荷物

船内は110Vなのですが、変圧機は多分要らないと思います。
というのは、110Vと100Vはそれほど差がなくて、日本から電器製品としてノートパソコンと髭剃り、ベープを持っていったのですが、どれも正常に動きました。
ベープは、蚊のいる国が怖かったので持っていったのですが、不要ですね。
船内に入ってくることはまずないですし、・・・・・・
ただ、ベットに刺す虫がいるみたいで何箇所か刺された事はあります。
電器製品は、熱の出る物、ワット数の大きい物は禁止されます。
熱の出る物は、キャビンに火災報知機がセットされていて、熱を検知するからです。
だから、料理等はキャビンでは禁止項目です。
らのノートパソコンは、アダブタに記述されているのですが、100V−240Vまで使用可能でこの範囲をクリアしてます。
また、船外にパソコンを持ち出す人もいなかったように記憶してます。
というのが、大抵寄港地は1日だけで観光だけで船外でパソコンをいじる暇がないですし、パソコンのような貴重品は、日本と同じでスリ、置き引き等に狙われる危険性が高いです。
まっ、船を離れてオーバーランドツアーする人で船外で電器製品を使う人は使うかもしれません。
船から荷物を持って外に出るときに、又は船に戻るときに、手荷物検査があります。
X線チェックがほとんどですが、チリは犬による検査もありました。
ここは、外来動植物を厳しくチェックしていて(日本とかオーストラリアも厳しい)、梅干、蜂蜜等もダメだじゃないかという噂もありました。。
オーストラリアは、靴についた土もダメです。
金属探知機もあって、らはルームキー、コインがひかかって英語で説明しました。
キャビンのキーは、船外に行く場合は持ち出すのではなくて、レセプション(ホテルで言えばフロント)にあづけておけばいいそうです。(身分証明書で返してくれます。)
だから、荷物は最小限にしておいた方がいいです。
それとリュックなのですが、ドンキホーテからリュックサックを買って持っていきましたが、1回も使いませんでした。
ダサイリュックサックだったのと、バスツアーがほとんどで山登り等ハイキングはなかったですから。
ただ、スーパーで買い物をする人はいてリュックサックにワインを大量に買い込んで詰め込んでいる人はいました。
スーパーで買い物をしたときに、レジ袋をレジに要求したのですが、レジ袋が有料なところが1箇所ありました。
ただ、有料と言っても日本円で1円くらいですが、・・・・・・
傘は折りたたみの雨傘を持って行ったのですが、使用しませんでした。
というのは、雨の日はあったのですが、バス移動ですし、着いたときは晴れてました。
ただ、後進国のバスは雨漏りします。TOPAZ号も雨漏りしてました。
赤道付近でスコールがあるのですが、船内雨の日は外に出ないですから。
筆記用具は必要になります。
これは、入出国の書類に書き込む必要もありますし、寄港地アンケート、食事等のアンケートがあります。
腕時計は、必要で船内での食事時間や、寄港地での旅行に「何時までにどこそこに集まってください。」と言われますから。腹時計でいい人はそれでもいいと思います。
腕時計は、時差がある関係で時差補正を簡単に出来るものがいいですが、ワイルドタイムによる補正だとアラームが実時間によってしか設定できない面があって使いにくく感じました。ただ、日本時間を知りたい面もありますので、どっちがいいかは好みです。
薬は、持っていかれた方がいいです。何が発生するかわからないのと、特に持病のある方は4週間分とかしか1回の診療で制限する日本の法律がありますので、注意を要します。お医者さんに相談してください。
らの場合、まだ豚インフルエンザなんて病気発生していませんでしたが、タミフルを持っていました。
使いませんでしたが、風邪薬とか、胃薬、貼り薬も持っていきました。
また、お年寄りのなかには正露丸を持っていらっしゃる方もいました。
服は必要ですが、タンスが小さいのとファンシーケースもありますが、意外と場所を食いますので、自宅等で実験されて持っていった方がいいです。
薬のうち、乗り物酔いの薬は無料でもらえますし、吐いた物を入れる紙袋はキャビン内にありますし、時化たときはローカ、階段にも設置されます。
マラリア予防薬、虫除けスプレー(ムヒ)は、有料で販売されてました。
旅行用のキャリングバックやダンボールは自分のキャビン内に置くしかありませんが、ベットの下に隠すくらいです。帰国のときのダンボールは有料での販売もあります。ガムテープは無料で用意はされてました。
ダンボールを寄港地でお店をまわってか知りませんが集めている方はいました。
