「ら」とは、隠岐地方の方言で、東京弁に直すと、「僕」になります。
都万小学校の卒業生で、その関係でハンドル名を「都万」にしたのは、いいのですがこの字を読める方は当時かなり少なかったです。
コンピュータのプログラムが専門で、趣味が将棋であるので、スーパーファミコン・セガサターン・プレーステーション・パソコン等にいくつかの市販将棋ソフトを出しています。

昭和59年頃、新宿将棋センタ−の金田社長に喫茶店に呼ばれて何だろうと思ったら、コマーシャルに出ないかと言われて、最初、ドッキリカメラか何かだろうと思って引き受けたら、実は本物で実際に4ヶ月程度ですが放送されました。
米国チームと電話で将棋を指すという内容で、普段通りに将棋を指すだけだったのでかなり楽でした。
コマーシャルとしては、比較的長く1分間もあります。
これは、1年間放送予定でしたが、「深夜なら米国まで1手6秒45円」という金額が含まれていて、当時電話の値下げ競争が激しく電話の値段が下がるので放送禁止になりました。
このCMが終わった後、森田健作が剣道着姿で値下げのコマーシャルをやったので、はっきり言って私は彼が嫌いです。
出演料は、55555円です。
「なんじゃ、こりゃ?」と思われるかもしれませんが、実は税引きで5万円です。
他に、円盤型のフィルムを入れて撮影するカメラを勝利チーム賞としてもらってます。
ただ、テレビコマーシャルに出演するなんて、言ったら誰も信じないと判断して、同居の妹や親にも内緒でした。
その状態で、衣装を準備する必要があって、真夏に親に電話して「金は出すから長袖の服(1年間放送の為)を送ってくれ」とやりました。
ところが、送られてきたのは、半袖でコマーシャル撮影には使えなくて、更に自分で長袖の服を買ってこれだけで出演料をオーバーしてしまいました。
その上、撮影では用意した服は使われず、CM会社が用意した服を使いましたので、・・・・・・・
まっ、当時、バース(阪神タイガース)のひげ剃りのコマーシャル出演料が5億円と言われてましたから、その差は何なんでしょうね。
田中寅彦九段にこっそりコマーシャル出演料を聞いたら、彼とはかなりの差がありました。
まっ、売れるタレントと売れないタレントの差はかなりの差があります。

都万小学校の正門から散髪屋をはさんで20mくらいのところに、木村旅館というのが当時ありました。
ここの孫が、女優の田中美佐子さんで、彼女は当時電電公社の押し花電報のコマーシャルに出てました。
田舎に帰ると電電公社には、彼女のポスターは貼ってあるのですが、らのポスターは1枚もなし。
顔が悪いタレントとかわい子ちゃんでは芸能界ではかなりの差がありますから、皆さん、自分の顔と相談してからデビューしましょう。
田中さんは、映画からデビューして、欽ドンのレギューラーを獲得するなど、スターの道を歩まれます。
実は、彼女とは全く面識がありませんが、彼女デビュー後、「あれはひさよしの妹」と言われてビックリした事があるんです。
彼女は、同級生で隣りのクラスで級長をしてたやつがいたのですが、実はその妹だったんです。
らもその隣りのクラスの級長や副生徒会長もやらされてました。

らの自己紹介

本名:増本智宣(ますもととものぶ) 昭和32年2月15日生まれ

身長:175cm 体重:81キロ 血液型:A 職業:プログラマー

島根県隠岐の島出身   将棋四段     独身

信じてもらえないかもしれませんが写真は昭和59年KDDのテレビコマーシャル出演中です。