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Paradox のメモ項目から文字列を抽出（AsString） |
更新 ： 2010/06/25 |
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| 解説： Paradox のメモ項目は、DBGrid では （MEMO） と表示されるばかりで、内容が見られません。メモ項目として表示されるのは、長すぎてレコードバッファに合わない文字列項目型のデータです。このようなデータの内容はどのように見ればよいのでしょう？ Tips では、C++Builder に用意されたテーブル "BIOLIFE.DB" を使って、（MEMO） の内容を表示してみます。 使用例： アプリケーションを起動して、Button1 をクリックすると、"BIOLIFE.DB" の 1 行目のメモ項目が Memo1 に表示されます。 任意のレコードを選んで Button1 をクリックすると、選んだ行のメモ項目が見られます。 準備として、Table, DataSource, DBGrid, Button, Memo を適当に配置してください。 プロパティを以下のように設定しておきます。 Table1 の DatabaseName は BCDEMOS。TableName は BIOLIFE.DB。 DataSource1 の DataSet は Table1。 DBGrid1 の DataSource は DataSource1。 設定が済んだら、Table1 の Active を true にしておいてください。 Button1 の OnClick イベントハンドラでは、FieldByName メソッドで "Notes" の情報を取得しています（AsString は "Notes" の値を表す）。 取得した文字列は、Memo1 に表示されます。 他のテーブルのメモ項目も表示してみてください。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { Memo1->Text = Table1->FieldByName("Notes")->AsString; } //------------------------------------------------------------------- |