80年代のサンカルロス ミーリング カンパニー
San Carlos Milling Co. 80'S
このページの写真は全て、約20年前白井さんが撮影した貴重な記録です。
サンカルロスはネグロス・オキシデンタルの最東端に位置しセブ島トレドからのフェリーがあります。この辺りは、海岸と山の間が比較的狭く線路は南北に延びていた。
この写真が取られた直後に蒸気機関車は、廃止になりディーゼル機関車に置き変った。
1999年5月操業を停止した模様。最近の様子と地図は、こちらに有ります。
1号機
アメリカ ボールドウィン 1913年製 0−6−0T
可愛いサドルタンク機です。2つ目のライトを備えてる。現在機関庫横で雨ざらしだがペンキ補修は行われてる。
1980年代 白井さん撮影 |
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2号機
当時既に廃車か?テンダーも外されライトも無し。1,2,3号機は同型で最初に購入したと思われる。
1980年代 白井さん撮影 |
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2号機
現在工場の敷地内に保管されてるが大分壊れてる
1980年代 白井さん撮影 |
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3号機
こちらも休車か廃車と思われる。現在3号か4号が工場外で無残な姿を晒してる蔓草で覆われてる。
1980年代 白井さん撮影 |
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5号機
修理中の5号機
1〜4号機とタイプが違う 1926年アメリカ ボールドウィン 0−6−0 現在工場敷地内に保管
1980年代 白井さん撮影 |
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7号機
ドイツ ヘンシェル製 1953年製 0−6−0 製番 25744
フィリピンの製糖工場が発注した最後の新製機と思われる。現在工場入り口の脇に展示中、テンダーは工場外に放置。
1980年代 白井さん撮影 |
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8号機
ドイツ ヘンシェル製 製造年不明 0−6−0 製番 不明 7号機と同型で同時に発注されたと思われる。
現在工場内の5号機と並んで保管中
1980年代 白井さん撮影 |
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機関庫
大きな建物が機関庫 現在この中には多数のディーゼル機関車が保管されてる。
1980年代 白井さん撮影 |
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工場
運ばれて来た砂糖黍貨車はディーゼル機関車に押され急カーブで180度Uターンし奥の工場に入り砂糖黍をホッパーに下ろす。DL13号機は、上の機関庫で保管中。
1980年代 白井さん撮影 |
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キャブ
圧力計、水面計、スロットル、ブレーキ、その他
1980年代 白井さん撮影 |
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キャブ
添乗中か?カメラがブレてる。この狭い中に機関士、釜焚き、バガス運び、バガスほぐし、ポイント切り替えが乗る。この中は常夏の国で釜が近く灼熱地獄である。
1980年代 白井さん撮影 |
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このページの写真は全て白井さんの撮影です。有難う御座います。
このページの写真の著作権は全て白井さんに帰属します。
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