■ストーブリーグ シーズンオフになるとにわかに熱を帯びてくるストーブリーグ。各チーム、来シーズンのペナント奪取に向けての戦力の補強、立て直しにいそしむ。今オフの注目はドラフトであろう。ハンカチ世代の大学BIG3に注目が集まる。大石(早大)、斉藤(早大)、沢村(中央大)の3投手の指名を獲得できるかが鍵である。MLB出戻り組は、岩村、松井稼の両内野手の動向が注目される。また、ポスティングでのMLB移籍希望選手も複数になる模様で、こちらも注目したい。 タイガース補強のポイントは、投手である。それもセットアッパーの獲得が急務である。今シーズンは継投で試合を潰してしまうことが多く、85年以来の強力打線をもってしても優勝することができなかった。ここ数年続く不可解な補強に終止符を打ってもらいたい。 [ドラフト | FA | 外国人選手 | トレード | 退団選手 | コーチ陣]
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■ドラフト(新人選手選択会議) 2010年ドラフトの注目選手は、ハンカチ世代の大学BGI3、複数球団指名予定の大石達也投手(早大)、六大学史上6人目、30勝・300奪三振の斉藤佑樹投手(早大)、157km/h右腕、沢村拓一投手(中大)、はずれ1位候補は、福井優也投手(早大)、大野雄大投手(佛大)、榎田大樹投手(東ガス)あたりか。高校生では、山田哲人内野手(履正社高)、吉川大幾内野手(PL学園高)、一二三慎太投手(東海大相模高)あたりか。今回のドラフトは、1位指名候補の3人を外した場合、相当の痛手となりそうだ。 タイガースの補強ポイントは抑え投手、重複覚悟で大石を1位指名したものの、6球団競合し指名権はライオンズが獲得、今回も抽選連敗記録を絶つことができなかった。しかしながら、はずれ1位で榎田大樹投手(東ガス)を指名、さらに2位指名でジャイアンツ色の強い、一二三慎太投手(東海大相模高)の交渉権を獲得。今回は、高校生中心のドラフト指名となり、早急な投手力強化は見込めないが、5年後を見据え育成してほしいところ。 今回は、大学生BIG3の指名権を取れるかで左右されるドラフトであったが、沢村投手を巡るジャイアンツの囲い込み作戦は頂けない。この件で、沢村投手にヒールのイメージが着いてしまったのは否めない。
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■FA(FreeAgent) FA・フリーエージェント、特定の資格を得た選手がどの球団とも契約を結ぶことができる制度。 2010年のFA宣言選手は11人。投手3人、野手8人の大量宣言となった。FA資格取得期間が短くなり、球団への保障も軽減、また、近年のMLBでの日本人投手の活躍もあってMLBへの移籍を望む投手や、中堅野手の宣言も増加しつつある。今後はFA移籍が活発化するであろう。今年の目玉は、内川聖一内野手(横浜ベイスターズ)、細川亨捕手(埼玉西武ライオンズ)の2人だろう。 タイガースからは、関本賢太郎内野手が宣言残留。城島健司捕手のヒザ手術の保険として、藤井彰人捕手(東北楽天イーグルス)を獲得。若手捕手の成長の芽を摘んでしまった。また、MLB移籍を希望していた小林宏之投手(千葉ロッテマリーンズ)を獲得。懸案だったセットアッパーの獲得で、投壊状態が回復しそうだ。しかしながら、小林宏のFA獲得による人的補償として、高濱のマリーンズ移籍が決定。遊撃を守れる選手はタイガースには少なく、ポスト鳥谷としての逸材だっただけに、大きな損失となるだろう。
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■外国人選手
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■トレード 右の代打としてドラゴンズから新井弟を1対1の交換トレードで獲得
ベイスターズを自由契約になった中継ぎ左腕を獲得
故障者を育成選手に契約変更
野手転向により育成選手に契約変更
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■退団選手
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■2011年タイガースコーチ陣 来期タイガーススタッフは以下のとおり。
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Last modified on 11/3/7 |