公式戦

2007年、V奪回が至上命題、クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本一へ。
今年のタイガースは井川のMLB移籍で投手陣に大きな穴が開いた。これを埋めるために先発投手として、ジャン、ボーグルソンと2人の新外国人投手を獲得。特にジャンはメジャー実績が球団史上最高と頼もしい。
野手陣は、昨年不調だった今岡が手術から復活。また、若手の鳥谷、林の成長も著しい。
問題は先発の安藤、福原がケガで開幕絶望な点。2人が戻るまでAクラス、勝率5割ラインを守れるか。

今季、ヒラタの2007年注目チームは、

--読売ジャイアンツ--
やはりFAでのファイターズの主砲、小笠原の獲得は大きい。ホークスへFA移籍した小久保の穴が守備位置的にも、ちょうど埋まる形になった。また、トレードでバファローズの谷を獲得。外野手への刺激になるか。
投手陣に問題はあるものの、強力な打線で打ち勝つスタイルになるのか。これで、若手投手が育ってくると手がつけられなくなりそうだ。

--横浜ベイスターズ--
若い長距離打者が育ち、そこにジャイアンツから仁志を獲得。クレバーな選手の加入でさらに、レベルアップしそうだ。
問題だった投手陣は門倉のジャイアンツへのFA移籍の人的補償で工藤を獲得。彼の野球への取り組む姿勢は、若い投手陣に良い影響をもたらすであろう。また、ホークスとの交換トレードで寺原を獲得。多村の放出は痛いものの、近い将来、ベイスターズのエースとなるであろう投手を得たことは大きい。

[セ・リーグ順位表 | 個人タイトル | トピックス]

■セントラル・リーグ順位表

2007年 セントラル・リーグ、ペナントレース公式戦試合結果
試合数勝数負数引き分け勝率勝数順位
1読売14480631.5591-0
2中日14478642.54921.50
3阪神14474664.52934.50
4横浜14471721.49749.00
5広島14460822.423519.50
6ヤクルト14460840.417620.50

2007年 阪神タイガース対戦成績
読売中日阪神横浜広島ヤクルト交流戦
阪神14-9[1]12-11[1]-14-109-14[1]16-89-14[1]

全日程終了
2007年度チーム成績 セ・リーグ3位 2006年度チーム成績 セ・リーグ2位
144試合74勝66敗4分 勝率.529 146試合84勝58敗4分 勝率.592
得点518(リーグ6位) 失点561(リーグ3位) 得点597(リーグ3位) 失点508(リーグ2位)
本塁打111(リーグ6位) 打率.255(リーグ6位) 本塁打133(リーグ4位) 打率.267(リーグ3位)
防御率3.56(リーグ1位) 盗塁46(リーグ5位) 防御率3.13(リーグ2位) 盗塁52(リーグ5位)

■タイガース 2007年シーズン総評

2007年、タイガースは終盤に首位に立つものの連敗を喫し、シーズン3位に終わった。CS第1シリーズに進出も、シーズン2位のドラゴンズに2連敗し、CS第2シリーズへ進むことは出来ず、今シーズンは終了した。
CSシリーズ進出の3チーム中、戦力は大きく劣っているのが明白であった。投手陣では、JFKという12球団最強の中継ぎ抑えを有していながら、序盤に失点しゲームを壊してしまうことが多かった。先発陣はシーズン序盤に崩壊し、ローテーションを守ることが出来たのは下柳のみという状態であった。野手陣では、浜中、今岡の両クリーンアップが不調のまま終わり、赤星も故障で全試合出場を果たせないなど、故障者が多くレギュラーを固定することが出来着なかった。得点、本塁打はセ・リーグ最下位と攻撃力は昨シーズン以上に落ちている。
やはり、強打の右打者の獲得、盗塁能力のある選手の起用などが必要であろう。また、先発投手の獲得が今後の課題である。多少の出血の覚悟も必要だ。


個人タイトル (セントラル・リーグ)

実力者の集団であるプロ野球選手の中でも、一握りの頭抜けたプレイヤーにだけに与えられる称号。


-表彰選手-
最優秀選手(セ)小笠原道大 読売ジャイアンツ
最優秀新人(セ)上園啓史 阪神タイガース
最優秀投手(セ)高橋尚成 読売ジャイアンツ
正力松太郎賞落合博満 中日ドラゴンズ
沢村賞ダルビッシュ有 北海道日本ハムファイターズ


