■ストーブリーグ シーズンオフになるとにわかに熱を帯びてくるストーブリーグ。各チーム、来シーズンのペナント奪取に向けての戦力の補強、立て直しにいそしむ。 今オフの注目はドラフトと外国人、MLB出戻り組みである。ドラフトは、即戦力、素材型の選手が投打にそろい、各チームの戦略が出やすく興味深いだろう。外国人選手については、ルナ(中日)、クルーズ(千葉ロッテ)、マートン(阪神)など日本球界で結果を残した選手が注目だ。MLB出戻り組みは和田(カブス)、藤川(レンジャーズ→四国IL)などが日本球界復帰を目指している。 タイガースの補強ポイントは抑え投手。2年連続最優秀救援投手の呉昇桓がMLB移籍希望、賭博問題で契約交渉を打ち切り、代役を外国人選手で補強する見込み。また、高年齢化した中継ぎ投手も補強ポイントだ。また、レギュラーが固定できない三塁、マートンの抜けた外野も補強ポイントだろう。ドラフトでは、高橋(県岐阜商高)、高山(明治大)を1位指名候補としているタイガース。金本新監督就任が、指名方針にどの程度影響するか見ものだ。 [ドラフト | FA | 外国人選手 | トレード | 退団選手 | コーチ陣]
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■ドラフト(新人選手選択会議) 2015年ドラフトの注目選手は、複数球団指名が確実視される、県岐阜商の高橋純平。甲子園未出場ながら最速152km/hの右腕で注目必須。高校生では史上3人目の150km/h越え左腕、小笠原(東海大相模高)の評価も高い。また、外れ1位候補では、甲子園で身体能力を見せ付けた関東第一高の外野手、オコエが注目されている。大学生では、岡田(大商大)、上原(明治大)、今永(駒澤大)、多和田(富士大)、熊原(仙台大)の各投手と高山(明治大)、吉田(青学大)の両外野手も上位指名候補であろう。将来性の高校生を指名するか即戦力の大学生か、各球団の戦略が垣間見られる。 タイガースの補強ポイントは、速球派投手と強打の外野手。1位指名は高橋純平か高山俊か。タイガース1位指名は東京六大学リーグ通算安打新記録を達成した高山。東京ヤクルトと競合、東京ヤクルト・真中監督のガッツポーズで抽選を外したかと思われたが勘違いが発覚。タイガースが交渉権を引き当てた。2位以下では、大学代表捕手、サイドスロー右腕や、素材型の長身高校生右腕などを指名。高山の指名はまだしも、2位以下の指名は繰り上げ感が否めない。左腕投手を挟めなかったか疑問が残る。注目の高橋は3球団競合の末、福岡ソフトバンクが交渉権を得た。ホークスの戦力一極集中がますます強まった。
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■FA(FreeAgent) FA・フリーエージェント、特定の資格を得た選手がどの球団とも契約を結ぶことができる制度。 2015年のFA宣言選手は6人。今年は投手1名、野手5名となった。今年、注目なのはホークスの松田宣浩内野手。MLB移籍希望であるが、日本人内野手を獲得しようとする球団があるか疑問。移籍するのであればホークスにとっては大幅な戦力ダウンが見込まれる。その他では、マリーンズを代表する選手である今江敏晃内野手か。高額年俸がネックとなり獲得球団が現れるか微妙なところ。 タイガースからの宣言選手はなし。戦力補強としては、左腕中継ぎ投手の獲得が急務であるタイガース。ドラゴンズから宣言した中継ぎ左腕の高橋がこれに合致。解禁初日から獲得攻勢をかけ入団合意。金本新監督が切望した左腕の加入で中継ぎ陣テコ入れの一歩となった。 また、MLB移籍希望だった松田は、移籍条件からMLB移籍を断念しホークスと再契約。カープから宣言した木村は、ライオンズの入団テストを受けるなど、FAから、かつての華々しさが薄れつつある。
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■外国人選手
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■トレード MLB、四国ILを経て復帰
育成選手に契約変更し奮起を期待
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■退団選手
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■2016年タイガースコーチ陣 来期タイガーススタッフは以下のとおり。
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Last modified on 16/7/10 |