公式戦

2006年、今年こそセントラルリーグ連覇、日本一を目指す。
今年は大規模な補強はおこなわず、底上げをすることでチーム強化を敢行した。
JFKの一人、ウィリアムスはオフの左ヒザの手術で、開幕には間に合いそうもない状況。序盤は不安な部分も多い。WBCの影響がどのような形で現れるかも要注意だ。

今季、ヒラタの2006年注目チームは、

--読売ジャイアンツ--
オフに例年どおりの大型補強をおこなった上に、細かい補強もおこない、偏ったチーム編成が改善しつつある。

野手陣については、主砲に千葉ロッテ・マリーンズからイ・スンヨプを獲得し打線は安定すると思われる。また、小技の利く、同じマリーンズの小坂を金銭トレードで獲得、西武ライオンズから自由契約になった小関の獲得と、今までにない適材適所の補強をおこなった。今年の打線はつながりのある打線となり脅威となるだろう。

投手では、長年のウィークポイントだったクローザーを西武ライオンズの守護神・豊田をFAで獲得することで補強し、オリックス・バッファローズからパウエルを獲得、先発ローテーションの1枚を確実なものとした。

[セ・リーグ順位表 | 個人タイトル | トピックス]

■セントラル・リーグ順位表

2006年 セントラル・リーグ、ペナントレース公式戦試合結果
試合数勝数負数引き分け勝率勝数順位
1中日14687545.6171-
2阪神14684584.59223.5
3ヤクルト14670733.490314.5
4読売14665792.45145.5
5広島14662795.44051.5
6横浜14658844.40864.5

2006年 阪神タイガース対戦成績
中日阪神ヤクルト読売広島横浜交流戦
阪神7-14[1]-13-8[1]11-1114-6[2]18-421-15

全日程終了
2006年度チーム成績 セ・リーグ2位 2005年度チーム成績 セ・リーグ1位
146試合84勝58敗4分 勝率.592 146試合87勝54敗5分 勝率.617
得点597(リーグ3位) 失点508(リーグ2位) 得点731(リーグ1位) 失点533(リーグ1位)
本塁打133(リーグ4位) 打率.267(リーグ3位) 本塁打140(リーグ4位) 打率.274(リーグ3位)
防御率3.13(リーグ2位) 盗塁52(リーグ5位) 防御率3.24(リーグ1位) 盗塁78(リーグ2位)

■タイガース 2006年シーズン総評

タイガース、2006年シーズンは激しい追い上げを見せるも、首位ドラゴンズをとらえることができずに終わってしまった。
やはり主力に故障者が続出したことが大きく、投手では、JFKの3人であろう。前半はウィリアムスをヒザの手術で、中盤には右手甲の骨折で久保田を、終盤には藤川を右肩痛で、それぞれ欠いた。野手では昨年、打点王に輝いた今岡がばね指で終始不調。最終的には手術に至った。チーム得点も100点以上減り、好投する投手陣を助けることができなかった。
対戦成績ではドラゴンズに対して7勝14敗と大きく負け越し、特にナゴヤドームではほぼ勝てずに終わった。来季はナゴヤドーム対策が必須であろう。
また、先発ローテーション3番目以降の投手が、確立できなかったことも今後の課題である。


個人タイトル (セントラル・リーグ)

実力者の集団であるプロ野球選手の中でも、一握りの頭抜けたプレイヤーにだけに与えられる称号。


-表彰選手-
最優秀選手福留孝介 中日ドラゴンズ
最優秀新人梵英心 広島カープ
正力松太郎賞王貞治 ソフトバンクホークス
沢村賞斉藤和巳 ソフトバンクホークス


-個人タイトル-
首位打者福留孝介 中日ドラゴンズ.3512度目
最多本塁打ウッズ 中日ドラゴンズ473度目
最多打点ウッズ 中日ドラゴンズ144
最多盗塁青木宣親 東京ヤクルトスワローズ41
最高出塁率福留孝介 中日ドラゴンズ.4383度目
最多安打青木宣親 東京ヤクルトスワローズ1922度目
最優秀防御率黒田博樹 広島カープ1.85
最多勝利川上憲伸 中日ドラゴンズ172度目
最多奪三振井川慶 阪神タイガース1943度目
川上憲伸 中日ドラゴンズ194
最優秀中継ぎ藤川球児 阪神タイガース352度目
加藤武治 横浜ベイスターズ35
最優秀救援岩瀬仁紀 中日ドラゴンズ402度目

