fhoto art gallery

風化した異形の者たち
People of Monolith
かつて賢者とも称されただろうか、崩れ去りその姿は窺い知れない。
まるで蛹の様にも見えるが。



Vorvadoss
燃え立つ者、もう1人の自分であるが如く語りかけてくる。
彼は私の行く先々で光明を照らす導き手。
ウィルオー・ウィスプと呼ばれるものが暗闇の彼方に見える。




Haster
それは闇の中で彷徨える者の精神を発狂せしめるだろう。
全ての知的生命体。その長年の知識と感情が意識に入り込むのだ。
私はかの者の存在を感じ取り幾度か対面したはず。
しかしそれはほんの一部の何かでしかなかった。




Nodens
無機質な住人の住処。その姿を立ち上る靄の鏡に映しているようだ。
言語らしきものが大変遅く聴こえてくる。
顔の様に見えるものは絶えず変化し原形を留めない。




Nyalrathotep
顔無きもの。混沌よりの使者。
私はかの者が背負う使命。忠告を聞き入れ、ただそれに忠実である。
心に潜む声なのか、もしくはドッペルゲンガーなのか。
その周辺は地獄の炎が燃え盛るようだ。




Ubbo−Sathla




ETC




Atlach−Nacha
それは山の奥にいる異形の姿をした賢者。




Ithaqua
魔法のランプの精というものを聞いた事がある。
しかし定説と違い主を持たない獣、多くは悪霊と呼ばれる者が多いとか。
生き残った者がいないため当然そうした逸話が残っているわけもない。
なぜそんなことを知っているのか、
それは私自身が風に乗って歩むものだから・・・。




ETC




Shub−Niggurath
混沌の眠りについた女性の意識に無数の光りが。
やがて女性は光りの帯と同化しはじめる。




ETC




Nyogtha
記録6月10日、宇宙ステーションの化学プラントにて
食料栽培促進のための培養液の実験を日課にしていた。
壁が無くなったかのように黒点のある赤い星がこちらを見つめている。
闇に中に吸い込まれていくように毎日仲間が消えていく。
何が起こったのかまるでブラックホールだ。
記録はここで途絶えている。計画は廃棄され調査も打ち切られた。




Barst
姿を変え各地域に降臨する信託者
ロードスではこう呼ばれていた、ニケと。




Yig




ETC
ある辺境の奥地に迷い込んだ。
不定形のそれは刻一刻と人間らしきものを複製している。
これは夢か幻か。
彷徨い続け体力気力を失った私の意識は失いつつある。
「ここから出してくれ!」




ETC
足元が見えないほどの暗黒の世界が広がっている。
青銅の短剣を手にし歩き続ける。自分が生きているのかも分からない。
どれくらいの時間が過ぎたのだろう。
水が滴り落ちる音を頼りに進んだその探検家は姿を消した。
闇の中に何かが潜んでいたのかもしれない。
それは飢えた獣だろうか。




ETC
深遠からの脱出。
広大で巨大な建造物はいつの頃の物かも分からない。
人類が作ったとも思えないが、ここはどこだろうか。
生命の痕跡さえ見当たらないが・・・。
奥は白い大理石で作られた一室で青銅の仮面だけが1つ残されていた他は何も無かった。
この廃墟には人の欲求を満たす物は何も無い。
迷宮からの脱出は死を意味するのか。

偶然にも外の世界から入り込んだその来訪者は元の世界に戻ることは出来なかった。
ここに来る方法は1つだけあるが戻る方法は残されていないのだ。
滅び去った文明には近づかないほうが良いだろう。




化石になった老人
Stone
左脳が発達しており、自己の感情を捨て去った今は表情さえ変える事がない。
賢者とも呼ばれるが、諸説あり憶測の域を出ない。
未来から訪れた生き残りとも呼ばれたり、
人の姿に類似した寄生生物だとの見方もある。

人類はやがて知る事になる。
不老不死を得ようとした者達の末路を。
崩れ去った肉体は遺伝子をコントロールできずに歪んだもの。
彼らの世界も争いと貧困が絶えなかった。
勝決する画期的な研究と思われたが、張り巡らされた罠に気付かなかった。

私はこの滅び去った世界を後にする。




闇に囚われた男
Darkness Prisoner




ゴーレムの谷
Valley of Golem
生まれ出でる途中。
未熟な姿のまま埋まっている。




オベリスク
Ovelisk
それは影を作らない。
まるで浮遊しているかのように。




植物の者
Plant Priest
滅亡する事無く、地を統べる神官。




仮面の者
Mask
黄泉の使者。
方向に迷わないように道案内をしている。
何者なのだろうか。
この空間で、この者以外に他者を見た事が無い。

いつしかその者の姿は見えなくなった。
だが暗闇の中を歩く仮面の者がいる。
消えていたのは私の存在だった。

何の継承かは知らないが、不思議なギミックだ。
この空間に迷い込む者を待つ事にする。
時の流れは無に等しい。




幽玄の哲学者
Philosophia
光に遮られている。進んでも距離が縮まらない。
奥に誰かいるようだが動く気配が無い。
中身が空洞の作り物かのようで、かの者からは何も感じない。
この光は何だろうか。
まるで意思を持っているかのように飛んでいる。




