ハワイアンの砂糖積出港跡
Hawaiian Philippines Co. ruins a port
フィリピンの製糖会社の多くは、製品の積み出し用の港を自前で持っていた。
現在は道路整備が進んだのでこれらの港は、一部を除き使われなくなった。
ハワイアンの工場は海から約5キロ程内陸部に立地してるので港まで専用の線路を持っていた。
空からの写真

1. Hopper 跡

工場から砂糖(粗糖)をHopper車で運び、ここに降ろしたと思われる。
構造は、推測だがベルトコンベヤーが下に有り、線路は横に伸ばした鉄骨の上に乗ってた。
砂糖は、水に濡らすと溶けるので屋根があったはず。

2004/11

1. Hopper 跡

上の写真から左に向きを変えた写真。
線路と90度向きを変えコンベヤーが船の上に伸びてたと思われる。
海の近くなので鉄骨は潮を被り錆びて溶けてしまうが、かろうじて一部の鉄骨が残ってる。

2004/11

1. 船着場跡

竹の橋から写した船着場。
上流から流れてきた泥で港はすっかり浅くなってしまった。
護岸は、しっかりした工事が行われた様で、完全に残ってる。
コンベヤーは移動出来ない構造なので船が移動しながら砂糖を積み込んだでしょう。

2004/11

2. 竹の橋

上の写真を写した竹の橋

2004/11

3. 終点

現在線路はここまでしか残ってないが、昔はヤードが広がってたと思われる。

2004/5

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