フィリピン ネグロス島 ハワイアンの砂糖きび鉄道 09年3月 蒸気機関車チャーター運転 第1部
SteamLocomotive charter in Hawaiian Philippines Co. Silay City Negros Occ
Philippines 09/3 Vol. 1
今シーズンもハワイアン(Hawaiian Philippines Co.)で蒸気機関車のチャーター運転を行った。蒸気機関車が運転不能になるか私がネグロスに行けなくなるか分らないが可能な限り蒸気機関車のチャーター運転を続けたい。
今回は3月に行ったが、昨年に比べ収穫が早く砂糖きび貨車が少なくなり残念だった。しかし、シーズン終盤なので沿線は見通しが良く広々した景色が見られた。 |
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今回のチャーターは、毎回お馴染みのE.B.Magalona(Sarabia) Line線初め、Alicante Line、Dock Lineで撮影した。このページは、主にE.B.Magalona線の写真です。 |
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@先ずは工場で撮影
私は、昔からの青い塗装が好きなので青の7号機を選択したが、順方向で貨車を引くのはDockラインしかなく選択を誤ったかと思った。
運輸事務所では、シーズンが終わりで貨車が少ないとの話だった。
2009/3 Hawaiian Philippines Co.
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黒の5号機
5号機の方は、殆どのラインで順方向で貨車を牽引できる。
2009/1 Hawaiian Philippines Co. |
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燃料のバガス
砂糖きびの搾りかすを40センチ角の80センチ位に固めた物で重量的には10キロ程度と思うが正確でない。
製糖工場の副産物で材料費はかからない、ただし、カロリーが低く嵩張るのでバガス積載のためにテンダーが大きな容積が必要。
2009/1 Hawaiian Philippines Co. |
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釜炊き
バガスをナイフで10センチ程度に割り釜にくべる。
昔の実際の仕業と違いチャーターなので目一杯くべる訳でない。
バガスの燃焼温度が低いので釜が長持ちするのでしょう。
2009/1 Hawaiian Philippines Co. |
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A工場の裏門付近
工場をバックに単機で走行。
工場の大きな煙突は、バガスを燃料とした蒸機ボイラーと思う。バガスをコンベヤーで運び蒸気を発生させ発電にも利用してる。
2009/1 Hawaiian Philippines Co. |
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BTanza付近
E.B.Magalona線に入る。バガスは煙の色が白いので空と同色で目立たない。後ろが木立だと煙が見える、目一杯煙を出してる様だ。
2009/3 Tanza |
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Cカラバオ(水牛)
この付近では今も重要な輸送手段で沿線に多数飼われてる。
蒸機機関車を怖がり後ずさりするカラバオ。
2009/3 E.B.Magalona Line
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D踏み切り付近
砂糖きび積載貨車を引いて18号機が来た。
この後、写真撮影のため蒸気機関車が順方向で貨車を引ける様入換えて貰う。
2009/3 E.B.Magalona Line |
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E蒸気機関車牽引の砂糖きび列車
心配してたが、先ずは砂糖きび列車の写真が撮れて良かった。 |
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F移動
次の撮影場所にDLを先頭に移動する。
2009/3 E.B.Magalona Line |
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GTanza付近のカーブ
私の好きな撮影場所。本来と逆向きで有り得ない姿だが、格好は付いてる。
2009/3 E.B.Magalona Line |
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H少し工場寄り
煙が今一だが気笛を鳴らしてサービスしてくれた。充分楽しめた。
2009/3 E.B.Magalona Line |
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IAlicante Line
12号牽引のアリカンテ線列車が来たので撮影後工場に戻る。
2009/3 Tanza |
続く
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