■ストーブリーグ シーズンオフになるとにわかに熱を帯びてくるストーブリーグ。各チーム、来シーズンのペナント奪取に向けての戦力の補強、立て直しにいそしむ。今オフの注目はドラフト、FA、ポスティングと目白押し。ドラフトでは、ジャイアンツ・原監督の甥、菅野(東海大)、藤岡(東洋大)、野村(明大)と3投手が複数指名を受ける可能性があり、また、高校生では、高橋(東海大甲府高)、武田(宮崎日大高)など、甲子園不出場組みに注目が集まる。FA組は、海外移籍を目指す岩隈(イーグルス)、和田(ホークス)、国内移籍組みの杉内(ホークス)、村田(ベイスターズ)の動向が注目される。また、ポスティングでのMLB移籍希望選手も複数になる模様で、ダルビッシュ(ファイターズ)、青木(スワローズ)、中島(ライオンズ)などが挙がっている。 タイガース補強のポイントは強打の外野手、ポスト金本の獲得が急務。また、来シーズン後の海外FAをにおわす藤川球児に変わるストッパーの獲得も重要課題の1つである。和田新監督が就任し、独自色を出せるか見ものである。 [ドラフト | FA | 外国人選手 | トレード | 退団選手 | コーチ陣]
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■ドラフト(新人選手選択会議) 2011年ドラフトの注目選手は、大学生投手3名、複数球団指名が予想される今ドラフトNo.1左腕・藤岡投手(東洋大)、次に、野村投手(明大)、話題先行の菅野投手(東海大)、大学生野手では伊藤外野手(慶大)あたり。次に高校生、こちらもドラフト1位指名予想されている武田投手(宮崎日大高)、高橋内野手(東海大甲府高)ら高素材がそろっている。今回のドラフトは、昨年より質がよく、1位指名を外したとしても挽回できる選手が多い。 タイガースの補強ポイントはポスト金本、強打の外野手である。単独指名で伊藤外野手(慶大)を指名。鳥谷以来の大学生野手1位指名、来シーズンは我慢して使ってほしいところ。2位では、甲子園で活躍した歳内投手(聖光学院高)を指名。上出来のドラフトとなった。 今回、菅野投手をファイターズが強行指名し、ジャイアンツの囲い込み戦略を粉砕。ファイターズには、ファンからの喝采が送られた。
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■FA(FreeAgent) FA・フリーエージェント、特定の資格を得た選手がどの球団とも契約を結ぶことができる制度。 2011年のFA宣言選手は12人。昨年に続き投手6人、野手6人の大量宣言となった。FA資格取得期間が短くなり、球団への保障も軽減、また、近年のMLBでの日本人投手の活躍もあってMLBへの移籍を望む投手や、出場機会を求める中堅野手の宣言も増加しつつある。今後はFA移籍が活発化するであろう。今年の目玉は、杉内俊哉投手(福岡ソフトバンクホークス)、村田修一内野手(横浜ベイスターズ)の2人だろう。また、昨年、ポスティングでの移籍が不調に終わった岩隈久志投手(東北楽天イーグルス)や、和田毅投手(福岡ソフトバンクホークス)、川崎宗則内野手(福岡ソフトバンクホークス)の3名がMLBへの海外FA権を行使。ホークスからはレギュラー3名が移籍と戦力バランスが大きく変わりそうだ。また、ジャイアンツが村田、杉内両選手を獲得。育成のジャイアンツと称してファンの批判をかわしてきたが、ここにきての方向転換。もはや、球界の盟主としての品格は失われてしまったようだ。 タイガースからは、新井貴浩内野手が宣言残留。今ストーブリーグ、タイガースは大々的な補強は行わない模様。ペナントレース終盤での、若手選手の成長で、最盛期を過ぎたFA選手の補強は見送られ、生え抜き選手の育成に取り組む。タイガースとしては、来季、海外FA権を取得する藤川球児投手や鳥谷敬内野手の動向が気になるところ。
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■外国人選手
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■トレード 左の中継ぎ投手を1対1の交換トレードで獲得
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■退団選手
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■2012年タイガースコーチ陣 来期タイガーススタッフは以下のとおり。
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Last modified on 12/2/28 |