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パスポート

海外旅行は、初めてなのですが、なぜか有効期限切れのパスポートは持ってました。これは会社を辞める少し前に上海での仕事が急に入ってと言うより、上海用のプログラムを作っていた人が忙しくて出張に行けない問題があって、代理で行く話だったのですが、結局行かずにすんだのでなぜかパスポートだけが残ってしまったのです。

パスポートは、所定の場所で発行してもらえばいいです。金額は5年、10年があって手数料が違うのですが、1万5千円くらいになると思います。手数料は外務省のホームページ等で確認してください。らの場合は今回限りの予定でしたから5年物の再発行になります。写真を撮影していく必要あって、戸籍等も必要になります。

既存のパスポートで乗船される場合は、余白のページ数とか残りの日数に問題が生じますので注意されていた方がいいです。

パスポートを取得すると、写真を何枚(別途)用意してジャパングレースに提出する必要があります。これは、訪問する国によってビザ発給や黄熱病の予防接種を受けているかどうかチェックする目的です。写真は、ビザ発給の目的と船の身分証明書に使われます。パスポートはジャパングレースに書留で送ってもいいですし、直接手渡してもいいです。約1ヶ月くらい預ける形になって、出発直前くらいに書留で自宅に送られてきます。この期間にパスポートが必要な方は直接ご相談されてください。
ジャパングレースに提出する写真は、訪問する国やお住まいの地域(東日本or西日本)によって枚数・大きさが変わります。従って、この点を確認してから写真屋さんで(パスポート用写真を含めて)写真撮影された方がいいです。例えば、らの場合、ブラジルだと思うのですが、東日本・西日本で大きさが何種類か枚数も指定されてました。住民票は出港のときは西日本だったのですが、パスポート申請が東日本だったので東日本対応の写真になりました。

パスポートは、船に乗る直前まで自分で持って行く必要があります。そして船に乗る直前で(税関通過後)、ジャパングレースに手渡します。その後、旅行中は直接パスポートを手にする事はほとんどありません。海外旅行中は、パスポート代わりに身分証明書が渡されこれがパスポートがわりになるからです。これは、パスポート盗難防止の意味があるのと入国手続きと出国手続きで団体で処理してもらうからです。

ただ、上陸した都市以外の都市に訪れる人や宿泊される方、現地銀行等で両替される方はパスポートを一時的に返してもらえます。また、オーストラリアだけだったのですが、入国手続きで本人と直接会って本人確認する必要のある国はそのときだけパスポートが返してもらえます。らの場合はシンガポールを訪れたときに隣のマレーシアに移動するのでパスポートを返してもらったのと、オーストラリアの面接のときだけだったと思います。

パスポートは、訪問する国で2つ(入国印、出国印)スタンプが押されます。ただ、フォークランドだけはフォークランド戦争というのがあって、アルゼンチンから見るとフォークランドが自国、英国から見るとアルゼンチンと違う国という問題があってスタンプを押す、押さないというややこしい問題が生じてスタンプが不自然になります。

日本国籍の方は、問題が生じませんが、朝鮮の方は一部入国できない国(具体的には南米)があって、船を一時的に降りる必要のある方が実はいました。これは国レベルの問題ですから別途ご確認ください。

パスポートは、日本入国のときには返されます。それで初めてスタンプの数を確認できるのですが、見てもしょうがないでしょ。日本入国してもすぐには下船できません。これは税関等の問題があって手荷物検査にかなり時間がかかるからです。下船は上の階から行われ昼ごろ到着したのですが、一番下の階は夕方から夜にかかったのではないでしょうか?らは6階でしたので、12時着で3時頃下船したと思います。日本帰国後の飛行機等を予約してる方は1日くらい宿泊された方が確実かもしれません。なお、日本帰国後の切符やホテル予約はジャパングレースが船から予約してくれるはずですから、それを利用された方がいいと思います。

また、下船のときに必要となるダンボールは、らの場合、乗船するときのダンボールを使いましたけど、ジャパングレースで販売してくれます。ただ、小さいのにちょっと高いなという印象はありました。

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