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ダブルクリックで StringGrid の行列を知る 

更新 : 2011/03/19

 



解説:
StringGrid で現在どのセルにアクセスしているのか、知りたいときはどのような方法を取ればよいでしょう。

Selection プロパティを使うと、現在選択されている領域の境界が分かります。
このプロパティで、ダブルクリックしたセルの行列を取得する例をみてみます。

使用例:
以下の例では、StringGrid のセルをダブルクリックして、その行列数を Label に表示しています。

準備として StringGrid, Label を適当に置いてください。

StringGrid1 の OnDblClick イベントで 変数 rect にセルの範囲を記録します。
その値の、第 1 列、第 1 行を行列数として Label1 に表示しています。

Selection プロパティは複数セルを知ることができるので、いろいろな範囲を選択して試してみるといいでしょう。

時間のある方は、セルの文字列を取得するコード(Tips 参照)を考えてみるといいでしょう。


//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::StringGrid1DblClick(TObject *Sender) 
{
    TGridRect rect = StringGrid1->Selection;

    Label1->Caption = IntToStr(rect.Top) + "行"  + ", " + IntToStr(rect.Left) + "列";
}
//-------------------------------------------------------------------



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