-ベストナイン-
投手川上憲伸 中日ドラゴンズ2度目
捕手矢野輝弘 阪神タイガース3度目
一塁手ウッズ 中日ドラゴンズ2度目
二塁手荒木雅博 中日ドラゴンズ3度目
三塁手岩村明憲 ヤクルトスワローズ2度目
遊撃手井端弘和 中日ドラゴンズ4度目
外野手福留孝介 中日ドラゴンズ3度目
金本智憲 阪神タイガース6度目
青木宣親 ヤクルトスワローズ2度目

-ゴールデングラブ賞-
投手川上憲伸 中日ドラゴンズ2度目
捕手谷繁元信 中日ドラゴンズ2度目
一塁手シーツ 阪神タイガース2年連続2度目
二塁手荒木雅博 中日ドラゴンズ3年連続3度目
三塁手岩村明憲 ヤクルトスワローズ3年連続6度目
遊撃手井端弘和 中日ドラゴンズ3年連続3度目
外野手福留孝介 中日ドラゴンズ2年連続4度目
青木宣親 ヤクルトスワローズ
赤星憲広 阪神タイガース4年連続5度目

トピックス

2006/10/17
-タイガース、今季最終戦-
神宮での対スワローズ戦、タイガースが3-0で完封勝利し今季最終戦を締めくくった。また、先発の井川は、9回を6安打無失点10奪三振と完璧。今季194奪三振とし、ドラゴンズの川上と並び最多奪三振のタイトルを獲得した。

2006/10/12
-甲子園、最終戦-
甲子園での今季最終戦、5-1でドラゴンズに勝利。この試合は、今季限りで引退する片岡の引退試合。先発出場した片岡は、3打数2安打1打点と活躍。15年間のプロ野球人生に終止符を打った。

2006/10/10
-中日ドラゴンズ、セ・リーグ優勝-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、この日までに優勝マジックを「1」としていたドラゴンズが9-3で勝利し、2年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。ドラゴンズは10月21日に開催する日本シリーズで52年ぶり2度目の日本一に挑む。

2006/10/7
-高津投手、日米通算300セーブ達成-
神宮での対カープ戦、スワローズの高津が今季13セーブ目を挙げ達成。横浜などで活躍した佐々木主浩以来、史上2人目。

2006/10/4
-安藤投手、9月・月間MVP受賞-
セ・パ両リーグは、9月の月間最優秀選手賞(MVP)を発表し、セは安藤優也投手(タイガース)、タイロン・ウッズ選手(ドラゴンズ)、パはマイケル・中村投手(ファイターズ)、フェルナンド・セギノール選手(ファイターズ)の4選手が受賞。投手2人はともに初受賞で、ウッズは昨年7月以来3度目、セギノールは2年ぶり2度目の受賞。

-矢野選手、100号本塁打達成-
神宮での対スワローズ戦、矢野が2回、スワローズ・石井一から今季17号を放ち達成。プロ野球247人目。初本塁打はドラゴンズ時代、91年8月26日のタイガース戦、野田から。


2006/9/30
ファーム日本選手権
-山形-
123456 789RHE
千葉ロッテ 000 000 000 040
阪神 400 110 00X 671

M : 成瀬-加藤-末永-柳田-古谷
T : 中村泰

本塁打 : 喜田 1 桜井 1 . 2

最優秀選手中村泰広 阪神タイガース
優秀選手桜井広大 阪神タイガース
喜田剛 阪神タイガース
藤原通 阪神タイガース
末永仁志 千葉ロッテマリーンズ

山形でのファーム日本選手権でタイガース・2軍はマリーンズ・2軍に6-0で完封勝利し、3年ぶり4度目の日本一に輝いた。
優秀選手に輝いた桜井、藤原はタイガースでは貴重な右打ちの長距離ヒッター。どちらかでも良いので1軍で経験を積むことで今後のタイガースの主軸を任すことのできる選手に成長してほしい。

2006/9/25
-高校生ドラフト会議-
プロ野球・高校生ドラフト会議が行われ、タイガースは1巡目で、愛工大名電・堂上を指名したが、ドラゴンズ、ジャイアンツとの抽選に外れ、長崎日大・野原を指名した。

