フィリピン国鉄(PNR) カロオカン工場
PNR( Philippines National Railways) Caloocan Plant
鉄道車両は、毎日の点検と走行距離数或いは走行日数で分解点検を行う。カロオカン工場はフィリピン国鉄を安全に運行させるため、大規模な解体点検を行う重要な拠点です。
 2008年8月以前に、この重要な工場に繋がる線路が撤去され、ますます安全運行が危ぶまれる。

このページの写真はMOTOさんと私の写真で作りました。また工場訪問もMOTOさんの協力をいただきました。有難うございます。



無くなってしまった工場に繋がる線

ここは、元々運行休止中のPNR北方線で、Caloocan工場に入場する車両が通る重要な線。しかし、線路は見えず、雑草とゴミに覆われ排水路になってる。
左側の塀の中が工場、右側も車両が留置されてる。

2008/8 MOTOさん


同じ場所

MOTOさんに連れて行っていただいた07年11月の写真。
複線のレールの頭が辛うじて見える。
 重要なレールを撤去するのは、蛸が足を食ってる状態と思いたくなる。

2007/11


工場建屋

工場は大規模で中央に長いトラバーサーを挟み機関車関係の建屋と客車関係の建屋がある。

2005/5


客車

手前の舗装部分はトラバーサーの通路、何両も客車が放置されてる。
お宝車両を期待したが、大した車両は無かった。
左は、日本から無償譲渡された7A2012 元オハ12125と思われる。

2007/11


廃車の機関車

窓ガラスが無く可愛そうな姿を晒してる、GE製2537と2504

2005/5


協三工業のトラバーサー

フィリピンでは、ネグロス島の砂糖きび鉄道やその他鉱山鉄道にも車両を納入してる協三工業製。
その他、工場建屋の天井クレーンも日本メーカー製。

2007/11


工場内

工場内は稼働中の車両に比べ大量の修理待ち車が留置されてる。

2007/11


事故車

2004年11月 13人の死者を出したビコールトレインの事故、車両をを牽引してたGE製920。
台車は貨車用に履き替えられ辛うじて工場に戻ってきた。

2005/5

その他の車両についてはこちらのページから辿ってください。

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