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ofstream で AnsiString をファイル保存 

更新 : 2009/10/05

 



解説:
AnsiString 変数に保持された文字列をファイルに保存してみます。
Memo などでは SaveToFile メソッドがあります。AnsiString を保存するにはどうすればよいでしょう?

ファイルの読み書きを行うファイルストリームを使うと、驚くほど容易に保存することができます。
ファイルストリームの各クラスは、デストラクタ内で、自動的にファイルを閉じるようになっているので、ファイルの閉じ忘れもありません。

使用例:
以下の例では、ofstream クラスを使って、AnsiString 文字列をファイルに保存しています。

コンポーネントは、 Button を適当に配置するだけです。

最初に "fstream.h" をインクルードしておいてください。

Button1 の OnClick では、まず AnsiString 文字列を用意します。
ofstream のコンストラクタで、書き込み先となるファイルの名前を指定して << 演算子で書き出します。
endl は改行コードで、出力バッファをフラッシュします。

//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
    AnsiString str = "C++Builder";

    ofstream sfile("test.txt");
    sfile << str.c_str() << endl;
}
//-------------------------------------------------------------------



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