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FatalAppExit でアプリを強制終了 

更新 : 2014/10/04

 


解説:
作成したアプリケーションが何らかの異常で終了できないとき、強制終了できる方法を用意しておきたいものです。
強制終了にはいくつか方法がありますが、ここでは、FatalAppExit 関数を使ってみます。

ちょっと寄り道:
メッセージボックスが表示され、"OK" をクリックするとアプリケーションが終了します。

VOID FatalAppExit(
    UINT uAction, // 予約されている
    LPCTSTR lpMessageText // メッセージ
);

パラメータ
uAction
    0 を指定。
lpMessageText
    メッセージボックスに表示する文字列。メッセージは 1 行分。

戻り値はなし。
ほかの方法で終了できない場合にだけ、 FatalAppExit 関数を呼び出すようにしてください。

使用例:
アプリケーションを起動して Button をクリックすると、強制終了のメッセージボックスが表示されます。"OK" をクリックするとアプリケーションが終了します。

準備としては、Button を適当に配置するだけです。

Button1 の OnClick イベントで FatalAppExit 関数を使ってアプリケーションを強制終了しています。
他のアプリケーション終了の方法も調べてみてください。 

//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
    FatalAppExit(0, "強制終了します!!");
}
//-------------------------------------------------------------------
 



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