充実した夏休みの学習のために

理科 夏休み自由研究のまとめ方

1999.7.19

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INDEX

  1. はじめに
  2. まとめるポイント
  3. 全体に関わるポイント

はじめに

 夏休みの自由研究は決まりましたか?高学年になったみなさんには、今までの自由研究とはひと味違う自由研究をしてほしいと思っています。そこで、自由研究についての考え方やまとめ方を簡単に解説しますので、参考にしてください。
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・動機

 自分がどうしてこの研究をしようと思いついたのかをくわしく書く。「きっかけ」としてもよい。普段の生活の中で、「不思議だな」とか「おもしろいな」と思ったことなどを思い出してみよう。一学期に学習した内容をさらに深めてもよい。

・題(テーマ)

 動機の中で研究しようと思ったことを、研究テーマにする。みんなに読んでもらえるような題を付ける。「あっ!とおどろく○○の世界」「本当に○○ だった!」「発見!○○のひみつ」など。その上で、副題として「○○について」とか「○○の研究」、「○○の不思議」のようにわかりやすいものをそえてお く。

・材料

 この研究を進めるに当たって必要なものをまとめておく。できるだけくわしい方がよい。集めたものは、一度カメラやデジカメでとっておくなどの工夫が必要。

・仮説

 実験の結果を予想して書く。または、実験の前段階として興味を持ったことから、「きっとこうなるだろう」と思ったことを書いてもよい。

・実験方法

 観察や実験の方法を考える。自分が知りたいこと、調べたいことが解決するためにはどんな実験をすればいいのかを考えて、その手順を考えよう。図書館やコンピュータ(インターネット)などで同じような実験を探してみよう。

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まとめるポイント

・実験結果

 実験を行った後、結果をまとめる。どんな実験をしたのか、順を追ってわかりやすく書こう。「何を」「いつ」「どこで」「どうやって」など。途中で うまくいかなくなっても、どうしてうまくいかなかったのかを考えて続けてやってみよう。絵や図や実物、写真などを使って見やすくわかりやすくしよう。

・考察

 実験結果から、わかったことを書く。新たに興味を持ったことや不思議に思ったことも書いておくと良い。

・感想、まとめ

 研究全体を通して苦労したことや工夫したことを書く。失敗したことがあれば、どうして失敗したのかも書いておくと良い。「見どころ」や「ポイント」としてもよい。協力者や参考資料なども書いておくとよりよい。

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全体に関わるポイント

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