公式戦

今季は東日本大震災を受け、開幕日が二転三転し、4月12日セ・パ同時開幕ということに落ち着いた。例年に比べ2週間以上遅れ、日程も厳しいものになりそうだ。それに付け加え、試合時間に制限が設けられ、試合終盤の戦いかたも変わってくると思われる。また、今季から統一球導入にともなって、以前に比べ打球が飛ばなくなるということが確認されている。試合巧者が有利になるだろう。各チームの戦い方にも注目が集まる。


2011年、V奪回へ再挑戦、クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本一へ。
今年のタイガースは、リーグ優勝最右翼、戦力も充実し期待も高まる。

久しぶりに先発投手が故障なく揃い、かつ、ウィークポイントであった中継ぎにもFAで小林宏を補強。投手力は12球団一となった。野手陣では、昨シーズン、最多安打記録を塗り替えたマートンや、リーグ本塁打2位のブラゼル、チーム打率.290の強力打線が機能すれば問題ないだろう。懸念は、城島がオフにヒザの手術を行い、昨シーズンの活躍は期待できず、金本の肩は、いまだ治っていないということか。統一球導入によって、外野守備の重要度は高まる。真弓監督の英断を待ちたい。

今季、ヒラタの2011年注目チームは、

--東京ヤクルトスワローズ--
昨シーズン序盤に、高田監督が辞任するほどの低調ぶりを見せたものの、小川監督代行が就任するや否や、巻き返しを図り、最終的には4位、勝率も5割を超えるなど底力を持つチーム。打者では、昨シーズン途中加入のホワイトセルが期待でき、日本プロ野球史上初となる2度目の200本安打を達成した青木が健在。また、投手力も、若い10勝投手を4人揃え、中継ぎ、抑えの林昌勇と充実。確実に昨シーズンより戦力は増強され、セ・リーグ4強入りは目前。
タイガースにとっては、野村監督時代以来の難敵。試合巧者のスワローズにどう立ち向かうか。期待したい。

[セ・リーグ順位表 | 個人タイトル | トピックス]

■セントラル・リーグ順位表

2011年 セントラル・リーグ、ペナントレース公式戦試合結果
試合数勝数負数引き分け勝率勝数順位
1中日144755910.5601-0
2ヤクルト144705915.54332.50
3読売144716211.53423.50
4阪神14468706.49349.00
5広島14460768.441516.00
6横浜144478611.353627.50

2011年 阪神タイガース対戦成績
中日ヤクルト読売阪神広島横浜交流戦
阪神 9-13[2] 14-10 11-11[2] - 12-12 12-10[2] 10-14

全日程終了
2011年度チーム成績 セ・リーグ4位 2010年度チーム成績 セ・リーグ2位
144試合68勝70敗6分 勝率.493 144試合78勝63敗3分 勝率.553
得点482(リーグ2位) 失点443(リーグ3位) 得点740(リーグ1位) 失点640(リーグ4位)
本塁打80(リーグ4位) 打率.255(リーグ1位) 本塁打173(リーグ2位) 打率.290(リーグ1位)
防御率2.83(リーグ3位) 盗塁62(リーグ3位) 防御率4.05(リーグ4位) 盗塁71(リーグ3位)

■タイガース 2011年シーズン総評

2011年、タイガースは、中盤以降巻き返し上位争いに加わったが、序盤の借金が重くのしかかりCS進出を果たせず4位となった。開幕前には12球団1の戦力と称されながら、チグハグなチーム状態が続いた。今シーズンの成績は、城島、金本を切れなかった首脳陣の中途半端さが現れたものだろう。タイトルホルダーを4名も出しながら4位という結果。チームとして機能していなかったのは明白だ。

例年になく先発陣が充実した状態で、開幕スタートを果たしたものの、中継ぎ陣の不調、特にFA移籍で加入した小林宏の中継ぎ失敗が続き、抑えの藤川まで継投できずに終わる試合が続出。これには、小林宏自身の不調もあったものの、故障明けの城島の捕球ミスが多く、他の投手の防御率も悪化した。シーズン中盤、正捕手に藤井を据え、小宮山を起用したことで、チーム防御率も改善し、上位争いに加わるまでになった。もはや、城島を捕手で起用することは自殺行為だ。
野手では、二塁手である平野を中堅として出場させるなど、てこ入れを図ったが、統一球対策では後れを取り、得点力の低下を招いた。若手野手については、上本の出場機会が増え、また、終盤では中堅に柴田が固定され来季以降に光が差した。

今後の課題としては、ポスト金本、ポスト新井の育成だろう。柴田、上本、森田など若手が成長しつつあるなか、「育てながら勝つ」が出来るかどうか、真弓監督に代わって指揮を執る生え抜きの和田新監督の手腕に期待したい。


個人タイトル (セントラル・リーグ)

実力者の集団であるプロ野球選手の中でも、一握りの頭抜けたプレイヤーにだけに与えられる称号。


-表彰選手-
最優秀選手(セ)浅尾拓也 中日ドラゴンズ
最優秀新人(セ)澤村拓一 読売ジャイアンツ
最優秀投手(セ)吉見一起 中日ドラゴンズ
正力松太郎賞秋山幸二 福岡ソフトバンクホークス
沢村賞田中将大 東北楽天イーグルス


-個人タイトル-
首位打者長野久義 読売ジャイアンツ.316
最多本塁打バレンティン 東京ヤクルトスワローズ31
最多打点新井貴浩 阪神タイガース93
最多盗塁藤村大介 読売ジャイアンツ28
最高出塁率鳥谷敬 阪神タイガース.395
最多安打マートン 阪神タイガース1802年連続2度目
最優秀防御率吉見一起 中日ドラゴンズ1.65
最多勝利吉見一起 中日ドラゴンズ182年ぶり2度目
内海哲也 読売ジャイアンツ18
最多奪三振前田健太 広島カープ1922年連続2度目
最優秀中継ぎ浅尾拓也 中日ドラゴンズ522年連続2度目
最優秀救援藤川球児 阪神タイガース414年ぶり2度目

