2001/03/15

『HONDURAS通信』18号HONDURAS会発行

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HONDURAS会 
不行届きの世話人高木薫
2001/02/24(土)<第17回HONDURAS会のご報告>杉並公会堂

雨の荻窪、一年半ぶりの杉並公会堂は相も変わらぬボロ屋!?今回は前列中央の金指氏のお話を聞きに、常連の人初めての人、懐かしい顔等々こもごもに16名が参集しました。主催者側の意気込とは裏腹にいまいちの人数でしたが、そこはそれ、中米はHondurasの集まり、めでたさも暖かさも中ぐらいなりの21世紀のスタートとなった次第。諸氏今世紀もHonduras会を宜しく!


“驟雨に煙る”……1年半ぶりの荻窪駅界隈《三題》


  Honduras観光事情他…元ジャイカ、Honduras派遣シニア・ボランティア 金指征治氏の講演 
  Hondurasコーヒー基金…………………………………………………………珈琲屋さん 上 社長
  Hondurasのアンケートに見る日本………………………日本フォスタープラン事務局・寺田聡子

  
《金指征治氏<写真下中央>はジャイカのシルバーボランティアとしてHondurasに赴任。様々なカルチャーショックもさることながら、実直と誠意と熱意を持って接した感動の二年間を熱弁を持って語ってくれました。金指氏はJTBに長らく勤務され、関係団体等の活動運営にも参加され、観光事業のエキスパートで有ります。》

 金指さんの課題である観光事業は、Hondurasでは長い政治や経済の軋轢、自然災害等を乗り越え、今、国としても漸くその緒に付いたばかりでした。その為には、まずは人材育成!とはいえ、まだまだ日々の暮らしに精一杯の国情で、講習を聞く生徒さんの表情もいまいちで、伝えたいことがままならない日々でした。そこで、金指さんは慣れないスペイン語と格闘、講習を受ける人たちへの理解の一助として、講義の内容を毎日プリントして配布。それは金指さんの、JTBを中心とした職歴をかけて蓄積したノウハウであり、半生の集大成でもありました。無感動に受け取る生徒の表情を見て、時には挫折感に苛まれながらも続けました。
そして二年、帰国を前にした金指さんに一冊の本がプレゼントされました。何とそれは金指さんが二年間心血を注いで配布し続けたあの資料でした。無感動に受け取っているかに見えた彼らが、二年間大事にとって置いてくれた上、日本へ帰る金指さんへの感謝の気持ちとして、一冊にまとめて製本して渡してくれたのでした。このエピソードこそ今回のHonduras会の白眉であり、国際交流の神髄をかいま見た思いでした。並々ならぬ努力家の金指さんの人柄故の面目躍如のお話ではありませんか!
その話の佳境に、……そろそろ時間ですのでと、まとめを御願いしなければならなかったのが何とも残念でした。

Hondurasコーヒー基金
訥々と熱弁!上社長!大阪より!


数字にも明るい金指氏

Hond会初登場、事務局から寺田さん
資料を見ながら熱心に

聴衆 三態

Vol 17 Honduras会 印象記!

事務局勤務8年目にして、初めてHondurasの会に出席し、フォスター・プランとは違
う活動についてお話を伺う貴重な機会になりました。Hondurasは、中米で日本のフォ
スター・ペアレントが最も多いの国。これからもますますネットワークを広げ、
Hondurasについての情報をフォスター・ペアレント方のみならず、幅広く広めていた
だければと思います。きっと高木さんはもういろいろな策を練っておられることで
しょう。事務局としてもできるだけ後方支援をさせていただきます。これかも
Hondurasの子どものために、宜しくお願いします。

日本フォスタープラン事務局 中米担当 寺田 聡子

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