-個人タイトル-
首位打者青木宣親 東京ヤクルトスワローズ.346
最多本塁打村田修一 横浜ベイスターズ36
最多打点ラミレス 東京ヤクルトスワローズ1222度目
最多盗塁荒木雅博 中日ドラゴンズ31
最高出塁率青木宣親 東京ヤクルトスワローズ.434
最多安打ラミレス 東京ヤクルトスワローズ2042度目
最優秀防御率高橋尚成 読売ジャイアンツ2.75
最多勝利グライシンガー 東京ヤクルトスワローズ16
最多奪三振内海哲也 読売ジャイアンツ180
最優秀中継ぎ久保田智之 阪神タイガース55
最優秀救援藤川球児 阪神タイガース46

-ベストナイン-
投手高橋尚成 読売ジャイアンツ
捕手阿部慎之助 読売ジャイアンツ5年ぶり2度目
一塁手ウッズ 中日ドラゴンズ2年連続3度目
二塁手田中浩康 東京ヤクルトスワローズ
三塁手小笠原道大 読売ジャイアンツ初(パ、一塁手で3度、パ、三塁手で2度)
遊撃手井端弘和 中日ドラゴンズ4年連続5度目
外野手青木宣親 東京ヤクルトスワローズ3年連続3度目
ラミレス 東京ヤクルトスワローズ4年ぶり2度目
高橋由伸 読売ジャイアンツ8年ぶり2度目

-ゴールデングラブ賞-
投手川上憲伸 中日ドラゴンズ2年連続3度目
捕手谷繁元信 中日ドラゴンズ2年連続3度目
一塁手シーツ 阪神タイガース3年連続3度目
二塁手荒木雅博 中日ドラゴンズ4年連続4度目
三塁手中村紀洋 中日ドラゴンズ初(他にパで5度)
遊撃手井端弘和 中日ドラゴンズ4年連続4度目
外野手青木宣親 東京ヤクルトスワローズ2年連続2度目
高橋由伸 読売ジャイアンツ4年ぶり7度目
金城龍彦 横浜ベイスターズ2年ぶり2度目

トピックス

2007/10/14
CS第1ステージ第2戦
-ナゴヤドーム-
123456 789RHE
阪神 000 100 020 381
中日 500 000 00X 580

T : 上園-渡辺-江草-久保田-ウィリアムス
D : 中田-小笠原-岡本-岩瀬(S)

本塁打 : 李 1

CS第1ステージ第2戦。
先発はルーキーの上園、初回に四球絡みで5失点。第1戦同様、先発が初回に打ち込まれ追いかける展開に。打線は、4回に1点、8回に2点と、小刻みに打ち返すも、初回の大量失点がひびき連敗。JFKの出番を待たずにCS第1ステージ敗退が決まった。

2007/10/13
CS第1ステージ第1戦
-ナゴヤドーム-
123456 789RHE
阪神 000 000 000 051
中日 300 004 00X 7130

T : 下柳-渡辺-久保田-ダーウィン-橋本健
D : 川上-石井-鈴木-久本-岡本-クルス-平井

本塁打 : ウッズ 1 森野 1

CS第1シリーズ。先に2勝したチームが第2シリーズへ駒を進める。
第2シリーズへの進出を賭けた第1戦。タイガース先発の下柳が初回、森野に先制打を、続くウッズに2ラン本塁打を浴び3失点。また、6回から登板の久保田が森野に3ラン本塁打を許しダメ押し。打線は、ドラゴンズ投手陣の継投策に5安打完封。タイガース勝ちパターンの先制しJFKへつなぐ展開に持ち込めずに完敗。第2戦に逆転の望みをつなぐ。

2007/10/8
-ラミレス選手、203安打、セ・リーグ新記録-
横浜での対ベイスターズ戦、スワローズのラミレスが1回、三浦から左前安打を放ち記録。プロ野球記録は94年オリックスのイチローが放った210安打。

2007/10/7
-金本選手、左ヒザ悪化判明-
10月5日に金本が、大阪市内の病院で半月板損傷を患う左ヒザの検査を受けた結果、新たに亀裂が入っていたことが判明した。これに伴って、オフでの手術の可能性が高まった。

2007/10/3
-藤川投手、46セーブ、日本タイ記録-
神宮での対スワローズ戦、藤川が9回に登板。無安打無失点2奪三振に抑え、今季46セーブ目を挙げ、日本プロ野球タイ記録に並んだ。

-久保田投手、90試合登板、日本新記録-
神宮での対スワローズ戦、久保田が8回に登板。無安打無失点1奪三振に押さえ、今季90試合登板を飾った。また、ホールドポイントも55となり、こちらも日本記録を更新した。