-ベストナイン-
投手吉見一起 中日ドラゴンズ
捕手阿部慎之助 読売ジャイアンツ5年連続6度目
一塁手栗原健太 広島カープ
二塁手平野恵一 阪神タイガース2年連続2度目
三塁手宮本慎也 東京ヤクルトスワローズ
遊撃手鳥谷敬 阪神タイガース2年連続3度目
外野手長野久義 読売ジャイアンツ
マートン 阪神タイガース2年連続2度目
青木宣親 東京ヤクルトスワローズ7年連続7度目

-ゴールデングラブ賞-
投手浅尾拓也 中日ドラゴンズ
捕手谷繁元信 中日ドラゴンズ2年ぶり5度目
一塁手栗原健太 広島カープ2年ぶり3度目
二塁手平野恵一 阪神タイガース2年連続2度目
三塁手宮本慎也 東京ヤクルトスワローズ3年連続3度目(他に遊撃手で6度)
遊撃手鳥谷敬 阪神タイガース
外野手長野久義 読売ジャイアンツ
青木宣親 東京ヤクルトスワローズ6年連続6度目
大島洋平 中日ドラゴンズ

トピックス

2011/11/1
-10月月間MVP発表-
セ・パ両リーグは10月の月間最優秀選手を発表。セ・リーグ投手部門で、タイガースの能見が受賞。2年連続で月間MVPを受賞するのは井川以来2人目の快挙。セ・打者部門では、ドラゴンズ・ブランコが選出。パ・リーグでは投手部門は、イーグルス・田中が年間3度目の受賞、打者部門では、ライオンズ・浅村が初受賞。

2011/10/25
-セントラル・リーグ、全日程終了-
スワローズ-カープ最終戦(神宮)をもって、今季のセ・リーグ全日程を終了した。今後、タイガースは、来季へ向け、新監督下での組閣、秋季キャンプでの戦力の底上げを図る。

2011/10/24
-タイガース、今季最終戦-
マツダでの対カープ戦、タイガースは2-0で勝利し、今季最終戦を白星で飾った。12球団1の戦力で臨んだペナントレースであったがBクラス4位と低迷。首脳陣の迷走が目立ったシーズンだった。

2011/10/23
-清原投手、白仁田投手、1軍初登板-
マツダでの対カープ戦、清原が、プロ初登板初先発を果たし、5回5安打1失点。打線の援護がなく黒星を喫したものの、来季に明るい光が差してきた。また、プロ4年目の白仁田もプロ初登板を果たした。こちらは、1回無安打無失点、最速147km/hとまずまずの投球。中継ぎで使えればチーム力も上がりそうだ。

2011/10/22
-藤田投手、600試合登板達成-
QVCでの対マリーンズ戦、ホークスの藤田が達成。プロ野球36人目。初登板は、マリーンズ時代、98年4月4日の近鉄戦。

2011/10/20
-タイガース、今季勝ち越し消滅-
甲子園での対ベイスターズ戦、タイガースは3-5で敗れ今季勝ち越しが消滅した。来季を見据え、若手を起用しているチームではあるが、いささか決断が遅かったようだ。

2011/10/19
-田上選手、プロ初安打-
甲子園での対ベイスターズ戦、田上が、7回1死代打で登場し、プロ初安打となる左前打を放った。俊足外野手がやっと1軍でのチャンスをつかんだ。今季、中堅は俊介、柴田とどちらも固定できていない。ポスト赤星として期待される田上の活躍を期待したい。

2011/10/16
-タイガース、4位決定-
タイガースのCS進出が消滅し4位が決定した。3位、ジャイアンツがデーゲームで勝利し甲子園でのナイター・カープ戦を待たずにタイガースのBクラスが決定。真弓監督は、すでに辞意を球団に申し入れており、今季限りでの辞任が決定。同時に球団は後任監督の人選に本格的に着手する。

2011/10/12
-タイガース、自力CS消滅-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、タイガースは連夜のサヨナラ負けを喫し、自力CS進出の可能性が消滅した。これで、真弓監督の去就も微妙となった。

2011/10/11
-タイガース、V消滅-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、タイガースは、同点の9回1死二塁、先発メッセンジャーからバトンを受けた藤川が、藤村に左中間へのサヨナラ二塁打を許し敗戦。これでタイガース今季優勝の望みは断たれた。今後はCS出場へ向け戦っていくことになる。

-マートン選手、外国人新記録30試合連続安打-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、マートンが2回、左前打を放ち達成。93年、ブラッグス(ベイスターズ)が記録した外国人記録の29試合連続安打を更新し、プロ野球記録まで「3」となった。

2011/10/10
-マートン選手、球団新記録29試合連続安打-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、マートンが8回、右前打を放ち達成。01年に桧山が達成した28試合連続安打の記録を塗り替えた。

-フェルナンデス選手、200号本塁打達成-
札幌ドームでの対ファイターズ戦、ライオンズのフェルナンデスが、3回、武田勝から今季15号2ラン本塁打を放ち達成。プロ野球97人目。初本塁打は、マリーンズ時代、03年4月19日のバファローズ戦、小林宏から。

2011/10/9
-関本選手、1000試合出場達成-
横浜での対ベイスターズ戦、関本が達成。プロ野球447人目。初出場は、00年10月3日のベイスターズ戦。

-戦力外通告-
タイガースは、この日、西宮市内のホテルで桜井広大外野手ら8人に対して戦力外通告を行った。桜井以外の支配下選手では、下柳剛投手、葛城育郎外野手、杉山直久投手、桟原将司投手、阿部健太投手と育成枠の田中慎太朗内野手、高田周平投手に戦力外が通告された。

2011/10/6
-西口投手、2000奪三振達成-
西武ドームでの対バファローズ戦、ライオンズの西口が、1回にT-岡田から空振り三振を奪い達成。初奪三振は、95年8月16日のダイエー戦、秋山から。

2011/10/4
-中村選手、2000試合出場達成-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、ベイスターズの中村が達成。プロ野球43人目。初出場は、近鉄時代、92年6月12日のダイエー戦。

-和田選手、1500試合出場達成-
広島での対カープ戦、ドラゴンズの和田が達成。プロ野球173人目。初出場は、ライオンズ時代、97年4月30日の近鉄戦。

2011/10/2
-多村選手、1000本安打達成-
西武ドームでの対ライオンズ戦、ホークスの多村が、3回、石井一から右前打を放ち達成。プロ野球267人目。初安打は、ベイスターズ時代、97年4月8日の阪神戦、田村から。

