昭和32年に日本昆虫学会で国蝶に決まったオオムラサキの観察を目的に設立された自然教育施設である。水田、農場、里山、水生生物沼、自然観察林、トンボ湿性観察沼、水生昆虫池、メダカ観察池、オオムラサキ観察木、ホタル水路など広い野外施設を整えた公園になっている。
この公園内の一角にオオムラサキセンター、森林科学館、オオムラサキ生態観察施設がある。こちらは有料になっている。
オオムラサキ自然公園入口 オオムラサキセンター
オオムラサキセンターには八ヶ岳南麓の地形とそこに住む動物や昆虫・・長坂町の雑木林の四季・雑木林の地中に暮らす生き物の様子・東アジアの蝶・オオムラサキのしくみ・オオロラサキの飛翔のしくみ・日本各地のオオムラサキ・日本各地の蝶や世界の蝶などの展示がある。
オオムラサキ生態観察施設 生態観察施設内を飛んでいるオオムラサキ
併設の「森林科学館」では、オオムラサキの住む里山をよく知るために、里山が育まれてきた歴史や生態系について学ぶことができるような展示物が整えてある。また、工作教室・廊下部分を利用したギャラリーがあり、木工作品を作ったり、企画展などが催される。
オオムラサキセンターに隣接する面積1,400uの生態観察施設(びばりうむ長坂)は鉄骨と網で作られていて、その中では生きているオオムラサキを一年を通して自然とほぼ同じ姿で観察できます。
公園内にあるツリーハウス
所在地 山梨県北杜市長坂町富岡2812
(JR中央線日野春駅下車 徒歩10分)
пD0551−32−6648
開館時間 午前9時 〜 午後5時(最終入館 午後4時30分)
休館日 毎週月曜日/休日の翌日
(月曜日が祝日の場合はその翌日)
年末年始(12/28 〜 1/4)
入館料 大人 400円(団体割引 20人以上 300円)
小中学生 200円(団体割引 20人以上
150円)