花パーク フィオーレ小淵沢と昆虫美術館
フィオーレ小淵沢

フィオーレ小淵沢エントランスゲート ムシトリナデシコとルピナス
2000年4月29日「みどりの日」に開園した小淵沢の花パーク フィオーレ小淵沢は標高1000mの高原に500種・50万株の高原の花々が広さ16 haの園内に配置され、真冬を除いて四季折々の花が楽しめる。フィオーレとはイタリア語で花という意味だそうである。
園内には展望台・体験工房・ショップ・レストラン・子供の広場(簡単なフィールドアスレチック)があり、今年(2001年)昆虫美術館が新設された。展望台では花いっぱいの園内と富士山・南アルプス・八ヶ岳の山並みの景観が楽しめる360゜の大バノラマである。体験工房では寄せ植え・ドライフラワー・押し花などの体験ができ、ショップでは花の鉢植・苗・ドライフラワー・ハーブティー・山梨県の名産品などを販売している。レストランは軽食と喫茶で公園を散策した後の休憩として利用するとよい。

ボーダーガーデン 日向ぼっこのツバメの赤ちゃん ルピナスの群落
こぶちざわ昆虫美術館
世界的に有名なコレクター、塚田悦造氏が約30年かけて収集したおよそ10,000ケースの中から、蝶蛾を中心に600〜700ケースが常時展示されている。世界最大級のトリバネチョウなどの珍しい蝶から、八ヶ岳周辺で見られる昆虫群、世界の珍しいカブトムシ、クワガタなどの甲虫、カマキリ、バッタ、トンボなど約3,000〜3,500種、13,000〜15,000匹の昆虫を見ることができる。また、ヒカルゲンジナズマやマボロシジャノメ等の新種も展示されている。羽の裏の模様がフクロウにそっくりの蝶もあり、昆虫の色々な擬態も解説されている。階段の踊り場壁面いっぱいに展示されたアマゾン地方に棲息するメラネウスモルフォチョウ108ケース1728匹がかもし出すブルーファンタジーの美しさは圧巻である。
世界最大のヘラクレスオオカブトやネブチューンオオカブト、オオクワガタやキバナガノコギリクワガタなど生きた甲虫も観察する事ができ、係員に言えば触れることもできる。
(JR中央線「小淵沢」駅下車、徒歩15分 Tel.0551-36-6611)
花パーク・フィオーレ小渕沢HP
http://fiore-k.com/