見上げる者
Person who Looks up




そこにいる何か
Unknown




怨霊
Revengeful ghost




精霊
Spirit
オアシスに群がる動物の様に水辺を行き来している。
稀に見かける事があるが生体は一切不明。
眩しい光に魅入られた者は盲目になる。




奏でる者
Player
この道標は複数点在している。
洞穴を鈍い輝きで包み込み、近づくと音を放つ。
特殊な異界にあるため、生物か機械かは判別できない。





黄泉
Hades
ここから先は立ち入る事、許されず。
頭上からコリント柱の光が降り注ぐ。
顔を持った筋肉の胴体が地底より現れる前に去ったほうが良い。
それは捻り潰す力しか持たない盲目で強欲な存在。




横たわる巨人
giant who lies
昼間でもこの世界は暗い。
照らし出された建物は神殿の廃墟にも見える。
普段は見えない。
直せる場合は空中庭園が動き出すだろう。
アトランティスやレムリア大陸とも異なる。




なまこ
namako
深海の生物のように体には蛍光色が流れている様子が見える。
食用のミュータント。
土に植えれば株が分かれて生えてくる。一種のマンドラゴラと似ている。
塩を浴びせると溶ける性質がある。
さすがに食べる気にはならない。




メドゥーサ
medousa
大昔の仮装の祭や宴だろう。語られている神話とは関係が無さそうだ。
下半身が石になる・・・という冗談にもならない。

どういうわけか多くの神々の話には各地の文化と富、戦争や権力がある。
詩人が極端な表現に変えた作り話は、権力や宗教や演劇のもの。
人気と支持者が神を作り上げる。嘘と作り話が神を作り上げる。
信奉者達は階級や列挙を好む愚行をする。
奇跡や天変地異を操る力や不死身や不老長寿の体も無い。
話をよく読むといい。彼らは万能ではない。野蛮と苦難の話ばかりである。
もしそのような者達がいるなら滅びの道を選ばず今でも生きているはずだ。
姿が見えない何もしない存在。

戦争を止められず飢えも止められず。
その最中でも人々が祈り続けて逃避する習慣。これは何の冗談なのか。
人にしか出来ない事が数多くある。真価を問うといい。
助けを求めている人々を無視して祈る事は許されぬ。




ETC




ETC




ETC




ETC




ETC




カダス
Kadath




ルルイエ
R'lyeh
光と影と色の集合体であり、踏み入ることは出来ない。




ルルイエ
R'lyeh




ルルイエ
R'lyeh




ETC




ETC
兵士の弱点は欲望と衝動。獣の囁きで海が血に染まる。




ETC




ETC
やぁ、こんにちは。ガイドが必要かい?ここの洞窟は危険だぜ。
おっかない魔物がいるらしいんだ。どうしてもって言うなら止めないぜ。
ほら、そこの看板にも書いてあるだろ。もう何人も戻ってきてないんだ。
おっと、そんなに怖い顔するなよ。遺言を書くなら今のうちだ。金は取るけどな。
写真を撮って残しておくかい、追加料金を頂くぜ。
迷った時のための非常食もあるぜ。命が助かるなら安いもんだ。なぁ旦那。

洞窟へ入るとガイドが襲ってきたが一発でノックダウンさせた。
とんだ食わせ者だ。




if−Hydra
ここは暗黒神の地らしい。私は夢中でカメラを回した。
一帯には恐竜のような生物の骨が散乱している。




Yog−Sothoth
霧に包まれた島で探検隊があるものを見つけた。
崖近くに海のほうを向いた錆びた扉がある。
あまりにも巨大なため人の力では開けることは不可能だった。
夕日が沈む頃、海神が出て来るという伝承がある。
しかし現れるのは蛇のように伸びていく影しかなかった。
西洋人やアラブ人が書いた昔の世界地図には明記されて無い場所がある。
一部の人はニライカナイと呼ぶ。


BACK



過去の扉は閉じられた
Cthugha
アーカムの港町、漁に出ていた私は日暮に奇妙なものを見た。
陽の落ちる頃、霧がかった海面に何かおぞましいものが波飛沫をあげて迫り来る。
逃げなければ・・・・・・。