-高校生ドラフト会議-
プロ野球・高校生ドラフト会議が行われ、タイガースは1巡目で、大阪桐蔭・中田を指名した。バファローズ、ホークス、ファイターズと競合、この抽選に外れ、横浜・高浜を指名したが、ベイスターズとの抽選となり、こちらは抽選を引き当てた。3巡目では関西・森田、4巡目では常総学院・清原を指名した。

2007/10/2
-タイガース、3位確定-
横浜での対ベイスターズ戦、タイガースは2安打完封負けを喫し、今季3位が確定した。

-中島選手、1500試合出場達成-
フルキャスト宮城での対イーグルス戦、ファイターズの中島が達成。プロ野球156人目。初出場は、阪急時代、87年10月18日の南海戦。

2007/10/1
-タイガース、CS出場決定-
横浜での対ベイスターズ戦、タイガースが勝利し、クライマックスシリーズ(CS)第1ステージ進出を決めた。


2007/9/29
-鳥谷選手、連続試合フルイニング出場「398」でストップ-
甲子園での対カープ戦、鳥谷が右わき腹痛のため7回の守備から交代。遊撃手としてのプロ野球記録は、398試合でストップした。

2007/9/27
-ラミレス選手、右打者史上最多195安打-
広島での対カープ戦、スワローズのラミレスが3安打し、右打者のシーズン最多安打を更新した。

2007/9/26
-中村紀選手、1500本安打達成-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、ドラゴンズの中村紀が1回、高橋尚から左前打を放ち達成。プロ野球95人目。初安打は近鉄時代の92年6月18日、ファイターズ戦、河野から。

-荒木選手、200盗塁達成-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、ドラゴンズの荒木が2回に二盗を決め達成。プロ野球66人目。初盗塁は、97年6月29日のジャイアンツ戦。

2007/9/25
-ラミレス選手、473試合連続出場-
広島での対カープ戦、スワローズのラミレスが記録。ライトル(カープ)を抜き、外国人選手のプロ野球記録を更新した。

2007/9/16
-矢野選手、1500試合出場達成-
甲子園での対ドラゴンズ戦、矢野が1500試合出場を達成。プロ野球155人目。初出場はドラゴンズ時代の91年8月3日のタイガース戦。

2007/9/15
-久保田投手、81試合登板日本新記録-
甲子園での対ドラゴンズ戦、久保田が7回に登板し、シーズン81試合登板の日本新記録を達成した。

-小笠原選手、1500本安打達成-
東京ドームでの対カープ戦、ジャイアンツの小笠原が6回、宮崎から右前二塁打を放ち達成。プロ野球93人目。初安打はファイターズ時代の97年5月10日、ライオンズ戦、石井丈から。

-小久保選手、1500本安打達成-
ヤフードームでの対ファイターズ戦、ホークスの小久保が9回、江尻から左前打を放ち達成。プロ野球94人目。初安打はダイエー時代の94年4月10日、オリックス戦、野田から。

2007/9/14
-赤星選手、1000本安打達成-
甲子園での対ドラゴンズ戦、赤星が8回、中前打放ち達成。プロ野球248人目。初安打は01年3月31日、ジャイアンツ戦、柏田から。

2007/9/11
-田中賢選手、パ・リーグ新記録達成-
千葉での対マリーンズ戦、ファイターズの田中賢が4回無死1塁、初球に犠打を決めシーズン51犠打のパ・リーグ新記録を達成した。

2007/9/8
-タイガース、首位奪回-
タイガースが、9連勝し今季初の単独首位に立った。

-和田選手、1000本安打達成-
札幌ドームでの対ファイターズ戦、ライオンズの和田が、2回に吉川から左前打を放ち達成。プロ野球247人目。初安打は、97年5月7日のホークス戦で倉野から。

2007/9/5
-桧山選手、1500試合出場達成-
甲子園での対ベイスターズ戦、桧山が、1500試合出場を達成。プロ野球154人目。初出場は92年5月30日のジャイアンツ戦。

-石井一投手、1500投球回達成-
神宮での対カープ戦、スワローズの石井一が達成。プロ野球159人目。初登板は92年6月9日の大洋戦。

2007/9/2
-ローズ選手、400号本塁打達成-
千葉での対マリーンズ戦、バファローズのローズが、9回に今季40号本塁打を放ち達成。プロ野球14人目。外国人選手では初。

2007/9/1
-前田選手、2000本安打達成-
広島での対ドラゴンズ戦、カープの前田が、8回に久本から右前打を放ち達成。プロ野球36人目。初安打は90年6月6日スワローズ戦。

-立浪選手、3500塁打達成-
広島での対カープ戦、ドラゴンズの立浪が、フェルナンデスから代打で本塁打を放ち達成。プロ野球22人目。初安打は88年4月8日の大洋戦。