-和田選手、300二塁打達成-
甲子園での対タイガース戦、ドラゴンズの和田が7回、藤原から放ち達成。プロ野球58人目。初二塁打は、ライオンズ時代、97年5月23日のファイターズ戦、下柳から。

2011/10/1
-松井稼選手、300二塁打達成-
京セラドームでの対バファローズ戦、イーグルスの松井稼が1回、木佐貫から放ち達成。プロ野球57人目。初二塁打は、ライオンズ時代、95年7月23日のマリーンズ戦、ヒルマンから。


2011/9/29
-武田久投手、100セーブ達成-
ヤフードームでの対ホークス戦、ファイターズの武田久が、今季34セーブ目を挙げ達成。プロ野球24人目。初セーブは、05年9月22日のバファローズ戦。

-村田選手、1000三振記録-
横浜での対ジャイアンツ戦、ベイスターズの村田が4回、小野から空振り三振を喫して記録。プロ野球52人目。初三振は、03年4月1日のジャイアンツ戦、河原から。

2011/9/28
-新井選手、250号本塁打達成-
神宮での対スワローズ戦、新井が3回、七条から今季14号3ラン本塁打を放ち達成。プロ野球56人目。初本塁打は、カープ時代、99年6月6日のドラゴンズ戦、野口から。

2011/9/25
-内川選手、1000試合出場達成-
Kスタ宮城での対イーグルス戦、ホークスの内川が達成。プロ野球446人目。初出場は、ベイスターズ時代、01年3月30日のスワローズ戦。

2011/9/23
-下柳投手、ラスト登板-
鳴尾浜でのウエスタン・リーグ、オリックス戦、来季構想から外れている下柳が先発、2回を無失点に抑えた。今後の登板予定は無く、この日がタイガースでのラスト登板となる見込み。

2011/9/20
-下柳投手、退団へ-
下柳が、今シーズン限りで退団し、来季、他球団で現役続行を目指すことが分かった。23日に鳴尾浜で行われるウエスタン・リーグ、オリックス戦での登板が予定されており、これが、タイガース最後のマウンドとなる。

2011/9/19
-中村選手、200号本塁打達成-
西武ドームでの対ファイターズ戦、ライオンズの中村が5回、ウルフから今季41号本塁打を放ち達成。プロ野球96人目。初本塁打は、04年7月24日の近鉄戦、山村から。

-谷繁選手、350二塁打達成-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、ドラゴンズの谷繁が5回、野間口から達成。プロ野球32人目。初二塁打は、大洋時代、89年5月30日のジャイアンツ戦、斎藤から。

2011/9/17
-浅尾投手、日本新記録155ホールド達成-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、ドラゴンズの浅尾が、1回1/3を無失点に抑え、元タイガースのウィリアムスを抜いて通算155ホールドの日本新記録を達成した。

2011/9/13
-元タイガース、久万オーナー死去-
タイガースの元オーナーで、阪神電気鉄道元会長の久万俊二郎氏が9日、老衰のため神戸市の甲南病院でなくなっていたことが発表された。

-鳥谷選手、1000試合連続出場達成-
甲子園での対ドラゴンズ戦、鳥谷が達成。プロ野球8人目。

-井口選手、1000三振記録-
東京ドームでの対ファイターズ戦、マリーンズの井口が2回、ウルフから空振り三振を喫して記録。プロ野球51人目。初三振は、ホークス時代、97年5月3日の近鉄戦、柴田から。

2011/9/11
-荒木選手、1500本安打達成-
ナゴヤドームでの対ベイスターズ戦、ドラゴンズの荒木が8回、藤江から左前打を放ち達成。プロ野球111人目。初安打は、97年6月11日のカープ戦、高橋建から。

2011/9/7
-タイガース、2位浮上-
甲子園での対カープ戦、タイガースは、カープに5-1で完勝、チームは連勝し2位に浮上した。

2011/9/6
-タイガース、3位浮上-
甲子園での対カープ戦、タイガースは、カープに2-1で逆転勝利、連敗をストップ。3位に浮上した。

2011/9/4
-タイガース、4位転落-
甲子園での対ベイスターズ戦、タイガースは、最下位ベイスターズに0-2で降雨コールド負けし、4位に転落した。台風12号の影響で、コールドゲームは予想されていただけに、首脳陣の試合運びの不味さが露呈した結果となった。

2011/9/3
-岩瀬投手、300セーブ達成-
マツダでの対カープ戦、ドラゴンズの岩瀬が、今季24セーブ目を挙げ、プロ野球史上初となる通算300セーブを達成した。

2011/9/1
-新井選手、移籍後初7番降格-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦、新井が移籍後初の7番降格、スタメン4番にはプロ15年で初となる関本が座った。このところの新井は打撃不振を極め、チームも波に乗れずにいた。この日、新井は4打数2安打2打点、9回には同点打を放つなどショック療法が効いた模様。


2011/8/30
-野原将選手、プロ初打席-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦、野原将が9回、代打でプロ初打席に立った。投ゴロに倒れたが、この経験を生かしてほしい。タイガースの三塁は守備に難がある新井だけに、レギュラー奪取を期待したい。

2011/8/28
-藤川投手、500試合登板達成-
甲子園での対スワローズ戦、藤川が達成。プロ野球87人目。初登板は、00年3月31日のベイスターズ戦。

-野原将選手、プロ初出場-
甲子園での対スワローズ戦、野原将が7回、代打安打の桧山に代わって代走でプロ初出場を果たした。平野の適時打で二塁に進んだところで大和と交代。今後は出場機会も増えそうだ。

2011/8/26
-タイガース、勝率5割、2位浮上-
甲子園での対スワローズ戦、1軍昇格即今季初スタメンの狩野の活躍などで9-4で大勝。チームは勝率5割復帰、2位へ浮上した。

-栗原選手、1000本安打達成-
マツダでの対ジャイアンツ戦、カープの栗原が1回、沢村から左前打を放ち達成。プロ野球266人目。初安打は、02年9月5日のタイガース戦、藤川から。