2006/9/23
-小久保選手、通算1000三振-
東京ドームでの対タイガース戦、ジャイアンツの小久保が3回、タイガースの下柳から三振を喫し到達。プロ野球40人目。初三振はホークス時代、94年4月9日のオリックス戦、星野から。

2006/9/22
-片岡選手、現役引退へ-
片岡が今季限りで現役を引退することが明らかになった。球団は来期の入閣を打診する方針。2002年にタイガースにFA移籍後、成績は振るわず、ここ3年間は年間出場試合数も100試合を割っていた。

2006/9/18
-奈良原選手、1500試合出場達成-
横浜スタジアムでの対ベイスターズ戦、ドラゴンズの奈良原が1500試合出場を達成。プロ野球147人目。初出場はライオンズ時代の91年4月6日のマリーンズ戦。

2006/9/17
-スペンサー選手、解雇へ-
スペンサーが、来期の構想外であることが明らかになった。この日、故障明けの今岡と入れ替わりで出場登録を抹消された。

2006/9/16
-山本昌投手、ノーヒットノーラン達成-
ナゴヤドームでの対タイガース戦、ドラゴンズの山本昌がノーヒットノーランを達成。41歳1ヶ月での達成は、オリックス・佐藤義則(現・北海道日本ハムファイターズ投手コーチ)の40歳11ヶ月(95年)を破る日本新記録。

2006/9/14
-シーツ選手、急性胃腸炎で途中交代-
広島市民球場での対カープ戦、シーツが急性胃腸炎による体調不良で途中交代した。15日のドラゴンズ戦出場は、当日の様子を見て決める方針。

2006/9/12
-タイガース・2軍、ウエスタンリーグ連覇-
タイガース・2軍が鳴尾浜でのウエスタンリーグ2位のサーパスとの直接対決に11-8で勝利し、2年連続14度目のウエスタンリーグ優勝を果たした。

2006/9/10
-久保田投手、2軍戦再登板-
鳴尾浜での2軍・ホークス戦に久保田が再登板した。先発で1イニングを投げ1安打無失点に抑えた。球速もMAX153km/hと復調。12日にも出場登録される見込み。

2006/9/8
-久保田投手、2軍戦登板-
鳴尾浜での2軍・ホークス戦に久保田が登板した。1イニングを無安打無失点に抑えたものの、制球にばらつきがあり、1軍復帰は見送られた。

2006/9/5
-久保田投手、ブルペン入り-
腰痛のために登録抹消中の久保田が、故障後初めて鳴尾浜でブルペン入りした。


2006/8/30
-久保田投手、ぎっくり腰-
先日、1軍復帰したばかりの久保田が、ぎっくり腰のため出場登録を抹消された。

-水口選手、1500試合出場達成-
スカイマークでの対ライオンズ戦にバファローズの水口が出場し達成。プロ野球146人目。初出場は91年5月11日のダイエー戦。

2006/8/27
-藤川投手、復帰後初登板-
甲子園での対ジャイアンツ戦、首痛から復帰の藤川が1軍復帰後、初登板。8回から2イニングを1安打1失点5奪三振、速球もMAX152km/hと完璧。これでJFKそろい踏み。首位逆転は厳しくなりつつあるが、粘り強いタイガースを見せてほしい。

2006/8/25
-上原投手、100勝達成-
甲子園での対タイガース戦、ジャイアンツの上原が、今季6勝目を挙げ通算100勝を達成した。191試合目での100勝到達は、ドラフト制導入以降、ライオンズの松坂と並ぶ最速タイ。通算100勝はプロ野球121人目。上原の初勝利は99年4月13日のカープ戦。

2006/8/22
-久保田投手、復活-
広島市民球場での対カープ戦、右手甲骨折からリハビリを続けていた久保田が、8回1イニングを1安打無失点に押さえ完全復活を果たした。球速もMAX147km/hとまずまず。
これで先発陣の負担も軽減し、首位ドラゴンズ追撃に向けて体制が整いつつある。

-新庄選手、日米通算1500安打達成-
盛岡での対イーグルス戦、ファイターズの新庄が2安打し、日米通算1500安打を達成した。日米通算1500安打は史上4人目。初安打は91年9月10日のジャイアンツ戦。

2006/8/19
-久保田投手、2軍戦登板-
右手甲骨折からリハビリ中の久保田が、イーグルス2軍との練習試合に登板。1イニングを1安打1失点2奪三振とまずまず。速球もMAX148km/hとほぼ回復。1軍合流も近い。