2007/8/29
-小宮山投手、1500奪三振達成-
グッドウィルドームでの対ライオンズ戦、マリーンズの小宮山が7回、中島から三振を奪い達成。プロ野球49人目。初奪三振は90年4月12日のファイターズ戦、中島から。

-林選手、登録抹消-
林が29日、出場選手登録を抹消された。28日の試合後、右肩に強い違和感を訴え、大阪市内の病院でMRI検査を受け右肩肩峰下滑液胞炎と診断された。1週間の安静の後、練習再開時期を検討する模様。

2007/8/26
-小林雅投手、7年連続20セーブ-
ヤフードームでの対ホークス戦、マリーンズの小林雅が9回に登板し、セーブを挙げ、自身の持つプロ野球記録を更新した。

2007/8/23
-関本選手、連続無失策ストップ-
神宮での対スワローズ戦、関本が7回、ガイエルの二ゴロを捕球後、1塁に悪送球し失策を記録。05年5月3日カープ戦から継続していた二塁手連続守備機会無失策記録は「804」で途絶えた。二塁手の日本記録はバファローズ福良の「836」。

2007/8/19
-ラミレス選手、200号本塁打達成-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、スワローズのラミレスが4回、金刃から記録。プロ野球89人目。初本塁打は01年4月4日のジャイアンツ戦、高橋尚から。

2007/8/17
-西口投手、150勝達成-
グッドウィルドームでの対バファローズ戦、ライオンズの西口が今季8勝目を挙げ、通算150勝を達成した。プロ野球46人目。初勝利は95年9月10日マリーンズ戦。

2007/8/16
-ウッズ選手、200号本塁打達成-
京セラドームでの対タイガース戦、ドラゴンズのウッズが6回に下柳から今季30号を放って記録。プロ野球88人目。初本塁打はベイスターズ時代の03年3月28日タイガース戦、金沢から。

2007/8/14
-金子選手、200犠打達成-
ヤフードームでの対ホークス戦、ファイターズの金子が8回に和田から記録。プロ野球27人目。初犠打は96年5月2日のライオンズ戦。

2007/8/10
-金本選手、3500塁打達成-
横浜スタジアムでのベイスターズ戦、金本が8回、横山から右前打を放ち達成。プロ野球21人目。初安打はカープ時代の93年8月8日、スワローズ戦。

2007/8/7
-ローズ選手、3000塁打達成-
スカイマークでの対マリーンズ戦、バファローズのローズが、4回、久保から本塁打を放ち達成。プロ野球41人目。初安打は96年3月30日のライオンズ戦。

2007/8/3
-川上投手、100勝達成-
横浜スタジアムでのベイスターズ戦、ドラゴンズの川上が、今季9勝目を挙げ達成。プロ野球124人目。初勝利は、98年4月9日のタイガース戦。

2007/8/2
-藤川投手、28セーブ球団新記録成-
甲子園での対スワローズ戦、9回に登板した藤川が、1点を失ったものの後続を断ち、球団新記録となる28セーブ目を挙げた。

-二岡選手、150号本塁打達成-
横浜スタジアムでのベイスターズ戦、ジャイアンツの二岡が、1回にマットホワイトから記録。プロ野球145人目。初本塁打は、99年4月14日のカープ戦、黒田から。

2007/8/1
-下柳投手、1500投球回達成-
甲子園での対スワローズ戦、先発の下柳が、2回終了時に達成。プロ野球158人目。初登板はダイエー時代、91年8月9日西京極での近鉄戦。

-関本選手、セ・リーグ新記録達成-
甲子園での対スワローズ戦、関本が5回無死1塁、リグスの遊ゴロ併殺の際、鳥谷からの送球を受けセ・リーグ二塁手連続守備機会無失策「713」を達成。さらに1塁への転送で「714」に伸ばした。


2007/7/25
-赤星選手、300盗塁達成-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦、赤星が1回、二盗し達成。プロ野球26人目。初盗塁は、01年4月3日のカープ戦。

2007/7/24
-鳥谷選手、遊撃手連続試合フルイニング出場日本新記録-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦、鳥谷が、遊撃手としてフル出場し、連続試合フルイニング出場を340試合とし、藤田平(タイガース)、石井(ベイスターズ)の持つ遊撃手の最多記録を超え日本記録を更新した。

-宮本選手、300犠打達成-
神宮での対カープ戦、スワローズの宮本が、5回、黒田から達成。プロ野球5人目。初儀打は、95年4月21日のタイガース戦、竹内から。

2007/7/21
2007ガリバーオールスターゲーム第2戦
-フルキャスト-
123456 789RHE
全セ 062 000 12X- 11130
全パ 200 102 0-- 5130