2011/8/25
-森田選手、プロ初スタメン出場-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、故障したブラゼルの代わりに1軍登録された森田が、7番一塁でプロ初スタメン出場を果たした。6回には三塁打を放つなど、待望の若き長距離砲が活躍。このところ、レギュラー陣の故障が相次ぎ若手の起用が増えつつある。この機会の掴んでほしい。

-金城選手、1500試合出場達成-
マツダでの対カープ戦、ベイスターズの金城が達成。プロ野球172人目。初出場は、99年10月3日のドラゴンズ戦。

2011/8/24
-ブラゼル選手、登録抹消-
タイガースは、先日の試合中に右太モモ裏を負傷したブラゼルの出場選手登録を抹消した。この日午前に、川崎市内の病院でMRI検査を受け「右大腿二頭筋の筋挫傷」と診断され東京遠征中のチームから離れ帰阪した。

-ラミレス選手、350号本塁打達成-
東京ドームでの対タイガース戦、ジャイアンツのラミレスが、4回、能見から今季14号本塁打を放ち達成。プロ野球26人目。初本塁打は、スワローズ時代、01年4月4日のジャイアンツ戦、高橋尚から。

2011/8/23
-ブラゼル選手、右太モモ裏負傷-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、ブラゼルが2回、右中間へ打ち返した際、走塁中に痛め、途中交代した。重症なら長期離脱となる可能性もでてきた。

-岩隈投手、1500投球回達成-
札幌ドームでの対ファイターズ戦、イーグルスの岩隈が達成。プロ野球164人目。初登板は、近鉄時代、01年5月29日のファイターズ戦。

2011/8/20
-ブラゼル選手、100号本塁打達成-
横浜での対ベイスターズ戦、ブラゼルが8回、真田から今季10号本塁打を放ち達成。プロ野球263人目。

2011/8/18
-タイガース、4位転落-
京セラドームでの対カープ戦、タイガースは、3失策など含む凡プレー連発、4-5で惜敗。4位転落となった。

-荒木選手、1500試合出場達成-
ナゴヤドームでの対ジャイアンツ戦、ドラゴンズの荒木が達成。プロ野球171人目。初出場は、97年5月31日のスワローズ戦。

-山崎選手、400号本塁打達成-
西武ドームでの対ライオンズ戦、イーグルスの山崎が9回、菊池から今季9号本塁打を放ち達成。プロ野球17人目。初本塁打は、ドラゴンズ時代、91年5月9日の大洋戦、田辺から。

2011/8/16
-城島選手、左ヒザ手術-
6月に選手登録を抹消され、調整中だった城島が、大阪市内の病院で左ヒザのクリーニング手術を受けたことがわかった。同箇所は昨年11月に外側半月板の縫合手術を受けていたが、可動域が広がらないなどの問題が発生。今月上旬に渡米し、セカンドオピニオンを踏まえたうえで首脳陣と協議し手術に踏み切ったもの。全治は不明。今季中の復帰は絶望的になった。

2011/8/8
-タイガース1軍、安芸キャンプ撤退-
タイガースが、来年2月の1軍キャンプを高知県安芸市の安芸市営球場で開催しないことが、明らかになった。

2011/8/7
-石井一投手、2000奪三振達成-
西武ドームでの対ホークス戦、ライオンズの石井一が、4回に多村から三振を奪い達成。通算投球回1967回2/3での到達は、江夏豊を上回るプロ野球最速記録。

2011/8/6
-メッセンジャー投手、来日初完投-
京セラドームでの対スワローズ戦、メッセンジャーが4安打1失点で来日初完投勝利を挙げた。チームも成績を5割に戻し、首位スワローズに6ゲーム差と射程圏内に入ってきた。

2011/8/4
-7月月間MVP発表-
セ・パ両リーグは7月の月間最優秀選手を発表。セ・リーグ投手部門で、タイガースのスタンリッジが、リーグ史上初の外国人投手の2ヶ月連続受賞となった。セ・打撃部門では、ドラゴンズ・森野が選出。パ・リーグでは打者部門、ファイターズ・稲葉、投手部門、イーグルス・田中将が選ばれた。

-マートン選手、途中交代-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、マートンが、7回の守備から体調不良を訴え途中交代し病院へ向かった。故障ではないようだが、長引くことも考えらる。要注意か。

2011/8/3
-和田投手、100勝達成-
京セラドームでの対バファローズ戦、ホークスの和田が今季9勝目を挙げ達成。プロ野球130人目。初勝利は、ダイエー時代、03年4月9日のライオンズ戦。


2011/7/30
-新井選手、1500本安打達成-
甲子園での対ベイスターズ戦、新井が2回、須田から左翼線へ二塁打を放ち達成。プロ野球110人目。初安打は、カープ時代、99年5月12日のジャイアンツ戦、ホセから。

-榎田投手、無期限2軍調整-
榎田が、プロ入り後初めて出場登録を抹消され、2軍で「無期限休養」することが明らかになった。疲労回復を目的に、期限を設けずリフレッシュ調整する。

-桟原投手、支配下登録-
タイガースは、昨オフに育成契約を結んだ桟原将司投手を支配下登録した。これで、中継ぎ投手が1枚増え、投手起用が充実しそうだ。

2011/7/27
-タイガース、5割復帰-
甲子園での対ドラゴンズ戦、タイガースは、上本のプロ初となる満塁本塁打などで9-1で大勝。83日ぶりの5割復帰を果たした。

2011/7/26
-森田選手、タイガース球団史上初、プロ初打席初本塁打-
甲子園での対ドラゴンズ戦、森田が5回に代打でプロ初出場、球団史上初となるプロ初打席初本塁打を記録。プロ野球史上51人目。タイガース史上では初の快挙。なお、代打では13人目。この同点本塁打が逆転を呼び込み、5-3で勝利。タイガースは単独2位へ浮上した。

-松井稼選手、1500本安打達成-
ヤフードームでの対ホークス戦、イーグルスの松井稼が6回、ホールトンから中前打を放ち達成。プロ野球109人目。1233試合での達成は、これまでラミレスが保持していた1236試合を抜き、プロ野球最速となった。なお、日米通算では2115本目。

2011/7/24
マツダオールスターゲーム2011第3戦
-K宮城-
123456 789RHE
全セ 000 000 000 0101
全パ 201 101 00X 5110

