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二つの StringList を結合してファイルを作る 

更新 : 2010/07/01

 


解説:
StringList 文字列リストオブジェクトを使って、プログラム内で複数の文字列リストを保持させたい。あるいは、保持したリストを再利用するため、ファイルとして保存しておきたい時があります。複数の文字列リストを
そのままファイルに保存すると煩雑になるので、今回はひとつの文字列リストにまとめてから保存しています。

CommmaText として利用する場合は、
"CSV(カンマ区切り)ファイルで保存 "を参考にしてください。

使用例:
以下の例では、二つの StringList を作成して、それを他の StringList にまとめています。
まとめた文字列リストはそのまま、テキストファイルとして保存しています。

コンポーネントは、Button を適当に配置するだけです。

コードとしては簡単で、まず文字列リスト src1, src2 に適当な文字列を追加します。それを他の文字列リスト join を作成してまとめます。その結果を  "test.txt" として保存しています。
以上、Button1 の OnClick で実行しています。

なお、src1 に src2 の文字列を結合させても ok ですので、コードを書き換えて試してみてください。

//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
    // src1を用意して文字列を追加
    TStringList *src1 = new TStringList;
    src1->Add("a.txt");
    src1->Add("b.txt");

    // src2を用意して文字列を追加
    TStringList *src2 = new TStringList;
    src2->Add("c.txt");
    src2->Add("d.txt");

    // join を用意して src1, src2 をまとめる
    TStringList *join = new TStringList;
    join->AddStrings(src1);
    join->AddStrings(src2);

    // ファイルに保存
    join->SaveToFile("test.txt");
   
    // 破棄
    delete src1, src2, join;
}
//-------------------------------------------------------------------



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