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ホイールの存在確認(GetSystemMetrics) 

更新 : 2011/07/09

 


解説:
マウスのホイールに関わるアプリケーションを作成する場合、ホイールマウスがつながっているかを判定する必要がでてきます。
Win32API  にはそれを調べられる GetSystemMetrics 関数があります。
GetSystemMetrics 関数の引数に SM_MOUSEWHEELPRESENT を指定して、戻り値が 0 以外ならホイールマウスがつながっているのが分かります。

ちょっと寄り道:
int GetSystemMetrics(int nIndex);

nIndex:取得したい情報の定数を指定
戻り値は、定数で要求した情報を返します。

使用例:
以下の例では、アプリケーション起動後、Button1 をクリックすると、ホイールマウスがつながっているかどうかのメッセージが表示されます。

準備としては Button を適当に配置するだけです。

OnClick イベントハンドラで GetSystemMetrics 関数に SM_MOUSEWHEELPRESENT を渡して、
ホイールを持つマウスが接続されているかどうかを調べています。

ホイールマウスであれば "exists" を、ホイールマウスでなければ "no exists" を表示します。

この関数は、マウスが接続されているかどうかも調べることができます。
タイトルバーやスクロールバーのサイズ等、システム情報を得ることもできます。
時間のある方は、試してみてください。

//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
    // SM_MOUSEWHEELPRESENT は Windows98, WindowsNT4.0以降 で使用可。
    if (GetSystemMetrics(SM_MOUSEWHEELPRESENT))
        ShowMessage("exists");
    else
        ShowMessage("no exists");
}
//-------------------------------------------------------------------
 



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