S : 由規-山口-バリントン-内海-江尻
P : 田中-ダルビッシュ-和田-摂津-斎藤-森福-増井-岸田

本塁打 : 稲葉 2 T-岡田 1

最優秀選手賞稲葉篤紀北海道日本ハムファイターズ
敢闘選手賞渡辺直人 横浜ベイスターズ
T-岡田 オリックスバファローズ
SKYACTIV TECHNOLOGY賞斎藤佑樹 北海道日本ハムファイターズ

オールスター第3戦、タイガース勢はマートンが先発、平野が途中出場。
パ・リーグは、1回、稲葉が2ラン本塁打、3回にも適時打を放ち、4回には、T-岡田のソロ本塁打、6回には代打内川の連戦の適時打で5得点。セ・リーグは、序盤の好機に得点できず完封負け。今球宴はパ・リーグの2勝1敗となり、今季ドラフトのウェーバー優先権はパ・リーグに与えられた。

2011/7/23
マツダオールスターゲーム2011第2戦
-QVC-
123456 789RHE
全セ 000 011 001 3120
全パ 200 100 10X 481

S : 館山-榎田-吉見-沢村-久保
P : 唐川-杉内-牧田-増井-平野-武田久(S)

本塁打 : 中村 1 . 2 坂本 1

最優秀選手賞中村剛也埼玉西武ライオンズ
敢闘選手賞坂本勇人 読売ジャイアンツ

オールスター第2戦、タイガース勢はマートン、平野が先発出場。投手では榎田が村山、江夏以来の新人投手球宴連続登板を果たした。
パ・リーグは、1回、4回の中村の2打席連続本塁打、7回、代打内川の適時二塁打などで4得点。セ・リーグは終盤追い上げるも及ばず。これで1勝1敗。勝負は第三戦に持ち越しとなった。

2011/7/22
マツダオールスターゲーム2011第1戦
-ナゴヤドーム-
123456 789RHE
全パ 111 000 100 4111
全セ 000 180 00X 9151

P : 寺原-武田勝-斎藤-森福-岸田
S : 岩瀬-江尻-榎田-久保-山口-サファテ-林昌勇-浅尾-藤川

本塁打 : 稲葉 1 荒木 1 畠山 1 バレンティン 1 長野 1

最優秀選手賞畠山和洋東京ヤクルトスワローズ
敢闘選手賞寺原隼人 オリックスバファローズ
バレンティン 東京ヤクルトスワローズ

オールスター第1戦、タイガース陣では先発でマートン、平野が途中出場で、中継ぎでルーキーの榎田が、クローザーで藤川球が登板。計4名が出場。
セ・リーグは先制されたものの、5回に荒木が同点2ランを放つと、畠山が3ラン、さらにバレンティン、長野も本塁打を放ち、8得点。5回の猛攻でセ・リーグが逆転。9-4勝利した。1イニング4本塁打は球宴新記録。

2011/7/21
フレッシュオールスターゲーム2011開幕
-富山-
123456 789RHE
全イ 100 000 036 10140
全ウ 000 000 000 042

E : 阿部和-小山-須田-塩見-乾-榎下-フェルナンデス-大石
W : 矢地-福井-川原-蕭一傑-山田-中田廉-柳川-鄭凱文

最優秀選手荒木貴裕東京ヤクルトスワローズ
優秀選手秋山翔吾 埼玉西武ライオンズ
杉谷拳士 北海道日本ハムファイターズ
福井優也 広島カープ
駿太 オリックスバファローズ

富山市民球場でのフレッシュオールスターに、タイガース勢では投手で蕭一傑、鄭凱文、野手では上本、甲斐、橋本の計5人が出場した。
蕭一傑は、4番手で登板し1イニングを無安打無失点。わずか5球で3者凡退の省エネピッチング。1軍での登板も近づいた。鄭凱文は9回1イニングを投げ、直球勝負で6安打6失点と打ち込まれた。野手では上本、甲斐が先発出場し、そろって無安打。橋本は、7回から途中出場で、マスクをかぶり8、9回で9失点。野手陣は結果を出すことが出来きなかった。
試合はイースタンが、初回、秋山の犠飛で先制、8回に荒木の適時二塁打など4長短打で3点。9回にも秋山の二塁打を含む6長短打で6点を奪い10-0で大勝。ウェスタンは散発4安打で得点できなかった。

2011/7/19
-館山投手、1000投球回達成-
横浜での対ベイスターズ戦、スワローズの館山が達成。プロ野球324人目。初登板は、03年7月20日のドラゴンズ戦。

2011/7/16
-ジェン投手、664日ぶり白星
横浜での対ベイスターズ戦、ジェンが、6回2/3を5安打2失点に抑え、09年9月20日のカープ戦以来、664日ぶりの白星となる2勝目を挙げた。外国人枠の関係でなかなか登板機会のないジェンだが、夏場疲れの出てくる先発陣に割って入ってほしい。

2011/7/10
-高橋由選手、1500本安打達成-
東京ドームでの対カープ戦、ジャイアンツの高橋由が5回、バリントンから左翼線へ安打を放ち達成。プロ野球108人目。初安打は、98年4月3日のスワローズ戦、高木から。

2011/7/9
-杉内投手、100勝達成-
ヤフードームでの対マリーンズ戦、ホークスの杉内が今季5勝目を挙げ達成。プロ野球129人目。初勝利は、02年4月1日のマリーンズ戦。

-川崎選手、250盗塁達成-
ヤフードームでの対マリーンズ戦、ホークスの川崎が、4回に、この日2個目の盗塁を決め達成。プロ野球42人目。初盗塁は、02年6月19日のライオンズ戦。

-イ・スンヨプ選手、150号本塁打達成-
西武ドームでの対ライオンズ戦、バファローズのイ・スンヨプが、6回、涌井から今季6号本塁打を放ち達成。プロ野球155人目。初本塁打は、マリーンズ時代、04年4月4日のダイエー戦、新垣から。

2011/7/7
-マートン選手、初4番抜擢-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦、新井が昨年6月13日以来の4番から外れ、6番に降格。マートンが第91代の4番に抜擢された。チームは3-1で鬼門ナゴヤドームでドラゴンズに勝利した。だが、新井の勝負弱さは今シーズン目に付く。2軍に降格させ、新井良や、野原将など若手内野手を起用すべきではないかと思う。