2006/8/18
-藤川投手、ブルペン投球再開-
藤川が鳴尾浜で、故障後初めてブルペンでの投球練習を再開した。

-小林雅投手、200セーブ達成-
千葉マリンスタジアムでの対ファイターズ戦、9回から登板したマリーンズの小林雅が無失点に押さえ、プロ野球3人目の200セーブを達成した。初セーブは、2000年8月17日のファイターズ戦。

-高橋由選手、1000試合出場-
東京ドームでの対ドラゴンズ戦に出場したジャイアンツの高橋由が通算1000試合出場を達成した。プロ野球412人目。初出場は98年4月3日のスワローズ戦。

2006/8/16
-タイガース2軍、M11点灯-
タイガース2軍がウエスタンリーグ2位のサーパスとの直接対決に勝利しM11を点灯させた。

2006/8/15
-金本選手、連続フルイニング出場1000試合達成-
京セラドームでの対ベイスターズ戦に出場した金本が、世界記録更新中の連続フルイニング出場記録を1000試合に伸ばした。

-久保田投手、シート打撃に登板-
右手骨折からの復帰を目指す久保田が、鳴尾浜でのシート打撃に登板した。順調に回復しつつある模様で、今後の状態を見ながら2軍・イーグルス戦に登板する。藤川を欠いているタイガースには吉報である。

2006/8/12
-ドラゴンズ、M40点灯-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦にタイガースが1-11で敗れたため、ドラゴンズにM40が点灯した。今後の戦い方次第で逆転も可能である。戦力の立て直しを計ってほしい。

-藤川投手、寝違え登録抹消-
藤川が寝違えによる首痛のため、出場登録を抹消された。久保田を欠いている上に、藤川の離脱はチームに大きな打撃となるが、若手中継ぎ投手にはまたとないチャンスである。

2006/8/11
-パウエル投手、1000投球回達成-
広島市民球場での対カープ戦、ジャイアンツのパウエルが、1000投球回を達成。プロ野球306人目。初登板はバッファローズ時代の01年6月24日、ホークス戦。

2006/8/7
-藤川投手、右肩検査-
藤川が、この日、福岡県内の病院で右肩の検査を受けた。3日の東京ドームでのジャイアンツ戦の前後から、右肩に強い張りを感じていたこともあり、メディカルチェックを受けたもの。検査の結果、肩に異常はなかった。

2006/8/5
-久保田投手、ブルペン入り-
「右手第4、第5中手骨骨折」でリハビリ中の久保田が、故障後初めて鳴尾浜のブルペンで投球練習を開始した。久保田が順調に回復すれば、藤川、ウィリアムスの負担も軽減し、首位ドラゴンズを追いかけるチームにとって欠かせない存在となる。

-山崎選手、250号本塁打達成-
フルキャストスタジアムでの対バッファローズ戦、イーグルスの山崎が1回吉井から14号本塁打を放ち達成。プロ野球49人目。初本塁打はドラゴンズ時代、91年5月9日のホエールズ戦、田辺から。

2006/8/3
-川上投手、1000奪三振達成-
横浜スタジアムでのベイスターズ戦、ドラゴンズの川上が、4回に古木からこの日8個目の三振を奪って達成。プロ野球120人目。初奪三振は98年4月9日のタイガース戦、藪から。

-ウッズ選手、150号本塁打達成-
横浜スタジアムでのベイスターズ戦、ドラゴンズのウッズが、9回に、この日2本目の27号本塁打を加藤から放ち達成。プロ野球144人目。初本塁打はベイスターズ時代、03年3月28日のタイガース戦、金沢から。

2006/8/1
-李選手、日韓通産400号本塁打達成-
東京ドームでの対タイガース戦、ジャイアンツの李が、1回2死3塁、井川から放ち達成。20代での400号到達は元ジャイアンツの王(現ホークス監督)、米大リーグ・ヤンキースのアレックス・ロドリゲスに次いで世界史上3人目。

-山崎選手、1000三振到達-
ヤフードームでの対ホークス戦、イーグルスの山崎が3回2死1塁で新垣に三振を喫し到達。プロ野球39人目。初三振はドラゴンズ時代、89年9月7日のカープ戦、川端から。


2006/7/23
2006サンヨーオールスターゲーム第2戦
-宮崎-
123456 789RHE
全セ 010 201 021 7150
全パ 002 020 000 4140

