■ストーブリーグ シーズンオフになるとにわかに熱を帯びてくるストーブリーグ。各チーム、来シーズンのペナント奪取に向けての戦力の補強、立て直しにいそしむ。今オフの注目はFA組。例年以上にFA移籍が多くなりそうだ。投手では、カープの黒田、マリーンズの小林雅など。野手ではドラゴンズの福留、カープの新井、ライオンズの和田あたり主力の動向が注目される。ドラフトでは高校生BIG3、中田、佐藤由、唐川、大社では、大場、長谷部をどの球団が指名できるのか注目である。タイガースは先発投手の補強が急務。即戦力を補強できるかが鍵となるであろう。 [ドラフト | FA | 外国人選手 | トレード | 退団選手 | コーチ陣]
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■ドラフト(新人選手選択会議) -高校生ドラフト- 2007年高校生ドラフトでの注目選手は、甲子園最速投手、佐藤由規(仙台育英高)、高校本塁打記録を更新した中田翔(大阪桐蔭高)、甲子園出場は逃したが評価の高い唐川侑己(成田高)のBIG3であろう。 タイガースは、右打ちの長距離打者を毎年補強ポイントとしており、やはり中田を競合覚悟で指名。中田には4球団、佐藤由には5球団、唐川には2球団が指名とBIG3に指名は集中。ちなみにライオンズは先の裏金問題で、高校生ドラフトでは1、3巡指名権を剥奪された。 抽選の結果、中田の指名権はファイターズへ。タイガースは外れ1巡指名で高浜卓也(横浜高)を指名したが、ここで同じく1巡指名を外したベイスターズと競合。ここでは抽選を引き当て高浜の指名権を獲得した。高浜は強肩、俊足、好打の内野手。高浜を獲得できたことで今回のドラフトはまずまずと思われる。
-大学生・社会人ほかドラフト-
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■FA(FreeAgent) FA・フリーエージェント、特定の資格を得た選手がどの球団とも契約を結ぶことができる制度。 2007年のFA宣言選手は9人、そのなかで他球団への移籍を希望している選手は9人。投手では、黒田博樹投手(カープ)がMLBロサンゼルス・ドジャースへ、小林雅英投手(マリーンズ)はMLBクリーブランド・インディアンスへ。FA宣言した6投手のうち、4人がMLB移籍と海外移籍が多くなった。野手では、福留孝介外野手(ドラゴンズ)がMLBシカゴ・カブスへ、和田一浩内野手(ライオンズ)は中日ドラゴンズへ。新井貴浩内野手(カープ)は阪神タイガースへ移籍。FA宣言後残留したのは下柳剛投手(タイガース)のみであった。国内移籍の場合、金銭補償を選ばず、人的補償を選ぶケースが多くなった。 タイガースは、新井という打線の核となる選手を獲得し、内野の選手層に厚みが増した。また、新井の獲得で、若手外野手の赤松の人的補償による放出。足攻の魅力を持つ赤松の放出は意外と大きなものになると思われる。
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■外国人選手 井川の穴は埋まらなかった。日本の野球に適性のある投手が望まれる。実績よりも柔軟性のある若い投手の獲得にシフトする必要があるのではないか。野手に関しては3割20本以上の成績を残せない選手は助っ人とは呼べない。
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■トレード タイガースの補強ポイントである先発投手をファイターズとの1対1の交換トレードで獲得
内外野を守れる平野恵と若手右腕の阿部健をバファローズとの2対2の交換トレードで獲得
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■退団選手
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■2008年タイガースコーチ陣 来期タイガーススタッフは以下のとおり。
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Last modified on 08/12/1 |