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解説: 作成したアプリケーションが何らかの異常で終了できないとき、強制終了できる方法を用意しておきたいものです。 強制終了にはいくつか方法がありますが、ここでは、FatalAppExit 関数を使ってみます。 ちょっと寄り道: メッセージボックスが表示され、"OK" をクリックするとアプリケーションが終了します。 VOID FatalAppExit( UINT uAction, // 予約されている LPCTSTR lpMessageText // メッセージ ); パラメータ uAction 0 を指定。 lpMessageText メッセージボックスに表示する文字列。メッセージは 1 行分。 戻り値はなし。 ほかの方法で終了できない場合にだけ、 FatalAppExit 関数を呼び出すようにしてください。 使用例: アプリケーションを起動して Button をクリックすると、強制終了のメッセージボックスが表示されます。"OK" をクリックするとアプリケーションが終了します。 準備としては、Button を適当に配置するだけです。 Button1 の OnClick イベントで FatalAppExit 関数を使ってアプリケーションを強制終了しています。 他のアプリケーション終了の方法も調べてみてください。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { FatalAppExit(0, "強制終了します!!"); } //------------------------------------------------------------------- |