S : 内海-黒田-朝倉-永川-藤川-クルーン(S)
P : 斉藤和-涌井-八木-福盛-馬原-小林雅

本塁打 : 森本 1 アレックス 1 シーツ 1

最優秀選手藤本敦士 阪神タイガース
優秀選手シーツ 阪神タイガース
アレックス 中日ドラゴンズ
森本稀哲 北海道日本ハムファイターズ
中島裕之 西武ライオンズ

オールスター第2戦、タイガース勢が投打で活躍。野手ではシーツが同点打を含む3安打、代打出場の藤本が逆転打を放ちMVPを獲得。投手では第1戦に引き続きセットアッパーの藤川が8回1イニングを無安打1奪三振と完全に抑えた。この球宴の勢いそのままに後半戦へ臨んでほしい。

2006/7/21
2006サンヨーオールスターゲーム第1戦
-神宮-
123456 789RHE
全パ 010 000 000 160
全セ 011 001 00X 391

P : 松坂-吉井-平野佳-菊地原-武田久
S : 川上-三浦-石川-木田-岩瀬-藤川-クルーン(S)

本塁打 : 里崎 1 青木 1 岩村 1

最優秀選手青木宣親 東京ヤクルトスワローズ
優秀選手岩村明憲 東京ヤクルトスワローズ
新庄剛志 北海道日本ハムファイターズ
里崎智也 千葉ロッテマリーンズ
三浦大輔 横浜ベイスターズ

オールスター第1戦、タイガース陣では投手で藤川、野手では先発で赤星、金本、鳥谷、矢野、藤本の5人が出場、浜中とシーツの2人が途中出場。計8人が出場した。
今回の球宴の目玉は、やはりセットアッパーの藤川。9回から2/3イニング、カブレラ、小笠原をオール直球勝負で連続予告奪三振と球場を沸かせた。

2006/7/20
2006フレッシュオールスター開幕
-東京ドーム-
123456 789RHE
セ選抜 401 102 000 8140
パ選抜 012 000 100 473

S : 山口-高宮-佐藤-高木-吉見-玉置-福田
P : 古谷-金子-松村-松崎-金森-西山-松永

本塁打 : 中村一 1 岡田 1

最優秀選手飯原誉士 東京ヤクルトスワローズ
優秀選手中村一生 中日ドラゴンズ
脇谷亮太 読売ジャイアンツ
岡田貴弘 サーパス
松崎伸吾 楽天イーグルス

この日、東京ドームでのフレッシュオールスターに、タイガース陣では投手で玉置、野手では高橋、小宮山、前田大の3人が出場した。
玉置は8回1イニングを投げ、無安打1四球無失点とまずまず。野手では捕手の小宮山が先発出場し、貴重な経験を積んだ。また、高卒ルーキーの前田大が1安打1盗塁と脚でも魅せた。タイガースでは赤星以外には盗塁のできる選手は少ないので期待が膨らむ。

2006/7/19
-江藤選手、1500本安打達成-
ヤフードームでのホークス戦、ライオンズの江藤が、6回ホークス・佐藤から2塁打を放ち達成。プロ野球88人目。初安打はカープ時代の90年6月14日のドラゴンズ戦、今中から。

2006/7/17
-岩村選手、1000本安打達成-
神宮でのカープ戦、スワローズの岩村が、7回にこの日3本目となる右前打を放ち通産1000本安打を達成。プロ野球242人目。初安打は99年4月3日のベイスターズ戦、齋藤隆から。

-ホークス・王監督、手術成功-
ホークス・王監督が、17日入院していた都内、慶應義塾大病院で腹腔鏡による胃全摘出術を受けた。手術は無事に終了した。

2006/7/14
-町田選手、代打本塁打20号達成-
京セラドームでのドラゴンズ戦、6回代打町田がソロ本塁打を放った。代打での20号本塁打は現役最多で、史上2位タイ記録。

-浜中選手、球宴出場決定-
サンヨーオールスターゲーム運営委員会は浜中が、ジャイアンツ・小久保の代替選手として球宴に出場することを発表した。

2006/7/12
-金本選手、350号本塁打達成-
甲子園でのカープ戦、3回、8回と本塁打を放ち達成。プロ野球20人目。初本塁打はカープ時代、93年9月4日の横浜戦、三浦から。

