 たとえば、Momo ならば WordWrap を false に ScrollBars を ssBoth などに設定しておきます(プロパティで設定しても良いです)。
メインの暗号化の処理です。 暗号化の処理は、 (1) 最初の文字を ASCII コードに変換。 (2) 暗号キーの左桁の数値を (1) から引く。 (3) (2) の数値を文字に戻す。 これを繰り返すことで暗号をかけていきます。 例をあげますと、暗号キーが "3127" だったら、最初の文字は 3 ずらして、次の文字は 1 ずらしていきます。"7" まできたら、最初に戻って "3" を引きます。これを繰り返して暗号をかけていくというわけです。
コンパイルして実行すると暗号化ツールができあがります。 任意の文字列をオリジナル文字列に入力して、暗号化を試してみてください。 暗号化ソフトの作成はこれで終わりです。お疲れ様でした。 今後の課題 今回作成した暗号化ツールは、基本的な動きしか記述していません。実際に使うにはもう少し工夫する必要があります。 いろいろなアルゴリズムを試して解読されない暗号化ツールを作ってみてください。 暗号化の方法にアレンジを加えたフリーウエア Cryptic がダウンロードできます。参考にしてください。イメージ画像を貼り付けておきます。
以上のコードは、ご自由にお使いいただいて結構です。ただし、コードを使用した結果、問題が生じても責任はいっさい負いかねますのでご了承ください。
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