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解説: データのやり直しや更新などで、最終的な確認をする場合、メッセージダイアログボックスがよく使われます。このボックスは、いろいろなメッセージやアイコンが表示できます。 ユーザーに分かりやすいように、上手く利用すると良いでしょう。 今回は、ウィンドウを閉じる時の確認メッセージを表示してみます。 他にもメッセージを表示する方法がありますので、調べてみてください。 使用例: アプリケーション起動後、Button をクリックすることで、"終了しますか?" のコメントが書かれたメッセージダイアログボックスが表示できます。 準備としては Button をひとつ配置するだけです。 Button1 のクリックイベントで、メッセージダイアログボックスを表示します。 MessageDlg を記述すると画面中央にメッセージダイアログボックスが表示されます。 メッセージボックスには、表示したいコメントと、アイコン、ボタンを設定しておきます。ユーザーがボタンをクリックするとボタンの値が返ってきます。 OK ボタンがクリックされたら、TApplcation クラスの Terminate メソッドを使って、アプリケーションを終了します。 戻り値によって処理を変えることができます。 時間のある方は、いろいろ記述してみてください。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { if (MessageDlg("終了しますか?", // コメント mtConfirmation, // 疑問符を表示 TMsgDlgButtons() << mbOK << mbCancel, // OK, Cancel ボタン表示 0) == mrOk) // 戻り値は選択したボタンの値が返る Application->Terminate(); // アプリケーション終了 } //------------------------------------------------------------------- |