-藤川投手、失点-
9回2死2、3塁で暴投し失点。連続イニング無失点は47回2/3でストップした。

2006/7/11
-藤川投手、連続イニング無失点球団記録更新-
甲子園でのカープ戦、藤川が9回を無失点1奪三振に抑え、連続イニング無失点を47回2/3とし、小山正明氏の球団記録(1962年、47回)を44年ぶりに更新した。藤川の記録はプロ野球歴代5位となり連続試合無失点も38に伸ばした。

2006/7/5
-ホークス・王監督休養へ-
ヤフードームでのライオンズ戦の試合終了後、ホークス・王監督が体調不良を理由に無期限休養を発表した。6日に東京都内の病院に入院、再検査を経て週明けにも緊急手術を受ける。監督代行は森脇チーフ兼内野守備走塁コーチが務める。

2006/7/4
-球宴、全陣容発表-
サンヨーオールスターゲーム運営委員会は、監督推薦を含む全陣容を発表した。タイガースからは監督推薦の矢野を含む7人が出場。

2006/7/3
-球宴、ファン投票6人選出-
サンヨーオールスターゲーム運営委員会は、ファン投票の最終結果を発表した。タイガースからはセ・リーグトップの67万3120票を獲得した藤川ら6人が選出された。選出された選手は以下のとおり。

投手藤川球児 673120
一塁手シーツ 491929
二塁手藤本敦士 440514
遊撃手鳥谷敬 464201
外野手金本智憲 628511
赤星憲広 561626


2006/6/30
-今岡選手、手術終了-
今岡が、大阪市内の病院で「右手中指弾発指(ばね指)」の手術を行った。全治は4週間。8月上旬の復帰を目指す。

2006/6/29
-宮崎新オーナー就任-
阪神電気鉄道の定時株主総会が開催され、阪急ホールディングスとの経営統合案が承認された。引き続き開催された球団臨時株主総会と取締役会で、宮崎新オーナー就任が正式決定した。

2006/6/26
-今岡選手、右手手術へ-
今岡が右中手指弾発指(通称ばね指)の手術を受けることが発表された。この日、大阪市内の病院で検査を受け、右手尺骨部挫傷の回復に1ヶ月以上必要と診断され、右手首の完治とともに持病の手術に踏み切った。

2006/6/22
-久保田投手、右手骨折-
久保田は、ベビーカーから落ちそうになった長女を助けるために右手を出し、そのまま地面に強打。大阪市内の病院で検査を受け「右手第4、第5中手骨骨折」と診断された。今シーズン中の復帰は微妙。

-今岡選手、登録抹消-
右手尺骨部挫傷の治療を続けていた今岡が、この日出場選手登録を抹消された。今後は2軍で治療に専念させる方針。

2006/6/19
-牧野投手←→坂内野手トレード合意-
牧野投手と楽天イーグルスの坂内野手との交換トレードが合意され近日中に両球団から発表されることとなった。投手陣の薄いイーグルスでは牧野の先発としての起用も考えられる。新天地での活躍に期待。

2006/6/18
-今岡選手、登録抹消か-
大阪ドームでのバッファローズ戦、今岡は右手の痛みが引かず欠場。19日以降の精密検査次第で再び登録抹消もありえる状態。昨シーズンの打点王も今季は不調。思い切った判断も必要。

2006/6/17
-林選手、連発-
大阪ドームでのバッファローズ戦、林がスタメン起用に応え4回、6回と2打席連続本塁打を放った。チームも5-1と完勝。若い期待の大砲がチャンスをものにした。強打者の多い右翼のポジション。まずは長打力でアピールだ。

2006/6/16
-新庄選手、200号本塁打達成-
札幌ドームでのカープ戦、2回に佐々岡から今季11号ソロ本塁打を放ち達成。プロ野球87人目。初本塁打は92年5月26日大洋戦、有働から。

-松坂投手、100勝達成-
インボイス西武ドームでのベイスターズ戦、3安打、12奪三振、3失点完投で今季9勝目を挙げ達成。プロ野球120人目。初勝利は99年4月7日の日本ハム戦。

2006/6/8
-タイガース、首位奪還-
札幌ドームでのファイターズ戦に勝利し、6月3日以来の首位に返り咲いた。

2006/6/4
-タイガース、首位陥落-
甲子園でのホークス戦に2-6と完敗し、5月26日以来の2位に転落。この時期の順位はそれほど重要ではない。故障で出遅れた選手が合流しつつあり徐々に戦力も落ち着いてくるであろう。