2011/7/6
-6月月間MVP発表-
セ・パ両リーグは6月の月間最優秀選手を発表。セ・リーグ投手部門で、タイガースのスタンリッジが受賞。1完封を含む3勝、防御率1.24の成績でタイガースの外国人投手では初の受賞となった。セ・打者部門では、ドラゴンズ・平田が選出。パ・リーグでは投手部門は、イーグルス・田中が、打者部門、バファローズ・坂口が選ばれた。

2011/7/4
-オールスター、監督推薦選手発表-
マツダオールスターゲーム2011での監督推薦選手が発表された。タイガースからは榎田大樹投手、マット・マートン外野手の2人が選ばれた。タイガース、新人選手の球宴出場は94年の藪恵壹以来、17年ぶり。

2011/7/1
-タイガース、リーグ通算4000勝達成-
倉敷での対ベイスターズ戦、タイガースは今季最多17安打、10-1で大勝。セ・リーグ通算4000勝を達成した。

-上本選手、プロ初本塁打-
倉敷での対ベイスターズ戦、6回から途中出場の上本が、8回2死一塁で、大原慎から左越え2ラン本塁打を放ち記録。今シーズンは、1軍内野手が故障続きで巡ってきたチャンス、平野、関本を脅かす存在になれるか期待したい。


2011/6/30
-マツダオールスターゲーム2011、ファン投票・選手間投票結果発表-
マツダオールスターゲーム2011、ファン投票および選手間投票の結果が発表された。タイガースからは投手(抑え)・藤川が、また、選手間投票では、二塁手・平野が選出された。

投手(抑え)藤川球児209111


-中島選手、1000試合出場達成-
京セラドームでの対バファローズ戦、ライオンズの中島が達成。プロ野球444人目。初出場は、02年10月6日のファイターズ戦。

2011/6/28
-タイガース、渡辺チーフスコアラー急死-
タイガース・渡辺長助チーフスコアラーが、遠征先の富山の宿舎で心筋梗塞のため死去した。この日、タイガースは左肩に喪章をつけカープ戦に臨み、7-4で勝利。亡き渡辺チーフスコアラーに白星を捧げた。

-荒木選手、300盗塁達成-
横浜での対ベイスターズ戦、ドラゴンズの荒木が、1回に二盗で達成。プロ野球27人目。初盗塁は、97年6月29日のジャイアンツ戦。

2011/6/26
-タイガース、4位後退-
甲子園での対ジャイアンツ戦、タイガースは、先発、能見が2年ぶりとなる対ジャイアンツ戦での黒星を喫し、4位に後退した。

2011/6/25
-タイガース、3位浮上-
甲子園での対ジャイアンツ戦、タイガースは、ブラゼルの64打席ぶりとなる本塁打などで、4-2でジャイアンツに勝利。3位に浮上した。

2011/6/19
-セ・パ交流戦、全日程終了-
プロ野球交流戦、全日程が終了した。タイガースは10勝14敗0分けの8位に終わった。

2011/6/18
-杉内投手、1500奪三振達成-
横浜での対ベイスターズ戦、ホークスの杉内が、6回に石川から三振を奪い達成。プロ野球50人目。通算投球回1423回1/3での到達は石井一久(現ライオンズ、到達時はスワローズ)の1413回、江夏豊(タイガース)の1423回に次ぎ、史上3番目。

2011/6/16
-岩瀬投手、日本新記録287セーブ-
ナゴヤドームでの対ホークス戦、ドラゴンズの岩瀬が、今季11セーブ目を挙げ、プロ野球新記録となる通算287セーブを達成した。

2011/6/15
-タイガース、ダルビッシュ投手攻略-
甲子園での対ファイターズ戦、タイガースは、3回、ファイターズ、先発・ダルビッシュの連続無失点記録を46イニングで止め、2-1で勝利。この強さが本物だと証明された。

-平野選手、200犠打達成-
甲子園での対ファイターズ戦、平野が、3回に達成。プロ野球31人目。初犠打は、オリックス時代、02年10月14日のファイターズ戦。

2011/6/14
-岩田投手、復帰後初完封-
甲子園での対ファイターズ戦、先発の岩田が、9回5安打無失点11奪三振で復帰後初、自身3度目となる完封勝利を挙げた。先日の能見に続き、完封2番乗り。強いタイガースが戻ってきた。

-金本選手、ベンチ入りせず-
甲子園での対ファイターズ戦、金本が欠場した。12日のライオンズ戦で右足甲に自打球を当てた影響で腫れが残っており、ベンチに入らず治療に専念した。金本の欠場は、03年の移籍後初となる。

2011/6/12
-岩瀬投手、日本タイ記録-
K宮城での対イーグルス戦、ドラゴンズの岩瀬が、今季10セーブ目を挙げ、通算286セーブの日本タイ記録に並んだ。

2011/6/11
-能見投手、チーム初完封勝利-
西武ドームでの対ライオンズ戦、先発の能見が、9回4安打無失点8奪三振で自身2年ぶりとなる完封勝利を挙げた。先発マスクが、城島から藤井に替わり3連勝。今後は、完封勝利も増えそうだ。

-城島選手、前半戦絶望-
右ヒジ痛のため出場選手登録を抹消された城島が、鳴尾浜で再調整を開始した。10日に大阪市内の病院でMRI検査を受け、「右ヒジ内側側副じん帯損傷」で2週間の絶対安静が必要と診断され、前半戦絶望の可能性がでてきた。

2011/6/10
-城島選手、登録抹消-
右ヒジ痛のため3試合連続で欠場していた城島が、出場選手登録を抹消された。2週間前から患部に痛みを訴えていた模様。今後は治療に専念する予定。今シーズン、左ヒザ手術の明けの城島は、打撃では精彩を欠き、守備ではキャッチングミスやパスボールも多く、入団当初から配球にも疑問点が多かった。3試合も様子見する必要があったのか、首脳陣の対応には問題が多い。城島には、シーズン終盤での代打での活躍を期待したい。

2011/6/9
-城島選手、登録抹消か-
城島が、3試合連続で欠場し、出場選手登録を抹消される可能性がでてきた。8日の試合前練習で右腕にアクシデントを起こし、右ヒジを痛めていることがわかったもの。

