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SelectDirectory でディレクトリを選択する |
更新 : 2009/04/04 |
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解説: VCL にあるフォルダを選択するダイアログは、ちょっと使い勝手が悪いですが、ファイルも見たい、などでは使えるかもしれません。ヘルプにも出ているので知っている方は多いと思いますが、ざっと解説しておきます。 SelectDirectory を使って[ディレクトリの選択]ダイアログボックスを呼び出すと、ドライブやディレクトリ、それからファイルのリストが表示されます。ユーザーは、その中から、ディレクトリを選択したり、編集ボックスに新しいディレクトリ名を入力したりできます。存在しないディレクトリを指定した場合、作成することもできます。指定されたディレクトリ名はラベルのキャプションとして表示されます。 使用例: 今回は、[ディレクトリの選択]ダイアログボックスを表示させ、指定したディレクトリを Label に表示しています。 コンポーネントは、 Label, Button を適当に配置して終わりです。 イベントは、Button1 の OnClick のみです。 アプリケーション起動後、Button1 をクリックして、[ディレクトリの選択]ダイアログボックスさせます。ディレクトリ名には、"C:\Windows" が代入されます。ディレクトリを指定して ok をクリックすると Label1 に指定されたディレクトリのパスが表示されます。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { AnsiString dir = "C:\\Windows"; if (SelectDirectory( dir, TSelectDirOpts() << sdAllowCreate << sdPerformCreate << sdPrompt, 0)) Label1->Caption = dir; } //------------------------------------------------------------------- |