湧き水を演出しよう その5
水流で魚群の回遊を演出
毎度、浜茶屋によるページでの投稿です。


[湧水]
噴水パイプ(穴1、パイプ先端に止水栓キャップ)
[湧水止水栓]
調節バルブ
パイプ間接続








[コリ水流]
下記参照










<噴水による湧水>


主に各メーカーから発売している外部フィルター関係のアクセサリー別売り部品で水流の自作は簡単にできる。
熱帯魚店が実際に使用している部品なので大抵の店には在庫が置いてあると思う。
これは情報室にある湧水演出を見て十分に全体像を掴んでから製作した。
ウチの場合の噴出し穴は1つ。
これだけだと噴出しが強すぎるので湧水止水栓調節バルブでほんの数ミリだけバルブを閉める。
これはコリドラスには大変喜ばれる。取付ると周りに集って眺めたり、舞上った砂の上でホバリングする。
見ているこっちも楽しいので是非、試してほしい。
面倒くさいと思う人は湧水演出専用の装置が店に出まわっているのでそれを買うという手もあります。


コリ流 [ながれ]
(完成日4月8日 偶然にも命名のヒントになったある俳優さんの誕生日でした)



水槽に合った高さにする場合、
U字パイプの短い部分を数センチだけノコギリ等でカットするとよい。
写真のU字パイプはカットせず、そのまま90水槽に設置したもの。

全てフィルター別売り用品を使用
カミハタのパワーヘッドRio800(60〜90水槽用)
Rio使用はyamyamさんの提案で予定に入れ、使用。
U字パイプと接続用のエーハイムホースとL型ジョイント
あとはRioのエアーストッパーを外してパルブを全開。
これだけです。

見栄えが気になるなら
背面設置からパイプを引くことも可能。
←パワーヘッド固定のキスゴムはRioに付いてます。
 エアーストッパーを外すと水位と設置の高さで、軽いエアレーションにもなります。

排水口近くまで泳ぐと体の側面に水流を受けて、
後ろまで下がってからまた水流に向います。
数匹並ぶと競争になり、最後まで泳ぎきります。





←排水口はRio付属のもの。角度調整は便利。
砂底近辺まで水流を下向きにするとかなり群れます。

水流に興味を持った最初のステルバイが
何度も愛想をふりまいてくれました(^^




[配線]
コンセントプラグの配線は後ろに回して
別にプラグ延長コードを用意すれば
全面での作業の時コンセントが濡れないで済む。

[注意点]


作るなら60センチ水槽からがいいと思う。それ以下の水槽ではあまり水流による魚群の群れは期待できないかも。
フィルターやパワーヘッドを使うなら適合水槽以下の流量の低いものを使用すると何かと楽でいいと思います。
水流が反対側から跳ねかえらないようにすることは重要です。
ゴミが浮遊してしまわないよう調節する。その点で排水口ノズルの向きも重要になる。
ゴミがかなり舞う場合、水流を弱めておきフィルターにウールマットを一時セットしておく。

[変った方法]


2又にして両方の排水口にパルブを取付け片方は水中投込み式のフィルターに直結する方法もモーターに負担がかからないし水量も調節しやすい。
そのために使用しやすいTジョイントのようなオプションの別売り品も出てるので活用するのもいいかも。
ゴミ取り専用のフィルターそのものを自作してペットボトルにスポンジをいれた物に片方直結することも利便的に有効。
1つのパワーヘッド装置で調節バルブとパイプ次第で同時に複数の湧水も作れる。パイプ替えにはバルブタップを使用すると取外ししやすい。
大きい水槽など澱んだ水の空間・デッドポイントのある場合に非常に効果的。


みなさんも湧き水と水流で活き活きとした水槽を演出しましょう! (^^)/ 




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