1986年のマニラの鉄道
Manila at 1986
1986年当時のマニラの貴重な写真をS/Nさんから送っていただきました。
有難うございます。このページの写真の著作権はS/Nさんに帰属します。
時代は、ピープルズ革命で、マルコス政権からアキノ政権に変わった頃。
このページの写真は、全てS/Nさんが1986年に撮影した写真です。
なお、S/Nさんのホームページはhttp://homepage3.nifty.com/ferro/です。


1.DUGAPAN

フィリピンの1号機関車。現在タユマンに展示されてるが、この当時はサンチャゴ要塞に展示されてた。現在と違い機関車の姿もしっかりしてる。
1998年10月の「TMS誌」では煙室扉が脱落した写真が掲載されてる。
歴史的な車輌に関わらず鉄道切手シリーズでは、壊れたダグパンでなく別の機関車がダグパンとされてる。
後ろに連結された車輌も歴史的な車輌なのだが。

1986年 S/Nさん撮影


2.改札口

外観は、現在と殆ど変わらないが、現在は、コインやトークンから磁気カードに変わり、2001年の爆弾テロ以来、ガードマンが常に警備し、この様な人が写らない写真を撮影するのは難しい。

1986年 S/Nさん撮影


3.タフト通り

地上から見る駅は、あまり特徴が無く駅名を推測するのは難しい。
単純に現在と比較すると、車の数が極端に少ない。

1986年 S/Nさん撮影


4.キリノ駅

右奥の建物からキリノ駅からの撮影と思われる。
建物の数が少なく道路が閑散としてる。
線路やバラストや架線柱等、新さが残る。

1986年 S/Nさん撮影


5.車輌

真新しい車輌。現在の黄色を主とした塗装と違う。
その他、現在と違うのは、
電車から降りた乗客の数が少ない。
警備のガードマンの姿が無い。

1986年 S/Nさん撮影


6.車輌前面

塗装以外に現在との違いを捜すと。
1.行き先表示がされてる(現在はTESTとSPECIALのみ)
2.運用番号が運転席窓の表示されてる。
3.車輌にバンバー付いてる。
4.冷房が無い。

1986年 S/Nさん撮影

7.PNR 7C-52

PNR北方線列車の客車内。川崎車両か新潟鐵工所、1955年か1960年製のどちらか。
この車輌の掴み棒は、天井まで繋がらず網棚の高さしか無い。
現在と違うのは列車の汚れ位しか見当たらない。乗客の数、雰囲気も変わらない。
1986年当時この列車に乗るのは「非常に危険」と言われたでしょう。
今でも一部では同じですが

1986年 S/Nさん撮影


8.PNR 2542

当時の始発駅Tutuban駅か?
2542の塗装は今と似てるブルーになってる。
機関車の状態は、今より良さそうだ。

1986年 S/Nさん撮影


9.別の客車

こちらの客車は日本車輌製で各地に廃車体が残ってる。
この当時は、車輌の状態は良さそうだ。

1986年 S/Nさん撮影

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