-内川選手、1000本安打達成-
ヤフードームでの対ジャイアンツ戦、ホークスの内川が6回、東野から右前打を放ち達成。プロ野球265人目。初安打は、ベイスターズ時代、02年4月24日のドラゴンズ戦、ギャラードから。

2011/6/8
-助っ人、打撃上昇-
QVCマリンでの対マリーンズ戦、マートンが初回先頭打者本塁打を含む、5打数4安打1打点、また、ブラゼルが4打数3安打1打点と、両助っ人が開幕からの不振から復活した。金本、城島と強打者が故障で湿りがちな打線が、両助っ人の打撃浮上で持ち直しそうだ。

-小林宏投手、復活-
QVCマリンでの対マリーンズ戦、小林宏が、3点リードの8回に登板。3連続三振に抑えた。移籍後、期待にこたえられずにいたが、先日のバファローズ戦に続き6者連続三振。捕手が藤井に代わってからの好調ぶり。先発陣も打ち込まれる場面が減りつつある。やはり、城島のリードに問題があったのか。

2011/6/5
-久保投手、左脇腹痛、途中降板-
甲子園での対バファローズ戦、先発の久保が、2回に途中降板。左脇腹の痛みを訴え、試合中に兵庫県西宮市内の病院で検査を受けた結果、「左腹斜筋の筋挫傷」と診断された。全治は未定で、試合後に登録抹消が決まった。


2011/5/29
-タイガース、W最下位脱出-
Kスタ宮城での対イーグルス戦、、タイガースは、金本の2ラン本塁打でイーグルスに2-1で辛勝。リーグ、交流戦最下位を脱出した。

2011/5/26
-マートン選手、アウトカウント間違える-
甲子園での対マリーンズ戦、マートンが、8回1死二塁、右飛を捕球後、アウトカウントを間違え、スタンドにボールを投げ入れるボーンヘッド。このプレーで、致命的となる4点目を与え、1-4で惨敗。この敗戦で、リーグ、交流戦ともに最下位へ陥落。負けが込み、チーム士気の低下が危惧される。

2011/5/24
-榎田投手、初勝利-
甲子園での対ライオンズ戦、ルーキーの榎田が、7回から2イニングを1安打2奪三振に抑え、プロ初勝利を挙げた。チーム事情で中継ぎ登板が続いているが、早めに先発陣に組み替えてほしいところ。

-タイガース・江草、ライオンズ・黒瀬、交換トレード-
タイガースの江草仁貴投手とライオンズの黒瀬春樹内野手の交換トレードが成立し、両球団から発表された。タイガースは人的補償で高濱を失い、大和、鳥谷ら内野手の故障が相次ぎ、遊撃、二塁を守れる内野手が不足していた。しかしながら、黒瀬に江草を放出とは考え物だ。左腕の多いタイガース投手陣だが、中継ぎ投手に限っては不足気味。榎田、小嶋と若手が台頭しているものの、2人とも先発が本来の姿。しかも、黒瀬は1軍実績も少なく、昨年の水田同様のパターンが想像される。

2011/5/22
-鳥谷選手、1000試合出場達成-
甲子園での対ライオンズ戦、鳥谷が達成。プロ野球442人目。初出場は、04年4月2日のジャイアンツ戦。

2011/5/18
-平野選手、負傷-
京セラドームでの対バファローズ戦、平野が初回、クロスプレーで捕手・鈴木と激突。左太もも裏を打撲し、この回の守備から交代した。このところ二遊間の故障が続いている。緊急補強が必要になる可能性も出てきそうだ。

-村田選手、1000本安打達成-
西武ドームでの対ライオンズ戦、ベイスターズの村田が6回、石井一から左翼線二塁打を放ち達成。プロ野球264人目。初安打は、03年4月1日のジャイアンツ戦、桑田から。

-阿部選手、250号本塁打達成-
Kスタ宮城での対イーグルス戦、ジャイアンツの阿部が、7回、永井からこの日2本目となる今季2号本塁打を放ち達成。プロ野球55人目。初本塁打は、01年4月13日のベイスターズ戦、河原から。

2011/5/17
-岩瀬投手、700試合登板達成-
QVCでの対マリーンズ戦、ドラゴンズの岩瀬が達成。プロ野球14人目。初登板は、99年4月2日のカープ戦。

2011/5/15
-鳥谷選手、負傷-
甲子園での対ドラゴンズ戦、鳥谷が1回、2死二塁で、和田の打球を処理した際に右手人差し指を突いた形となり負傷。初回の打席で代打を送られた。昨年も同様の裂傷をしたが、それより状態は悪く遊撃の守備は厳しい状況。先日の大和といい、タイガース・遊撃手は受難続きである。

-小久保選手、3500塁打達成-
ヤフードームでの対ライオンズ戦、ホークスの小久保が4回、右中間二塁打を放ち達成。プロ野球25人目。初安打は、ダイエー時代、94年4月10日のオリックス戦。

2011/5/14
-桧山選手、代打本塁打球団新記録達成-
甲子園での対ドラゴンズ戦、桧山が、9回、代打で出場し岩瀬から球団新記録となる通産14本号の代打本塁打を放った。プロ野球通算では歴代7位タイ。

-カブレラ選手、350号本塁打達成-
ヤフードームでの対ライオンズ戦、ホークスのカブレラが、2回、岸から今季4号本塁打を放ち達成。プロ野球25人目。1169試合での達成は落合博満(現ドラゴンズ監督)の1257試合を抜き史上最速。

2011/5/13
-大和選手、故障-
鳴尾浜での対ウエスタン・カープ戦、大和が2回の守備中、先頭打者・松山の中前に抜けるかと思われた打球をダイビングキャッチで好捕したものの、捕球時に左肩を痛め、そのまま途中退場した。実戦感覚を養うために出場した2軍戦での故障。今季のタイガースはチグハグぶりが続いている。

2011/5/12
-タイガース、3位タイ浮上-
甲子園での対カープ戦、タイガースは、金本、城島の甲子園初となるアベック本塁打を含む13安打11得点の猛攻、11-4でカープに完勝。3位タイに浮上した。