S : 高橋尚-中田-グライシンガー-内海
P : 田中-杉内-成瀬-加藤大-藪田

本塁打 : 山崎 1 阿部 1 新井 1 ラミレス 1

最優秀選手阿部慎之助 読売ジャイアンツ
優秀選手井端弘和 中日ドラゴンズ
谷佳知 読売ジャイアンツ
山崎武司 東北楽天ゴールデンイーグルス
森本稀哲 北海道日本ハムファイターズ
ガリバー賞山崎武司東北楽天ゴールデンイーグルス

オールスター第2戦、タイガース勢は出場なし。やはり、地元イーグルス勢が目立った。パ・リーグ先発のルーキー田中は2回7安打6失点と打ち込まれ負け投手に。オールスター戦での貴重な経験が今後に生きてくると思われる。また、主砲の山崎が先制2ラン本塁打を放つなど、降雨コールドゲームとなったがイーグルスファンには見所満載の試合となった。

2007/7/20
2007ガリバーオールスターゲーム第1戦
-東京ドーム-
123456 789RHE
全パ 000 000 000 010
全セ 000 000 31X 470

P : ダルビッシュ-涌井-薮田-小林宏-馬原-武田久
S : 上原-高津-林-木塚-岩瀬-黒田-久保田-クルーン-藤川

本塁打 : ラミレス 1 前田智 1 森野 1

最優秀選手ラミレス東京ヤクルトスワローズ
優秀選手森野将彦 中日ドラゴンズ
前田智徳 広島カープ
ダルビッシュ有 北海道日本ハムファイターズ
小林宏之 千葉ロッテマリーンズ

オールスター第1戦、タイガース陣では藤川、久保田の投手2人が出場。
セ・リーグは1イニング1投手で完封リレー。今回の注目はパ・リーグ先発のダルビッシュ。伸びのある速球で2回を無安打無失点とセ・リーグ打線を沈黙させた。

2007/7/19
2007フレッシュオールスター開幕
-松山-
123456 789RHE
全イ 000 000 000 02-
全ウ 100 000 000 14-

E : 大嶺-高崎-木下-松岡-永井-岸-山口
W : 甲藤-阿部健-小嶋-中山-前田健-香月-浅尾(S)

最優秀選手中東直己広島カープ
優秀選手甲藤啓介 ソフトバンクホークス
吉田圭 広島カープ
銀仁朗 グッドウィルライオンズ
高崎健太郎 湘南シーレックス

松山でのフレッシュオールスターに、タイガース陣では投手で小嶋、野手では高橋、清水、大和の3人が出場した。
小嶋は1イニングを投げ、無安打無失点と別格。野手では遊撃手の大和が先発出場し、安定した守備を見せた。
試合は稀に見る投手戦となり、各チームの投手がそれぞれの持ち味を披露する形となった。

2007/7/18
-鳥谷選手、遊撃手連続試合フルイニング出場日本タイ記録-
甲子園での対ジャイアンツ戦、鳥谷が「遊撃手」としてフル出場を果たし、05年5月11日千葉での対マリーンズ戦からスタートした連続試合フルイニング出場が339試合となり、藤田平(タイガース)、石井(ベイスターズ)の持つ遊撃手の最多記録に並んだ。

-小久保選手、1000打点達成-
札幌ドームでの対ファイターズ戦、ホークスの小久保が、5回スウィーニーから左翼線適時2塁打を放ち達成。プロ野球30人目。初打点は94年6月26日のライオンズ戦。

2007/7/14
-金本選手、左ヒザ半月板断裂-
タイガースは、金本が7月初旬に「左ヒザ半月板損傷」と診断されていたことを発表した。

-黒田投手、100勝達成-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、カープの黒田が9回6安打2失点と完投で今季9勝目を挙げ、通算100勝を達成した。プロ野球123人目。初勝利は97年4月25日のジャイアンツ戦。

2007/7/12
-桜井選手、連夜の3ラン-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、先日プロ1号本塁打を放った桜井が連夜の活躍。延長12回決勝の3ラン本塁打を放ち快勝。待望の右の長距離打者の成長に期待が高まる。

2007/7/11
-新垣投手、シーズン最多タイ20暴投-
北九州での対イーグルス戦、ホークスの新垣が6回に今季20個目の暴投。98年スワローズの石井一のプロ野球記録に並んだ。

2007/7/6
-下柳投手、100勝達成-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦、下柳が6回を3安打無失点に抑え今季7勝目、通算100勝を達成した。プロ野球122人目。初勝利はダイエー時代、93年5月6日のオリックス戦。

