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Format で 0 パディングする 

更新 : 2010/05/11

 



解説:
データを扱う場合やカウントなどで、パディングを使いたい時があります。
パディングとは、調べてみますと、「詰め物」とか「埋め草」などという意味があって、コンピュータ関連で、一定サイズのフォーマットとしてデータを構成する場合、データ量の不足を補填するデータを指してこう呼ぶ場合がある、などと説明されています。

分かりづらいので具体的に言いますと、999 までの数字を扱う場合に、最初の数字を 001 で表示したい時があります(00 を補填)。これがパディングです。パディングはスペースで埋めたり、00 で埋めたりします
0 を補完する他の方法も参考にしてください)

使用例:
今回は、Edit に入力された数字を右詰めで 3 桁の 0 で埋めた数字に変換します。

コンポーネントは、 Edit, Label, Button を適当に配置します。

イベントは、Button1 の OnClick だけです。
アプリケーション起動後、Edit1 に入力された数字を変数 num に保持します。その数値を Format 関数を使って、3 桁右詰め 0 埋めの形式に変えて変数 str に代入しています。Label1 で str を表示してお終いです。

桁数を変えたり、パディング文字を変えたりしてみてください。

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// 3 桁右詰め 0 でパディングする
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{   
    int num = StrToInt(Edit1->Text);

    // 指定された桁数より少ないとき、結果の文字列の左側にゼロが埋め込まれる
    AnsiString str = Format("%.3d", ARRAYOFCONST((num)));
    Label1->Caption = "パディング:" + str;
}
//-------------------------------------------------------------------



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