-古田選手兼任監督、1000得点達成-
ヤクルトスワローズの古田監督が、神宮でのバッファローズ戦、7回に達成。プロ野球33人目。初得点は、90年5月3日の阪神戦。

2006/6/1
-阪神、次期オーナー決定-
タイガースの8代球団オーナーに阪神電鉄専務取締役の宮崎氏の就任が決定し、2日に阪神電鉄本社での就任会見が開かれることとなった。オーナー代行には現球団社長で、本社常務取締役への就任が決まっている牧田球団社長が就くことも決まった。


2006/5/31
-ウィリアムス投手、復帰-
甲子園でのイーグルス戦、7回1イニング打者3人を、2奪三振と完璧に抑え、復活をアピールした。

2006/5/30
-ウィリアムス投手、出場選手登録-
左ヒザの手術で、調整中だったウィリアムスが、出場選手登録された。ファームでの調整を経て、心強い中継ぎエースが戻ってきた。これで先発投手の負担は軽減され、勝ち星も上積みされそうだ。

2006/5/29
-手塚オーナー辞任へ-
阪急ホールディングスは、臨時取締役会を開き、阪神電気鉄道株の公開買い付け(TOB)を実施し、10月1日付けで阪神を完全子会社化し経営統合することを決議した。
阪神電鉄も臨時取締役会で統合を決議し、TOBへの賛同を表明。このTOBの成立を前提として、阪神本社は新役員体制を発表した。また、西川社長、手塚会長が6月29日付けで退任する、新役員体制を明らかにした。手塚会長は取締役でない相談役となることから、球団オーナー職からも退くことが濃厚。

2006/5/27
-タイガース、セ・リーグ首位へ-
インボイス西武ドームでのライオンズ戦に勝利し、首位のジャイアンツが東京ドームでのマリーンズ戦に敗れたため、今季初めてセ・リーグ首位にたった。

-今岡選手、出場選手登録抹消-
右手関節症のために欠場していた今岡が、出場選手登録を抹消された。これまで1軍帯同しながら回復を目指してきたが、完治を目指し治療に専念することになった。交代要員としては1軍合流していた藤原が昇格することになった。今岡の復帰は最短で6月6日以降になる。

2006/5/26
-清原選手、4000塁打達成-
オリックスバッファローズの清原が、大阪ドームでのベイスターズ戦、2回三浦から3号先制ソロ本塁打を放ち、プロ野球12人目となる通算4000塁打を達成した。初塁打は、86年4月5日の南海(現ソフトバンク)戦で藤本から。

2006/5/25
-ガトームソン投手、ノーヒットノーラン達成-
東京ヤクルトスワローズのガトームソンが、神宮球場でのイーグルス戦で、プロ野球72人目(83度目)のノーヒットノーランを達成した。セ・リーグでは、2004年10月4日のタイガース・井川以来33人目(36度目)で、交流戦では初の快挙となった。

2006/5/21
-清原選手、1500打点達成-
オリックスバッファローズの清原が、甲子園でのタイガース戦の5回、1死満塁で代打出場し、中前に2点適時打を放ち達成。プロ野球8人目。

2006/5/16
-安藤投手、出場選手登録抹消-
安藤が15日に体調不良を訴え、岡山市内の病院で検査を受けた。「急性へんとう炎」と診断され、16日になっても回復しなかったため大事をとり帰阪。出場選手登録を抹消された。代わって太陽が今季初めて1軍昇格した。

2006/5/11
-石井選手、2000本安打達成-
横浜ベイスターズの石井が、横浜スタジアムでのイーグルス戦の1回、愛敬から中前安打を放ち、通算2000本安打を達成した。プロ野球34人目。石井は投手として1年目に1勝しており、勝利投手経験者の2000本安打達成は川上哲治(ジャイアンツ)以来、史上2人目。

2006/5/7
-ダーウィン投手、8試合連続無失点-
横浜スタジアムでのベイスターズ戦、ダーウィンが6回を打者3人無安打1奪三振と完璧に抑えた。MAX152km/hの速球を武器に中継ぎに定着し、連投もロングリリーフも任せられる投手に成長。このまま経験を積めば先発ローテーション入りも夢ではない。

