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DirectoryListBox でパスを表示 

更新 : 2009/12/21

 



解説:
作成したアプリケーション内で、フルパスやカレントディレクトリを変数に保持させたり、省略したパスをユーザーに示したい場面があります。
そのような時、DriveComboBox と DirectoryListBox を組み合わせると、希望のパスが簡単に取得できます。

使用例:
DriveComboBox と DirectoryListBox を使って、任意のパスを取得後、省略したパスとフルパスを表示させています。

コンポーネントは、 DriveComboBox と DirectoryListBox を配置し Label を二つ追加するだけです。DriveComboBox の DirList プロパティには DirectoryListBox を設定しておきます。

コーディングは、DirectoryListBox1 の OnChange イベントで DirectoryListBox1 の DirLabel に Label1 を割り当て、省略したパスを表示しています。
Label2 の Caption には、DirectoryListBox1 の Directory プロパティを割り当て、フルパスを表示しています。

アプリケーションを起動後、DriveComboBox1 と DirectoryListBox1 を変更して、パスがどのように表示されるか確認してください。 

※例とは逆に、DirectoryListBox に任意のパスを設定する方はこちらを参照してください。

//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::DirectoryListBox1Change(TObject *Sender)
{
    // DirLabel プロパティに設定すると省略パスで表示される
    DirectoryListBox1->DirLabel = Label1;

    // フルパスで表示
    Label2->Caption = DirectoryListBox1->Directory;
}
//-------------------------------------------------------------------



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