■ストーブリーグ シーズンオフになるとにわかに熱を帯びてくるストーブリーグ。各チーム、来シーズンのペナント奪取に向けての戦力の補強、立て直しにいそしむ。 今オフの注目はドラフトとFA、出戻り組みである。ドラフトは投手を主に即戦力投手が多数。有原(早稲田大)をはじめ、甲子園組の安楽(済美高)、高橋(前橋育英高)などに指名が集まりそうだ。FAでは、金子(バファローズ)、成瀬(マリーンズ)の両先発投手が注目されている。出戻り組みは中嶋(アスレチックス傘下)の争奪戦が激しくなるだろう。 タイガースの補強ポイントは中継ぎ投手。FA資格者から、宮西(ファイターズ)、山井(ドラゴンズ)を狙うも宣言せず。FAでは、金子、成瀬の両先発獲得を目指す。また、タイガースからFA宣言し、MLB移籍を目指す鳥谷の残留を最優先に対応。その保険として出戻りの中嶋の獲得を目指す。ドラフトでは、有原の1位指名を早々に決定。クジ運のないタイガース。昨年と同じ結果にならなければ良いのだが。 [ドラフト | FA | 外国人選手 | トレード | 退団選手 | コーチ陣]
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■ドラフト(新人選手選択会議) 2014年ドラフトの注目選手は4名。複数球団指名が確実視される最速156km/hの右腕、早大の有原。甲子園を沸かせた157km/h右腕、済美の安楽。単独1位指名濃厚なのが前橋育英の高橋光成、智弁学園の岡本の両高校生。その他、社会人に即戦力投手が多数。今ドラフトは、有原に何球団が競合するか見ものだ。また、昨年に比べ豊作といえるので抽選をはずした場合も挽回が可能。スカウトの腕の見せどころか。 タイガースの補強ポイントは即戦力投手である。1位指名は有原としドラフト会議に臨む。1位指名は4球団競合の末、有原の抽選を外し、また、再度の指名で、亜大の山崎を指名するも2球団競合の末、抽選を外した。再々指名で新日鉄住金鹿島の横山を単独指名し、交渉権を獲得。有原についてはファイターズが1位指名し交渉権を獲得した。タイガースは、今ドラフト1位以外では、社会人即戦力を2名、走攻守揃った大学生外野手、守備重視の高校生遊撃手を指名。今ドラフトは堅実な指名であった。
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■FA(FreeAgent) FA・フリーエージェント、特定の資格を得た選手がどの球団とも契約を結ぶことができる制度。 2014年のFA宣言選手は8人。今年は投手3名、野手5名となった。今年の目玉は、金子千尋投手(オリックスバファローズ)、成瀬善久投手(千葉ロッテマリーンズ)、鳥谷敬内野手(阪神タイガース)の3人だろう。金子、鳥谷の2名が海外移籍を希望している。今年は、FA宣言するであろうと思われていた主力選手の半数以上が宣言せず、盛り上がりに欠けた。 タイガースからは、能見篤史投手、鳥谷敬内野手の2名が宣言。能見は残留を表明し、鳥谷はMLB挑戦を希望している。鳥谷の移籍は、タイガースにとって大幅な戦力低下を意味するが、年齢的にも最後の機会となるので挑戦させたいファン心理もある。 タイガースは、即戦力の先発投手として金子、成瀬の両投手の獲得を目指していたものの、どちらも不調に終わり先発投手の強化は失敗した。鳥谷との残留交渉は越年。好条件のMLB契約が得られずタイガース残留となった。
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■外国人選手
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■トレード トライアウトから堅守の遊撃手を獲得
トライアウトから大型右腕を育成で獲得
右の中継ぎ投手を1対1の交換トレードで獲得
育成選手に契約変更し奮起を期待
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■退団選手
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■2015年タイガースコーチ陣 来期タイガーススタッフは以下のとおり。
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Last modified on 15/5/9 |