■公式戦 今季は東日本大震災を受け、開幕日が二転三転し、4月12日セ・パ同時開幕ということに落ち着いた。例年に比べ2週間以上遅れ、日程も厳しいものになりそうだ。それに付け加え、試合時間に制限が設けられ、試合終盤の戦いかたも変わってくると思われる。また、今季から統一球導入にともなって、以前に比べ打球が飛ばなくなるということが確認されている。試合巧者が有利になるだろう。各チームの戦い方にも注目が集まる。 2011年、V奪回へ再挑戦、クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本一へ。 今年のタイガースは、リーグ優勝最右翼、戦力も充実し期待も高まる。 久しぶりに先発投手が故障なく揃い、かつ、ウィークポイントであった中継ぎにもFAで小林宏を補強。投手力は12球団一となった。野手陣では、昨シーズン、最多安打記録を塗り替えたマートンや、リーグ本塁打2位のブラゼル、チーム打率.290の強力打線が機能すれば問題ないだろう。懸念は、城島がオフにヒザの手術を行い、昨シーズンの活躍は期待できず、金本の肩は、いまだ治っていないということか。統一球導入によって、外野守備の重要度は高まる。真弓監督の英断を待ちたい。 今季、ヒラタの2011年注目チームは、 --東京ヤクルトスワローズ-- 昨シーズン序盤に、高田監督が辞任するほどの低調ぶりを見せたものの、小川監督代行が就任するや否や、巻き返しを図り、最終的には4位、勝率も5割を超えるなど底力を持つチーム。打者では、昨シーズン途中加入のホワイトセルが期待でき、日本プロ野球史上初となる2度目の200本安打を達成した青木が健在。また、投手力も、若い10勝投手を4人揃え、中継ぎ、抑えの林昌勇と充実。確実に昨シーズンより戦力は増強され、セ・リーグ4強入りは目前。 タイガースにとっては、野村監督時代以来の難敵。試合巧者のスワローズにどう立ち向かうか。期待したい。 [セ・リーグ順位表 | 個人タイトル | トピックス]
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全日程終了
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