ホーム
|
アプリケーション | Tips | ダウンロード | プログラム
| コラム

CBアプリ工房


Tips >   

ListBox で指定行を選択する 

更新 : 2009/12/16

 



解説:
TListBox コンポーネントを使うとユーザーが選択可能なリストを表示することができます。リストは、ファイル名であったり、読み込んだファイル内容であったり、多岐に渡ります。
リストの項目は、クリックして選択でき、追加、削除も行え、項目がコンポーネントのウィンドウに入りきらない場合は、垂直スクロールバーが表示されます(水平スクロールバーは、コーディングで表示可能)。
OnDrawItem イベントを使うと、背景色や文字色を変えられますので、使い方を覚えてプログラムの幅を広げてください。

使用例:
今回は、MultiSelect プロパティが true と false の場合に、指定行をコードで選択してみます。

コンポーネントは、 ListBox 二つと、Button を二つ適当に配置します。
各 ListBox の Items プロパティに 5 行程度の文字列を代入しておいてください。

イベントは、Button1 の OnClick と Button2 の OnClick です。
まず、Button1Click では、MultiSelect を false にしています。次に 3 番目の項目を ItemIndex プロパティで選択しています。
Button2Click では、MultiSelect を true にしています。 Button1Click と同様、3 番目の項目を Selected プロパティで選択しています。

今回は、コードで行を指定していますが、クリックで指定した行を取得する方法もコーディングしてみてください。

//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
    ListBox1->MultiSelect = false;

    //指定行を選択する
    ListBox1->ItemIndex = 2;
}
//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::Button2Click(TObject *Sender)
{
    ListBox2->MultiSelect = true;

    //指定行を選択する
    ListBox2->Selected[2] = true;
}

//-------------------------------------------------------------------



[ ホーム | ページトップ | ブック | リンク | サイトマップ ]
Copyright(c) 2003 Shibu All rights reserved.