2007/7/5
-若竹、タイガース7年ぶり10代先発-
甲子園での対スワローズ戦、タイガース7年ぶり10代先発となる若竹が先発登板を果たした。5回を2安打に抑えたものの、福川に3ラン本塁打を浴び黒星デビューとなった。次回登板へこの経験を生かしてほしい。

-中村紀選手、1000打点達成-
ナゴヤドームでの対カープ戦、ドラゴンズの中村紀が4回2死満塁で2点適時2塁打を放ち達成。プロ野球29人目。初打点は近鉄時代、92年6月18日。

2007/7/3
-球宴、全陣容発表-
ガリバーオールスターゲーム運営委員会は、監督推薦を含む全陣容を発表した。タイガースからは監督推薦の久保田とファン投票選出の藤川の2人が出場。

2007/7/2
-オールスターファン投票最終発表-
ガリバーオールスターゲーム運営委員会は、ファン投票の最終結果を発表した。タイガースからは藤川がただ一人選出された。

投手(抑え)藤川球児471987

2007/7/1
-坂選手、プロ初安打、初本塁打-
横浜での対ベイスターズ戦、坂が3回、プロ初安打を初本塁打で記録した。開幕直後に左鎖骨骨折し手術を受けてのこの復活。坂が、関本、富士本の二塁手のポジションに割って入れるか、今後に期待。

-谷選手、1500本安打達成-
広島での対カープ戦、ジャイアンツの谷が9回、永川から中前打を放ち達成。プロ野球92人目。初安打はオリックス時代、97年5月25日のマリーンズ戦、薮田から。

-イ・スンヨプ選手、100号本塁打達成-
広島での対カープ戦、ジャイアンツのイ・スンヨプが2回に青木高から記録。プロ野球250人目。初本塁打はマリーンズ時代、04年4月4日のダイエー戦で新垣から。


2007/6/30
-ローズ選手、1500本安打達成-
京セラドームでの対ファイターズ戦、バファローズのローズが7回、江尻から中前打を放ち達成。プロ野球91人目。初安打は近鉄時代、96年3月30日のライオンズ戦、新谷から。

2007/6/24
-セ・パ交流戦、10位-
タイガースの交流戦日程が終了した。9勝14敗1分けと3年目で初めて負け越した。

2007/6/20
-上園投手、プロ初勝利-
甲子園での対イーグルス戦、先発の上園が6回1安打無失点と完璧に抑え、プロ初勝利を挙げた。プロ初先発から3試合の先発で、安定した投球を続けている。今後もこの調子で勝ち星を積み上げてほしい。

2007/6/19
-新井選手、1000試合出場達成-
広島での対ファイターズ戦、カープの新井が1000試合出場を達成。プロ野球418人目。初出場は99年4月3日のドラゴンズ戦。

2007/6/13
-新垣投手、暴投パ・リーグ新記録-
ヤフードームでの対スワローズ戦、ホークスの新垣が、ワースト記録となるシーズン18暴投を記録した。プロ野球記録はスワローズの石井一が98年に記録した20。

-石井選手、2000試合出場達成-
札幌ドームでの対ファイターズ戦、ベイスターズの石井が2000試合出場を達成した。プロ野球38人目。初出場は89年4月13日のカープ戦。

2007/6/10
-シーツ選手、2軍降格決定-
シーツの2軍降格が決まった。今季開幕から打撃不振が続き、打率は2割4分台と低迷。チャンスでの見逃し三振が目立っていた。

2007/6/8
-上園投手、初1軍初先発-
甲子園での対バファローズ戦、初先発のルーキー上園が5回4安打1失点と堂々の投球。勝敗はつかなかったものの、今後が楽しみな投手の出現。先発投手陣が崩壊しつつあるタイガースの救世主となれるか。

2007/6/3
-金城選手、1000本安打達成-
スカイマークでの対バファローズ戦、ベイスターズの金城が2回、ユウキから右前打を放ち達成。プロ野球246人目。初安打は99年10月15日のスワローズ戦、高木から。

2007/6/2
-二岡選手、1000本安打達成-
グッドウィルドームでの対ライオンズ戦、ジャイアンツの二岡が5回、山崎から今季8号本塁打を放って達成。プロ野球245人目。初安打は99年4月3日のタイガース戦、川尻から。

2007/6/1
-福原投手、ぎっくり腰-
甲子園で練習中に福原がぎっくり腰を発症。札幌遠征メンバーから外れた。数日間の安静と経過観察が必要と見られる。


2007/5/31
-ボーグルソン投手、緊急降板-
甲子園での対ライオンズ戦、先発のボーグルソンが右肩に違和感を訴え途中降板。西宮市内の病院でMRI検査を受けた結果、「右肩肩板炎」と診断された。