荷物を多く持っていくと置く場所に困る面があって、特に相部屋の人は注意が必要です。
裏技としては、広い一人部屋の人とお友達になって一部の荷物を置かしてもらう方はいました。
洗濯をされる方は、洗剤を持っていかれる必要がありますし、掃除の方に洗濯をお願いする方法(有料)もあります。(干す場所は制限されます)
歯磨き、髭剃り、つめ切り、くし等の生活必需品は必要ですが、タオルは毎日くらい換えてくれます。
靴は必要な分だけですが、革靴を入れる箱を持っていかなかったのですが、掃除の方がこっそりと箱に入れてくれて助かりました。多分、前に宿泊された方の箱かもしれません。
そういう意味では、ファンシーケースにえもんかけというか、洋服をかけるハンガーはたくさん置いてありました。これも前に宿泊された方のかもしれません。
泳がれる方は、水着が必要です。バスタオルはプールのそばにありますが、数が足りなくなって一人1枚とか制限されます。ただ、これを太極拳の人やラジオ体操等の人も下にひいて使ったりしてたので足りなくなる傾向はありました。
泳がれない方でも集団で入る小さな泡風呂があって、水着が必要になるかもしれません。
キャビン内で果物を食べたくなったときがあって、果物ナイフが必要になった事があります。
ただ、果物をキャビン内に持ち込むと生ゴミが出て虫が発生する問題が生じますので、船長が怒りますので本当はダメなのですが、持ち込む人は多いです。インド洋でフルーツパティーがあるのですが、これは有料なので現地で南国の珍しい果物は食べた方がいいかも。ただなー、マンゴーは腐った(黄色くなる)方が、おいしいとタヒチの市場のおじさんに言われて、1週間くらい腐るのを待ったから船にこっそり持ち込むしかない。
水筒は、必要で暑い国を旅行するときはノドが乾きますし、キャビンの水は飲用ではありませんので、食堂等にタンクが設置してあり、くみに行く必要があります。ただ、ペットボトルで水筒はごまかしました。
囲碁、将棋、マージャン、卓球、サッカー、テニスの用具は、用意してありました。
野球のボールは持っていったのですが、海に落ちる危険性がありますので、使ってません。
辞書は、持っていったのですが、使いませんでした。(聞いた方が早い。)
ただ、電子辞書を持っていかれている方はいましたし、ある単語の翻訳をお願いした事もあります。
本は、読まれている方はいました。
自己紹介用の名詞を作られている方は多かったですが、らは作っていません。
電卓は、持っていったのですが、あまり使いませんでした。
ただ、表示価格が日本円でいくらくらいか知りたくなるときはありました。
救命用具、金庫は、ファンシーケース内にありました。
日本の落語番組をビデオ録画して、上映してるグループはありました。
キャビン内テレビはデッキの様子を放映したり、ピースボート事務局の番組を放映するもので一般利用は出来ません。ただ、デッキ中継があってどのくらい時化ているかわかりますので、便利です。
車椅子、自転車を持ち込む人はいました。自転車は、特定の寄港地のみで使用可能です。
珍しい荷物としては、雨量計を持ち込む人もいました。
船で雨量を測っても位置が変わるので、意味ないと思ったのですが、雨量を測るのではなく、ペーハーを測って地球の汚染を測定する目的だそうです。
ただ、この方の雨量計はフタが風と飛ばされてダメになったそうです。
釣具を持ち込む人はいました。ただ、一部の寄港地(イースター島等)しか釣りはできないみたいです。
特に、横浜港は外国人船員が船から釣りをしていたのですが、公安当局が来てやめさせられました。
多分、密輸と疑われるんじゃないかな?
船からの釣りは、船員は大きな魚を釣ってましたが、乗客はあまり釣れなくて、人間が釣れると嘆いてました。(魚が釣れず、見学者ばかりが集まってくるという意味)
南極があるので、ホカロンを持って行きましたが、使ってみようと取り出したところ、全然暖かくならないので調べてみたら使用期限があって20年くらい前のホカロンでダメでした。
荷物の船への発送は、出港日の約1週間くらい前なのですが、第60回の場合、1月12日出港でちょっと正月がかかる問題があって、年末から受け付けてました。ただ、らの場合、父親が急死するハプニングがあったのでジャパングレースと佐川急便に緊急の電話を入れて12月26日に取りに来てもらいました。
船への荷物は、検査する必要がありますので、開けられていいようなスタイルにしておく必要があります。つまり、麻薬、覚せい剤、大麻とかは入れるとさすがにまずいです。