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クリップボードのデータを判定する 

更新 : 2010/09/12

 


解説:
TClipboard は、Windows クリップボードをカプセル化しています。
TClipboard を使うと、アプリケーションでオブジェクトの切り取り、コピー、貼り付けが行えます。
クリップボードを使うためには、 "Clipbrd.hpp" をインクルードする必要があります。

使用例:
今回の例は、クリップボードにあるデータがテキストかどうか調べています。
アプリケーション起動後、Edit1 にテキストを入力します。Button1 をクリックしてから Button2 をクリックすると、クリップボードの情報がテキストの場合、メッセージが表示されます。

コンポーネントは、Edit と Button 二つを適当に配置するだけです。

流れとしては、まずクリップボードにデータを格納するため、Edit1 にテキストを入力して、Button1 の OnClick で、Edit1 のテキストをクリップボードにコピーします。
次に Button2 の OnClick で、クリップボードの内容がテキストかどうか調べます。テキストであれば、メッセージを表示します。

画像などをコピーして試してみるといいかもしれません。

#include <clipbrd.hpp>
//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{   
    //Edit1 に入力された文字列をクリップボードにコピー。
    Clipboard()->AsText = Edit1->Text;
}
//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::Button2Click(TObject *Sender)
{
    //貼り付ける前にクリップボードの情報がテキストかどうか調べる
    if (Clipboard()->HasFormat(CF_TEXT)) 
         ShowMessage("テキストです!");
}
//-------------------------------------------------------------------



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