2007/5/28
-金本選手、連続フルイニン出場10000イニング到達-
甲子園での対マリーンズ戦、世界記録更新中の金本の連続フルイニン出場が7回終了時に10000イニングに到達した。

-ウィリアムス投手、出場選手登録抹消-
ウィリアムスが、左肩周囲炎のため出場選手登録を抹消された。再登録には10日間を要するため、復帰は6月8日のバファローズ戦以降になる模様。

2007/5/27
-小笠原選手、250本塁打達成-
東京ドームでの対バファローズ戦、ジャイアンツの小笠原が6回にユウキから本塁打を放ち達成。プロ野球51人目。初本塁打はファイターズ時代の98年7月7日の近鉄戦で盛田から。

2007/5/25
-赤星選手、1軍復帰-
首痛で戦線離脱していた赤星が24日、甲子園で行われたチーム練習に合流し、25日のバファローズ戦から戦列復帰することが決定した。

2007/5/19
-杉山投手、チーム初完投初完封-
甲子園での対ベイスターズ戦、杉山が、9回を8安打無失点で投げきり、今季チーム初完投初完封を達成した。

-桜井選手、初スタメン初安打-
初スタメン「8番・中堅」で出場した桜井がプロ入り初安打を放った。タイガースの未来の主砲が待望のプロ初安打。若手選手の活躍に期待が高まる。

2007/5/18
-喜田内野手←→山田外野手トレード発表-
タイガースの喜田剛内野手とカープの山田真介外野手の交換トレードが成立し、両球団から発表された。右の外野手はタイガースの補強ポイントであったが、走攻守3拍子そろった山田の獲得はこれと合致するが、林、赤松の成長を考えると終盤での守備がために使えるかどうかというところ。強打の喜田を放出してまで獲得する必要があったかは疑問だ。

2007/5/17
-石井一投手、1500奪三振達成-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦、スワローズの石井一が、7回に小笠原から、この日9個目の三振を奪い達成。プロ野球48人目。通算1413投球回での達成は、江夏豊の1423回を上回る史上最速ペース。初奪三振は92年6月9日大洋戦、山崎から。

-田中幸選手、2000本安打達成-
東京ドームでの対イーグルス戦、ファイターズの田中幸が4回、山村から右前打を放ち達成。プロ野球35人目。22年目での達成は、史上最も遅い記録で39歳5ヶ月は歴代6位の高齢達成。

2007/5/13
-石井選手、350盗塁達成-
横浜での対カープ戦、ベイスターズの石井が1回に二盗をして達成。プロ野球15人目。初盗塁は92年5月10日のジャイアンツ戦。

2007/5/12
-谷繁選手、連続守備機会無失策新記録達成-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、ドラゴンズの谷繁が、捕手の連続守備機会無失策(連続シーズン)を1264とし、伊東勤(現ライオンズ監督)のプロ野球記録を抜いた。記録開始は06年4月4日。

2007/5/5
-赤星選手、「頚椎椎間板ヘルニア」-
阪神は、4日のカープ戦で途中交代した赤星が「頚椎椎間板ヘルニア」と診断されたと発表した。登録は抹消せず、回復状況を見ることとなった。

2007/5/4
-赤星選手、戦線離脱-
甲子園でのカープ戦、赤星が、7回2死満塁から右中間の打球にダイビングキャッチを試みた際、首などを強打、負傷し途中交代した。試合後、大阪市内の病院に向かった。結果次第では戦線離脱もありうる状態。

2007/5/2
-読売ジャイアンツ、通算5000勝達成-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦、ジャイアンツが延長11回5-3で勝利。今季18勝目を挙げ、プロ野球史上初の通算5000勝(3514敗263分け)を達成した。


2007/4/29
-カブレラ選手、史上最速タイ250号本塁打達成-
グッドウィルドームでの対マリーンズ戦、ライオンズのカブレラが、6回、成瀬から今季4号本塁打を放ち達成。プロ野球50人目。初本塁打は、01年3月27日オリックス戦で木田から。通算733試合目での到達で、ブライアント(元近鉄)の持つ史上最速記録に並んだ。

2007/4/24
-ジャン投手、流血降板-
甲子園での対スワローズ戦、先発のジャンが、7回、ラミレスのピッチャーライナーを右あごに受け降板。兵庫県内の病院へ直行し、右あごに9針の縫合を受けた。

