■ストーブリーグ シーズンオフになるとにわかに熱を帯びてくるストーブリーグ。各チーム、来シーズンのペナント奪取に向けての戦力の補強、立て直しにいそしむ。今オフの注目はFA組。制度変更にともなって、移籍も活発になりそうだ。投手では、ジャイアンツの上原、ベイスターズの三浦、ドラゴンズの川上など。野手ではドラゴンズの中村紀、ベイスターズの相川、タイガースの野口の動向が注目される。ドラフトは不作の年。1位指名をはずした球団は、相当の痛手になるだろう。岡田監督から真弓監督に交代し、守備を軸とするチームスタイルを継承されることになったタイガースでは、ドラフトでの外野手、左腕投手の補強、FAでの先発投手の獲得がメインになりそうだ。 [ドラフト | FA | 外国人選手 | トレード | 退団選手 | コーチ陣]
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■ドラフト(新人選手選択会議) 2008年ドラフトは以前の分離方式ではなく一括方式がとられる。1巡目の指名方式は、入札抽選方式が採られ、12球団が一斉に獲得希望選手を指名し、重複した場合はクジによって交渉権獲得球団を決定する。2巡目以降は折り返しウエーバー方式が採用され、下位球団が優先して交渉権を獲得することができる。 今ドラフトの注目選手は、メジャー希望の社会人No.1投手、田澤純一(新日本石油ENEOS)、大学進学と思われていた大田泰示(東海大相模高)、大学生外野手の岩本貴裕(亜大)、松本啓二朗(早大)であろう。また、2年前のドラフトで入団拒否した、木村雄太(東京ガス)や長野久義(ホンダ)も注目である。 タイガースは、ポスト金本として外野手を補強ポイントとしており、1順目で松本啓二朗を指名したものの、横浜ベイスターズの横槍が入り競合。抽選をはずした。また、はずれ1位の選択でも藤原紘通投手(NTT西日本)を楽天イーグルスと競合し、再び抽選をはずすという不運に見舞われた。 ドラフト不作の年に、1位抽選を2度はずし、今回のドラフトは完全な失敗に終わった。
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■FA(FreeAgent) FA・フリーエージェント、特定の資格を得た選手がどの球団とも契約を結ぶことができる制度。今オフから、移籍活性化を目指し、移籍に伴い旧所属球団に支払う補償金を大幅減額し、各球団内での年俸順位が11位以下の選手には金銭、人的ともに補償がが不要となった。また、取得期間が1年短い国内FAの権利も採用された。 2008年のFA宣言選手は7人。すべて、セ・リーグの選手で占められた。投手では、上原浩治投手(ジャイアンツ)がMLBオリオールズへ、川上憲伸投手(ドラゴンズ)がMLBブレーブスへ、高橋建投手(カープ)はMLBブルージェイズ(マイナー契約)となった。野手では中村紀洋内野手(ドラゴンズ)がパ・リーグの楽天ゴールデンイーグルスへ、相川亮二捕手(ベイスターズ)がヤクルトスワローズへ移籍。2選手の流出を招いた、ドラゴンズは戦力的に厳しい戦いを迫られそうだ。また、タイガースが獲得を目指していた三浦大輔投手(ベイスターズ)は宣言後残留となった。 タイガースからは、野口が試合出場機会を求め、横浜ベイスターズへ移籍。今オフには矢野がヒジの手術を受け、手薄になる捕手。若手の奮起に期待したい。
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■外国人選手
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■トレード タイガースの補強ポイントである先発投手をマリーンズとの1対1の交換トレードで獲得
故障者を育成選手に契約変更
トライアウトから育成選手として契約
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■退団選手
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■2009年タイガースコーチ陣 来期タイガーススタッフは以下のとおり。
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Last modified on 09/4/30 |