-福原投手、1軍合流-
腰痛で2軍調整を続けていた福原が、9日から1軍に合流することがこの日、正式決定した。11日のマリーンズ戦に先発が予想される。

2006/5/5
-ウィリアムス投手、来日-
3月に左ヒザの再手術を受け、米国でリハビリ中だったウィリアムスが5日に来日。左ヒザは順調に回復しており、6日から鳴尾浜でブルペンに入る予定。このまま回復していけば早期の復帰も予想され、中継ぎ陣の負荷も軽減される。

2006/5/4
-杉山投手、アクシデント降板-
甲子園でのジャイアンツ戦、この日先発の杉山が、6回途中に右手親指のマメを破り降板した。次回ローテーションの先発は微妙になった。代役には2軍調整中の福原が有力。

2006/5/2
-3・4月月間MVP、濱中選手が野手部門で初受賞-
濱中は3・4月中、本塁打・打率ともにリーグ1位の好成績を記録。濱中は月間MVP初受賞となる。
他の受賞選手は
投手部門 セ・リーグ パウエル(ジャイアンツ)、パ・リーグ 新垣(ホークス)
野手部門 パ・リーグ 福浦(マリーンズ)


2006/4/28
-阪神電気鉄道、阪急ホールディングスと経営統合基本合意-
阪神電気鉄道は、大阪・野田の電鉄本社で緊急記者会見を開き、阪急ホールディングスと経営統合することで基本合意したと発表した。また、経営統合後も阪神タイガース、阪神甲子園球場の名称に変更がないことも明らかになった。

2006/4/25
-濱中選手、10号本塁打両リーグ一番乗り-
静岡・草薙球場での対ベイスターズ戦で3回、8回と2本塁打を放ち、開幕19試合目で10号に到達。タイガースでは90年岡田(現監督)以来の両リーグ10号一番乗りとなった。

2006/4/14
-井川投手、1000奪三振達成-
甲子園での対カープ戦、9回、梵を三振に取り1000奪三振を達成。プロ野球119人目。初奪三振は、99年5月7日ベイスターズ戦、波留から。
この日、井川は5安打完封で今季2勝目。タイガースのエースに勲章が1つ増えた。

-ウィリアムス投手、ブルペン入りへ-
左ヒザ内視鏡手術を受け、米・アリゾナでリハビリ中のウィリアムスが、現地で手術後初のブルペンでの投球練習をおこなうことがわかった。この内容次第で、来日予定も繰り上がりそうだ。

2006/4/9
-金本選手、904試合連続フルイニング出場、世界記録更新-
大阪ドームでの対ベイスターズ戦、904試合連続フルイニング出場を果たし、カル・リプケン(元オリオールズ)の世界記録を更新した。

-金沢投手、627日ぶり白星-
昨年3月に右ヒジを手術後、リハビリに励み、04年7月21日のベイスターズ戦以来、627日ぶりに勝利投手となった。競争の激しいタイガース中継ぎ陣に食い込むことができるか、これからが大事である。

2006/4/8
-金本選手、903試合連続フルイニング出場達成-
大阪ドームでの対ベイスターズ戦、903試合連続フルイニング出場を果たし、カル・リプケン(元オリオールズ)の世界記録に並んだ。
才能豊かなプロ野球選手。ケガでその才能を開花できずに終わってしまう選手は多い。その中でケガにも負けず、連続フルイニング出場を継続している金本選手は、全てのプロ野球選手の鑑である。

2006/4/5
-下柳投手、500試合登板達成-
広島市民球場での対カープ戦、1回で達成。プロ野球77人目。初登板は、ダイエー(現ソフトバンク)在籍時の91年8月9日、近鉄戦。

2006/4/2
-今季初勝利-
神宮球場での対スワローズ戦、16安打9得点で完勝。先発、江草が8回4安打無失点と好投。ローテーションを任せられる若手の出現に期待が高まる。

2006/3/31
-2006年セントラルリーグ、ペナントレース開幕-
今シーズン開幕戦は、スワローズとの3連戦。昨シーズンBクラスのスワローズ相手に負け越しは許されない。
開幕投手はタイガース-井川・スワローズ-石川。井川は5年連続開幕投手を務める。
試合は2回の四球がらみの失点がひびき1点差で惜敗。井川での1敗は痛い。


[Top|Profile|Sports|BBS|Link]
[Sports_Top]
Last modified on 07/8/21