-林選手、同点打-
右肩痛の浜中に代わって、スタメン起用された林がサヨナラ勝利を導く同点打を放った。狩野に続く若手の活躍。ベテランと若手の力がかみ合えば首位奪取も近い。

2007/4/22
-狩野選手、連発-
甲子園での対ジャイアンツ戦、代打で途中出場の狩野が、9点差のついた9回に連夜の2ラン本塁打。このところの活躍で、右の代打の筆頭に躍り出た。これで出場機会も増え、1軍での経験を積めば捕手としての能力も上がっていくだろう。

2007/4/21
-狩野選手、プロ初本塁打-
甲子園での対ジャイアンツ戦、狩野が連夜の活躍を見せた。チームは5-2で敗れたものの、初のスタメンマスクの狩野が昨夜のサヨナラ打の続き、プロ初本塁打を含む3安打1打点。6回には関本の2塁打で1塁から一気に本塁生還と走塁でも魅せた。

-ラミレス選手、1000本安打達成-
神宮での対ドラゴンズ戦、スワローズのラミレスが3回、吉見から左前安打を放ち達成。プロ野球244人目。初安打は01年3月30日のベイスターズ戦、竹下から。

2007/4/20
-狩野選手、代打サヨナラ-
甲子園での対ジャイアンツ戦、延長12回、代打で登場した狩野が、左安打を放ちサヨナラ。プロ7年目の狩野は、これが1軍初安打。ポスト矢野をまずは打撃でアピール。先日スタメン出場した赤松に続く狩野の活躍。タイガース野手陣に若手の台頭が始まった。

2007/4/19
-古田兼任監督、2000試合出場達成-
神宮での対ベイスターズ戦、スワローズの古田が2000試合出場を達成。プロ野球37人目。大学を卒業し社会人を経験した選手としては史上初。初出場は90年4月11日のドラゴンズ戦。

2007/4/11
-豊田投手、150セーブ達成-
広島での対カープ戦、ジャイアンツの豊田が9回を無失点に抑え達成。プロ野球史上5人目。初セーブはライオンズ時代、00年10月8日のファイターズ戦。

-横浜ベイスターズも裏金-
横浜は、2004年ドラフト自由枠で入団した那須野投手にプロ野球界で申し合わせた最高標準額(1億円プラス出来高5000万円)をはるかに上回る5億3000万円の契約金を支払っていたことを公表した。1年目の年俸も最高額とされる1500万円の2倍の3000万円だったことを明らかにした。

2007/4/10
-村田選手、100号本塁打達成-
横浜での対スワローズ戦、ベイスターズの村田が、5回石川から今季2号本塁打を放ち達成。プロ野球248人目。初本塁打は、03年4月2日ジャイアンツ戦、高橋尚から。

2007/4/7
-林選手、初スタメン、初打席、本塁打-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、不振の浜中に代わってスタメン出場した林が、本塁打を含む4打数2安打3打点と活躍。若い長距離打者の登場に期待が大きくなる。

-福原投手、1軍合流へ-
右ふくらはぎの故障で2軍調整中の福原が、ウエスタンリーグ、カープ戦に先発登板し、2回無安打無失点MAX146km/hと万全の状態、12日のドラゴンズ戦で先発する可能性が濃厚となった。

2007/4/6
-福留選手、1000試合出場達成-
ナゴヤドームでの対ベイスターズ戦でドラゴンズの福留が達成。プロ野球415人目。初出場は99年4月2日のカープ戦。

2007/4/4
-ローズ選手、1000打点達成-
京セラドームでの対マリーンズ戦、バファローズのローズが、9回小野から4号2ラン本塁打を放ち達成。プロ野球史上28人目で外国人選手では初の偉業。

2007/4/1
-小嶋投手、初登板、初先発、初勝利-
京セラドームでの対カープ戦、ルーキーの小嶋が5回5安打2失点に抑え初登板、初先発、初勝利となった。今年のルーキーはやってくれそうだ。

-井端選手、1000本安打達成-
ナゴヤドームでの対スワローズ戦、ドラゴンズの井端が1回左中間2塁打で出塁し達成。史上243人目。

2007/3/31
-今季初勝利-
京セラドームでの対カープ戦、3-2でタイガースが勝利。今季初勝利となった。
先発の能見の後をJFKが完封リレー。今年も中継ぎ陣に負荷がかかる試合が多くなりそうだ。

2007/3/30
-2007年セントラルリーグ、ペナントレース開幕-
今シーズン開幕戦は京セラドームでカープとの3連戦。
開幕投手はタイガース-下柳・カープ-黒田。
試合は4-1、わずか4安打に抑え込まれ完敗。やはり黒田相手ではタイガース打線は厳しい。


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Last modified on 07/12/6