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RadioGroup でどのボタンが選択されているかを知る 

更新 : 2009/12/03

 



解説:
RadioGroup コンポーネントはアプリケーションの設定などで良く使われます。
選択されたボタンは番号が保持されますので、複数候補からの選択や指定が容易に行えます。
ユーザーがラジオボタンを選ぶと、グループ内の他のラジオボタンはすべて選択解除されます。
こうした機能を上手く使い、面倒なコーディングの手間を省くと良いでしょう。

ラジオボタンを追加するには、オブジェクトインスペクタから Item プロパティを選び入力してください。Items の各文字列はグループボックスに表示されます。 ItemIndex プロパティを使うと、どのラジオボタンが選択されているかが分かります。

使用例:
今回は、アプリケーションのオプションなどで良く使われる、複数候補から任意のラジオボタンを選択する例を示します。

コンポーネントは、 RadioGroup, Label を適当に配置してください。

流れとしては、アプリケーションの起動時、RadioGroup1 に Item を3つ用意します(設計時、オブジェクトインスペクタで Item プロパティを編集して、RadioGroup1 に追加する方法も試してみてください)。RadioGroup1 内のひとつをクリックすると、Label1 に Item の番号が表示されます。

Columns プロパティの数値を変更して、ラジオボタンの表示列数を変えてみる、などやコードでラジオボタンを指定するなども記述してみてください。

//-------------------------------------------------------------------
__fastcall TForm1::TForm1(TComponent* Owner)
    : TForm(Owner)
{
    //アイテムを追加
    RadioGroup1->Items->Add("a");
    RadioGroup1->Items->Add("b");
    RadioGroup1->Items->Add("c");
}
//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::RadioGroup1Click(TObject *Sender)
{
    //クリックされたボタンを保持
    int num = RadioGroup1->ItemIndex;
    Label1->Caption = IntToStr(num);
}
//-------------------------------------------------------------------



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