-小久保選手、400号本塁打達成-
ヤフードームでの対バファローズ戦、ホークスの小久保が、4回、フィガロから今季1号本塁打を放ち達成。プロ野球16人目。初本塁打は、ダイエー時代、94年7月5日のマリーンズ戦、園川から。

2011/5/11
-タイガース、4年ぶり単独最下位-
敷島でのジャイアンツ-ベイスターズ戦でベイスターズが勝利したため、タイガースは、4年ぶりとなる単独最下位に転落した。

2011/5/5
-岩田投手、578日ぶり復活勝利-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、岩田が、7回6安打1失点の好投を見せ、578日ぶりの白星を挙げた。今季4試合目の登板でつかんだ涙の勝利。前3試合では打線の援護がなく苦しい展開。このところ、打線も上向き傾向、勝ち星を積み上げてほしい。

-小笠原選手、2000本安打達成-
東京ドームでの対タイガース戦、ジャイアンツの小笠原が8回、小林宏から中前打を放ち達成。プロ野球38人目。初安打は、ファイターズ時代、97年5月10日のライオンズ戦。

2011/5/4
-林昌勇投手、100セーブ達成-
神宮での対ドラゴンズ戦、スワローズの林昌勇が、今季4セーブ目を挙げ達成。プロ野球23人目。初セーブは、08年3月29日のジャイアンツ戦。

2011/5/3
-クリーンアップ3連発-
東京ドームでの対ジャイアンツ戦、3回、3番・鳥谷、4番・新井、5番・ブラゼルが3者連続本塁打を放った。これは、85年の甲子園バックスクリーン3連発以来となるジャイアンツ戦でのクリーンアップ3連発。試合は、7-3で快勝。これをきっかけに、主軸に当たりがもどり、低迷するチームの巻き返しを期待したい。


2011/4/28
-誤審発生-
マツダでの対カープ戦、0-2で迎えた6回無死一塁の守備。打者・石原は岩田の初球で送りバントを試みたが、打球は小飛球となり本塁ベース上に上がった。捕手・城島が捕球しようとミットを出したところ、ミットに収まる直前に、一塁へ駆け出そうとした石原のバットに当たった。球審はこの「2度打ち」を見逃し「ファウル」と判定。今回も真弓監督の抗議は実らず判定は覆らなかった。この後、試合を決定付ける3点目を許し、タイガースは完敗。このところの誤審に、審判団の能力低下が危ぶまれる。

2011/4/26
-ダルビッシュ投手、1000奪三振達成-
札幌ドームでの対ホークス戦、ファイターズのダルビッシュが、8回に本多から三振を奪い達成。プロ野球129人目。

2011/4/24
-小久保選手、350二塁打達成-
熊本での対マリーンズ戦、ホークスの小久保が、1回、光原から放ち達成。プロ野球31人目。初二塁打は、ダイエー時代、94年4月10日のオリックス戦、野田から。

2011/4/23
-多村選手、1000試合出場達成-
鹿児島での対マリーンズ戦、ホークスの多村が達成。プロ野球440人目。初出場は、ベイスターズ時代、97年4月4日のドラゴンズ戦。

2011/4/20
-誤審発生-
甲子園での対ジャイアンツ戦、7回1点勝ち越し2死一、二塁。ブラゼルの二塁後方への打球をジャイアンツ・脇谷が落球。ワンバウンドした打球をグラブに収めたが、審判団は「捕球」と判定。真弓監督の抗議も判定は覆らなかった。この後、試合の流れはジャイアンツに傾き、タイガースは逆転負けを喫した。

-金子誠選手、1500本安打達成-
ほっと神戸での対バファローズ戦、ファイターズの金子誠が7回、小林雅から左翼線二塁打を放ち達成。プロ野球107人目。初安打は、95年10月3日のライオンズ戦、小野から。

2011/4/19
-新井良選手、サヨナラ打-
甲子園での対ジャイアンツ戦、延長10回2死満塁で新井良太がサヨナラの右前打を放ち、3X-2で勝利。移籍後初安打がプロ初のサヨナラ打となった。

2011/4/16
-榎田投手、初登板-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦、ドラフト1位ルーキー榎田がプロ初登板を果たした。6回からリリーフで登場、2回1安打無失点と上々のデビューを飾った。まずは、中継ぎとして経験を積み、先発ローテーションの一角を担ってほしい。

-森野選手、1000本安打達成-
ナゴヤドームでの対タイガース戦、ドラゴンズの森野が6回、榎田から左前打を放ち達成。プロ野球263人目。初安打は、97年8月29日のスワローズ戦、ブロスから。

2011/4/15
-金本選手、連続試合出場「1766」試合で途切れる-
ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦、金本が、8回2死一塁で代打で登場したが、一塁走者の俊介が盗塁に失敗、打席を完了することが出来なかった。その裏の守備にも就かなかったため出場が記録されず、1998年7月から続けていた連続試合出場が1766試合(歴代2位)でストップした。

2011/4/14
-タイガース、開幕3連勝ならず-
甲子園での対カープ戦、1-3で完敗。08年以来の開幕3連勝はならず。この日、左ヒジ手術から復活の岩田が552日ぶりの1軍登板を果たした。7回5安打3失点7奪三振とまずまず。次回登板に期待したい。

-松中選手、3000塁打達成-
京セラドームでの対バファローズ戦、ホークスの松中が2回、フィガロから中前打を放ち達成。プロ野球48人目。初安打は、ダイエー時代、97年5月31日のライオンズ戦。

2011/4/13
-タイガース、開幕2連勝-
甲子園での対カープ戦、2-1で勝利。これで開幕から2連勝。今シーズンは守り勝つ野球で、優勝を狙う。

2011/4/12
-2011年セ・パ両リーグ、ペナントレース開幕-
今シーズンは、東日本大震災の影響で、開幕戦は本拠地・甲子園でのカープとの3連戦。地元開催でスタートダッシュを決めたいところ。
開幕投手はタイガース-能見・ベイスターズ-前田健。能見は初の開幕戦、白星を飾れるか。
試合は、10安打7得点で逆転勝利、タイガース史上初の開幕戦4年連続勝利、40年ぶりとなる甲子園での開幕戦勝利を挙げた。


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Last modified on 12/1/29