〜2学期〜

 夏休みを経て、予想以上に大きくなったケナフ。大きくなるとは聞いていたものの、実物を見るまでは信用できなかったのですが、実際に大きくなったケナフを見ると、こんなにも大きくなるのかと驚くやら感心するやら。子どもたちの観察日記からも、その驚きが見て取れました。

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2000.9.4
 ケナフたちが強風にあおられて根をあらわにしてたおれそうになっていました。周りの土を寄せて根の周りを補強し添え木をしてたおれないようにしました。

2000.9.6

 子どもたちといっしょにケナフの観察をしました。きれいな白い花がさき、子どもたちも大喜びでした。花の絵を描く子、花の大きさを測る子、大きくなったことへの驚きを書く子などなど、それぞれにケナフのようすをよく捉えていました。ケナフの高さは、子どもたちの背丈を超し、すでに私の背もこえているものもあります。これから、花が種になるまで育て、種を取った後紙すきに挑戦しようと思っています。

2000.9.13
 子どもたちと再びケナフの観察をして、今度は、気がついたことを話し合いました。葉の大きさ、背の高さ、花の色のほかに、触り心地(棘があること)や葉の形に違いがあることなどが出てきました。これまでの観察の中で、いろいろな視点を持たせるように声かけをしてきましたが、子どもたちの気づく目が育ってきていることを感じました。

2000.9.17
 ケナフ2000のメーリングリストに「葉の形の違い」について質問を投げました。子どもたちから「どうして、紅葉のような葉っぱと河童の手のような葉っぱがあるのか」という質問があり、その答えを知りたかったのです。その結果 、どうやら種類の違い(品種改良)の違いであることがわかりました。

2000.9.28
 延期になっていた運動会がやっと終わったので、みんなでケナフを見に行きました。ケナフは3mに届く勢いです。ただ、アメリカシロヒトリの襲撃にあい、かなり葉を食われていました。そこで、教頭にお願いして消毒をしてもらいました。

2000.10.5
 今日は、研究授業でした。子どもたちと一緒に交流している小学校におくるものを作りました。たくさんの先生方に囲まれて、それでも一生懸命取り組む子どもたち。子どもたちは生き生きと活動し、Web掲示板チームがやはり一番早くおわりました。それ以外のチームは次回以降に完成させておくる予定です。また、Webチームは写真も送ることができるので、これからの活動がさらに広がることと思います。郵便チームは、おくるものを作り終えて宛名書きに入ります。絵を描き終わっていないというところが多かったのですが、次回に回しました。

関連するWebページ:生活科指導案

関連するWebページ:ケナフ日記

2000.10.24
 子どもたちといっしょにケナフの観察に行きました。ケナフたちは、元気なようでしたが、葉っぱが少しずつ枯れはじめ、病気か成熟しきったのかわからない状況です。種らしきものはまだできていませんでした。

2000.11.28
 ケナフが枯れてきて、そろそろ次の活動を考えなくてはならない時期になりました。種をとって紙すきをする予定でしたが、種のでき具合が悪いような気がして、ケナフを抜く日をいつにするかタイミングを計っているところです。

2000.12.7

 子どもたちと協力して、ケナフを抜き取り、種をとりました。 ケナフには、細かなとげがたくさん生えているので、軍手を使って手を保護しました。根はそれほど深く入っておらず、簡単に抜くことができました。
 種は全部が黒くなっていたわけではありませんでしたが、3本のケナフから、たくさんの種が取れました。
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